メディシンボールの紹介をします。
メディシンボールは、重量のあるボール(水泳部は3kg)を使用して行うトレーニングです。
このトレーニングは、全身の連動性を高めることや神経の働きを向上させる効果があります。
体幹の強化や瞬発力を向上させるために有効なトレーニングです。
ウェイトトレーニングでは筋肥大を目的として筋肉を各部位ごとに強化しますが、メディシンボールでは全身の働きを重視しています。
そのため、動きとしては「正確に、素早く」動かすことが必要となります。
種目のバリエーションも豊富で、投げる動作を中心としてジャンプする動作なども含まれます。
メディシンボールのトレーニングは、週1回、10階のオープンスペースを利用して行っています。
基本的に二人一組で行います。
BS朝日のスポーツクロスでも取り上げられたトレーニングです。
水泳の面では、スタートの改善やスピード能力の向上に役立っています。
メディシンボールのトレーニングをやっていると、いわゆる「運動神経」がわかります。
泳ぐのが速くても、陸上でボールを投げる動作や跳ぶ動作が苦手な選手がいます。
普段は見られないような一面を見られるのもメディシンボールの特色といえます。
冬場は室内でのトレーニングが増えますが、たまには外の風を感じながら行う練習も気分転換になるものです。
といっても、本校の場合は10階のトレーニング場なので結構な強風ですが…。
竹村知洋