昨日、収納のことに触れたついでに、思い出したこと。
随分前に読んだ本の中に、
『住宅の収納スペースは延床面積の6分の1が目安』と書かれていました。
根拠は不明ですが、経験上、意外と遠くない数字じゃないかな・・・と。
6帖間に1間巾の押入れが一つとイメージとすれば、
ご夫婦の寝室や子供部屋、和室などはクリアできているはずですけど、
住宅全体の面積の6分の1となるとどうでしょう?
玄関、廊下、お風呂、WC、洗面所、そして、リビング。
延床面積全体で考えると、充分でない住宅が多いかも。
だからでしょうか、新築でもリフォームでも計画の段階で、
『収納スペースをたくさん確保して』と言う要望が多いこと。
割合は別として、理想としては個室の収納スペースの他に、
各フロアに2帖程度の納戸を設けるとかなりスッキリ暮らせるかと思います。
とは言いつつ・・・、そういうスペースもドンドン突っ込んでと中々片付けられない、
悪循環もあるので要注意です。(←これは、私のことです
片付け方は人それぞれ個性があるし、持っているものも違います。
大事なことは、それをきちんと見極めて、計画していくことだと思います。
ふるとちかこ建築設計室http://www.c-fulltone.e-arc.jp/