写真は奇跡の一本松、・・・希望の松だそうです。
http://sfc.jp/information/news/2011/2011-12-14.html
急な要請があって、陸前高田へ行ってきました。
大震災の津波により流された、岩手県指定の文化財・吉田家。
かつて庄屋住宅だったのだそうです。
その拾い集められた部材を、洗浄し、採寸すると言う、
復元に向けての作業をお手伝いしてきました。
今までスタッフとして活動してきた方が、今回は行けなくなり、そのピンチヒッター。
ボランティアの方の人数が行ってからでないと分からないとの事でしたが、
想像以上に多くの方が参加されて、お天気に恵まれた事もあって、かなり捗ったとの事でした。
ちょこっと作業風景をご紹介。
手前は採寸済みの部材で、今日は奥の部材を採寸。
↑ こんな大きい部材は10人がかりで移動。
↑ 高圧洗浄機で、きれいにします。
私がお手伝いしたのは、きれいななった部材の採寸と状態確認、写真に収める作業。
そして何に使われていた材か推定です。
洗浄している写真の大きな材は明らかに「梁」ですが、
細い材は現在の材料とはちょっと様子が違うので、かなり悩ましいのであります。
神奈川県から来られていた10名ほどの皆さんは、昨夜発ってきて、今朝着いて、
作業して、温泉に入って、戻り、明日は普通にお仕事なのだそうです。
簡単に書いてしまいましたが、どう?
・・・想像するだけで、首を横に振っている私。
記録係として、私のアシスタントをしてくれた一戸から来たと言う女子。
ほぼ毎週ボランティアに参加しているそう。
爪の垢を頂いてくるのでありました・・・。
皆さんの思いは「早く復元が出来るといいね。」
ちょっとクッタッとしてますが、とっても爽快な気分です。
@ふると