建築士会の女性委員会・東北ブロック会で企画された、
岩手県の被災地視察に行ってきました。
東北各地から女性建築士が50名ほど一ノ関に集合して、
その後大型バスに乗り込んで、大船渡から陸前高田へ。
一度に書くのはちと長くなってしまうので、2~3回に分けてブログに掲載します。
順番は逆になってしまうのだけど、陸前高田の様子。
昨年、岩手県文化財「吉田家」の保存活動のため3回お邪魔して、
ちょうど一年前に訪れた時の記憶からは、かなり景色が変化していました。
昨年は9月には瓦礫はかなり撤去されていましたけど、
被災した建物がまだ痛々しい状態で残っていました。
今はそれらがほとんど取り壊されて、
残っているのは震災遺構として保存されるものが数えるくらい。
所々に未だ撤去されない瓦礫が残っていましたが、
ここが大津波に襲われて、たくさんの命が失われたことは想像できないくらいに
スッキリとした状態でした。
ダンプが列をなして走っていて、重機が盛り土をしていることが、
街づくりが一歩ずつ進んでいることなのだと思ってきました。
重機の数もかなりあったのですが、広大すぎて想像すると気が遠くなる・・・。
縁あって四度も伺ったところなので、
また機会を見つけて訪ねてみたいと思います。
車窓からの写真なので、よく撮れていないけど・・・。
↑ 米沢商会。赤いラインまで波が来たのだそう。
↑ 黄色いのが重機