川柳の「平番」8月号が届きました。
私と長女と長男が投句しています。
8月号に掲載された川柳を紹介いたします。
<近詠 淡路 獏眠 選>
「ゆっくりと歩幅を合わす散歩道」 ママ
コメント この句を読むと、普通は「高齢者に合わせて歩調を合わす」と受け取られることだろう。しかし、作者は、保育士の立場から読まれていることは、他の掲載句を読んでもらうと分かることだ。作者は幼少児と連れ添って散歩しているから、幼少児のペースに合わせて散歩している優しさ溢れる句なのだ。
「子どもはね親におこられ腹が立つ」 長男
コメント お父さんお母さんから怒られた時に作ったのかな。でも、親が子を叱るのは、子どもが憎いからではなく、かわいいから怒るんだよ。きっと、大人になると親の気持ちが分かる日が来ると思うよ。
「川柳で期待されるとプレッシャー」 長女
コメント プレッシャーを掛けてごめんね。でも、Hさんの句は素晴らしいと思うからついつい口に出てしまいます。たぶん、中学・高校とこれから進学すると、川柳が役に立つと思うよ。例えば、国語の試験でも、「作者の気持ちを200字以内で書きなさい」という文章で答える問題が増えてくるけど、川柳をやっていると簡潔な文章が書けるようになると思うよ。
<課題吟 「生(なま)」 田岡 弘 選>
「食べ物は生だとむりだ食べれない」 長男
「お父さん特別な時生ビール」 長女
「生意気な自分を捨てて輪に入る」 ママ
<私の好きな句 吉岡 よしこ 推薦>
「愛おしくルンバ眺めて行く仕事」 ママ
「すべりだい手すりもったらこげちゃった」 長男
「コルセット仕事のための命綱」 長女
<宿題 「たっぷり」 若山 宗彦 選>
「しょうちゅうをたっぷりのんでさけくさい」 長男
「ありがとうたっぷりほめられなるてんぐ」 長女
「たっぷりとイチゴをのせるママケーキ」 ママ
<宿題 「電気」 淡路 獏眠 選>
「くらやみはかい中電とうつけとくよ」 長男
「暗やみで電気つけたら目がくさる」 長女
「昼寝までカウントダウン消す電気」 ママ
毎月、締め切りギリギリで川柳を考えるので、寝る前長女を追い込むようになっていました。
そんな時、長女は「川柳を寝る前考え寝不足に」という川柳を作りました。
川柳で心が分かることもあります。
長男がお父さんに怒られた日の夜、「何か川柳浮かんだ?」と聞くと怒られた気持ちを川柳にしました。
つらい気持ちを川柳にすることで、親も子どもの気持ちに気付き、共有することができるような気がします。
長女は思春期に入ります。
川柳で気持ちをあらわすことは長女にとっては少しはずかしいという気持ちもあるようで、長男がスラスラと句を作る姿を見ていて「よくそんなことを句にできるね」と言うことがあります。
でも、日記に書くより川柳で表現できると気持ちもすっきりして、みんなにもそんな気持ちが分かってもらえるととても楽になります。
私は最近川柳を作ることで気持ちが軽くなってきました。
忙しいからこそそのことを川柳で表現してみようと思うようになりました。
その時のことを川柳で記録していくといい思い出になる気がしています。
私と長女と長男が投句しています。
8月号に掲載された川柳を紹介いたします。
<近詠 淡路 獏眠 選>
「ゆっくりと歩幅を合わす散歩道」 ママ
コメント この句を読むと、普通は「高齢者に合わせて歩調を合わす」と受け取られることだろう。しかし、作者は、保育士の立場から読まれていることは、他の掲載句を読んでもらうと分かることだ。作者は幼少児と連れ添って散歩しているから、幼少児のペースに合わせて散歩している優しさ溢れる句なのだ。
「子どもはね親におこられ腹が立つ」 長男
コメント お父さんお母さんから怒られた時に作ったのかな。でも、親が子を叱るのは、子どもが憎いからではなく、かわいいから怒るんだよ。きっと、大人になると親の気持ちが分かる日が来ると思うよ。
「川柳で期待されるとプレッシャー」 長女
コメント プレッシャーを掛けてごめんね。でも、Hさんの句は素晴らしいと思うからついつい口に出てしまいます。たぶん、中学・高校とこれから進学すると、川柳が役に立つと思うよ。例えば、国語の試験でも、「作者の気持ちを200字以内で書きなさい」という文章で答える問題が増えてくるけど、川柳をやっていると簡潔な文章が書けるようになると思うよ。
<課題吟 「生(なま)」 田岡 弘 選>
「食べ物は生だとむりだ食べれない」 長男
「お父さん特別な時生ビール」 長女
「生意気な自分を捨てて輪に入る」 ママ
<私の好きな句 吉岡 よしこ 推薦>
「愛おしくルンバ眺めて行く仕事」 ママ
「すべりだい手すりもったらこげちゃった」 長男
「コルセット仕事のための命綱」 長女
<宿題 「たっぷり」 若山 宗彦 選>
「しょうちゅうをたっぷりのんでさけくさい」 長男
「ありがとうたっぷりほめられなるてんぐ」 長女
「たっぷりとイチゴをのせるママケーキ」 ママ
<宿題 「電気」 淡路 獏眠 選>
「くらやみはかい中電とうつけとくよ」 長男
「暗やみで電気つけたら目がくさる」 長女
「昼寝までカウントダウン消す電気」 ママ
毎月、締め切りギリギリで川柳を考えるので、寝る前長女を追い込むようになっていました。
そんな時、長女は「川柳を寝る前考え寝不足に」という川柳を作りました。
川柳で心が分かることもあります。
長男がお父さんに怒られた日の夜、「何か川柳浮かんだ?」と聞くと怒られた気持ちを川柳にしました。
つらい気持ちを川柳にすることで、親も子どもの気持ちに気付き、共有することができるような気がします。
長女は思春期に入ります。
川柳で気持ちをあらわすことは長女にとっては少しはずかしいという気持ちもあるようで、長男がスラスラと句を作る姿を見ていて「よくそんなことを句にできるね」と言うことがあります。
でも、日記に書くより川柳で表現できると気持ちもすっきりして、みんなにもそんな気持ちが分かってもらえるととても楽になります。
私は最近川柳を作ることで気持ちが軽くなってきました。
忙しいからこそそのことを川柳で表現してみようと思うようになりました。
その時のことを川柳で記録していくといい思い出になる気がしています。