来年の十日市も竹籐の前でたこ焼きを焼く事にしました。
このブログを始めて、最初の頃のタイトルが『十日市(初市)』『たこ焼き』だったのでブログも1年になります。
たこ焼きは、来年で3年目です。
もちろん今年も生地だけは、徹底的にこだわります!!
「国産薄力粉」「自家製だし(かつお、こんぶ)」「自家製天かす」「自家製紅しょうが(梅酢漬け)」
他のお店は、ミックス粉と市販の天かす、紅しょうがを使用しているのが当たり前ののですが、手作りのだし、手作りの天かす、と一味違います。そして、今年5月に仕込んだ梅酢漬けの紅しょうががすごく味を引き立ててくれるのです。この紅しょうがは、普通は家庭で作らなければ食べることができない珍しいもので市販品にはない香りとおいしさがあります。素材ひとつひとつがそのまま味わっても美味しいもので作っています。
正直なところ、作業、価格の問題からソースや蛸まではこだわりきれませんが…。
(昨年は国内産のたこにこだわったのですが、仕込み時間も大変で国内産のほとんどは水たこなのでたこ焼きには真だこの方が美味しいということになりました。国内産でたこにもこだわりすぎるとたこ焼き一粒100円いただかないと間に合わなくなってしまいますので、今年ははたこ焼き用のたこを業者さんに注文しておきました。)
レシピもオリジナルで以前、お菓子教室でたこ焼きを実習した時には、かなり好評で思わず、小さなブームを巻き起こしてしまったかと思うくらいに、家でたこ焼きにはまってしまった生徒さんの話をよく聞きました。
去年のブログにも書きましたが、専門学校時代に大阪で1年間バイトでたこ焼きを焼いていたので焼き方にも結構自信があります(*^^*)
3年前、竹籐(実家のお店)で十日市に欠かせなかった、会津だるま、五郎衛兵の市飴を作る人がいなくなってきた事から、竹籐で販売していた縁起物の品揃えがさびしくなったので、たこ焼きの販売を私が始めました。
本来は焼き菓子を販売しようと保健所に連絡したところ、飲食の営業許可のない施設での製造は禁止されていると言う事で、お菓子の販売を諦めました。お好み焼き、たこ焼きはその場で作ってその場で食べてもらうという理由で規定がゆるいらしく、一日だけの販売ならと言う事で簡単な指導を受け、許可をいただくことができたのです。
もともと、保健所の許可がある専用の調理場がないとお菓子は販売できないのは知っていたのですが、一日だけなら許可もでるかな…と思ったら無理でした。お菓子教室専用のキッチンも家庭用の台所でも福島県では一切許可はもらえません。(都道府県によって違います)。
本来なら、たこ焼きの仕込みも専用の調理場でないと許可がおりないらしいのですが、お菓子教室用の専用キッチンがお正月休みでしばらく使用していないということで、一日だけなんとか許可を取る事ができたのです。
販売する場所が十日市のメインの通りからちょっと外れた「一之町通り」(郵便局会津若松支店から東方向に2軒隣です。)なので、昔から竹籐に縁起物を買ってくださっていた方や通りがかりの人がたこ焼きを買ってくださる程度ですが、何処よりも美味しかったから、また来年も売ってね!!という声をたくさん聞くことができたので、また来年1月10日に販売する事にしました。
十日市に来る方はよかったら、私のたこ焼きも買いに来てください。1パック8粒入りで400円で販売します。