お菓子教室Cakes&Tea(ケーキ&ティー) わかこのお菓子な生活


福島県会津若松市にある洋菓子、パン、和菓子の教室です。

十日市にたこ焼き販売します!!

2007-12-29 | 十日市

 来年の十日市も竹籐の前でたこ焼きを焼く事にしました。

このブログを始めて、最初の頃のタイトルが『十日市(初市)』『たこ焼き』だったのでブログも1年になります。

 たこ焼きは、来年で3年目です。

もちろん今年も生地だけは、徹底的にこだわります!!

「国産薄力粉」「自家製だし(かつお、こんぶ)」「自家製天かす」「自家製紅しょうが(梅酢漬け)」

 他のお店は、ミックス粉と市販の天かす、紅しょうがを使用しているのが当たり前ののですが、手作りのだし、手作りの天かす、と一味違います。そして、今年5月に仕込んだ梅酢漬けの紅しょうががすごく味を引き立ててくれるのです。この紅しょうがは、普通は家庭で作らなければ食べることができない珍しいもので市販品にはない香りとおいしさがあります。素材ひとつひとつがそのまま味わっても美味しいもので作っています。

 正直なところ、作業、価格の問題からソースや蛸まではこだわりきれませんが…。

(昨年は国内産のたこにこだわったのですが、仕込み時間も大変で国内産のほとんどは水たこなのでたこ焼きには真だこの方が美味しいということになりました。国内産でたこにもこだわりすぎるとたこ焼き一粒100円いただかないと間に合わなくなってしまいますので、今年ははたこ焼き用のたこを業者さんに注文しておきました。) 

 レシピもオリジナルで以前、お菓子教室でたこ焼きを実習した時には、かなり好評で思わず、小さなブームを巻き起こしてしまったかと思うくらいに、家でたこ焼きにはまってしまった生徒さんの話をよく聞きました。

 去年のブログにも書きましたが、専門学校時代に大阪で1年間バイトでたこ焼きを焼いていたので焼き方にも結構自信があります(*^^*)

 3年前、竹籐(実家のお店)で十日市に欠かせなかった、会津だるま、五郎衛兵の市飴を作る人がいなくなってきた事から、竹籐で販売していた縁起物の品揃えがさびしくなったので、たこ焼きの販売を私が始めました。

 本来は焼き菓子を販売しようと保健所に連絡したところ、飲食の営業許可のない施設での製造は禁止されていると言う事で、お菓子の販売を諦めました。お好み焼き、たこ焼きはその場で作ってその場で食べてもらうという理由で規定がゆるいらしく、一日だけの販売ならと言う事で簡単な指導を受け、許可をいただくことができたのです。

 もともと、保健所の許可がある専用の調理場がないとお菓子は販売できないのは知っていたのですが、一日だけなら許可もでるかな…と思ったら無理でした。お菓子教室専用のキッチンも家庭用の台所でも福島県では一切許可はもらえません。(都道府県によって違います)。

 本来なら、たこ焼きの仕込みも専用の調理場でないと許可がおりないらしいのですが、お菓子教室用の専用キッチンがお正月休みでしばらく使用していないということで、一日だけなんとか許可を取る事ができたのです。

 販売する場所が十日市のメインの通りからちょっと外れた「一之町通り」(郵便局会津若松支店から東方向に2軒隣です。)なので、昔から竹籐に縁起物を買ってくださっていた方や通りがかりの人がたこ焼きを買ってくださる程度ですが、何処よりも美味しかったから、また来年も売ってね!!という声をたくさん聞くことができたので、また来年1月10日に販売する事にしました。

 十日市に来る方はよかったら、私のたこ焼きも買いに来てください。1パック8粒入りで400円で販売します。


たこ焼き

2007-01-12 | 十日市

Ts270162_1  十日市も無事終わり、新年最初の教室も昨日から始まりました。

 十日市のたこ焼き販売を始めて2年目で、去年は材料があまって利益なかったのに対して今年は、用意した材料をほぼ使いきり、去年の1.5倍売ることができました。

 よく考えると、大変な思いをしながら準備したわりには、たこ焼きって利益がないみたいです(^^;

 でも、「去年買っておいしかったからまた来たました。」とか「ここの食べたら他で買えないよ」

という声がとても多かったのがなにより嬉しかったです。

 そして、びっくりしたのが「ブログを見て買いにきました」という生徒さん

ブログに書いたものの、始めたばかりのブログをみて買いに来てくださって嬉しかったです。本当にありがとうございます。

 今年こそ、販売している写真を撮ろう。と思っていたのに忙しさのあまり、すっかり忘れてしまいました。とりあえず去年、ほぼ片付け終わってから撮った写真を載せてみました。

 

 

 


十日市(初市)

2007-01-08 | 十日市

Photo_6  毎年、1月10日は会津若松市の十日市(初市)です。

 私の実家である竹籐では、毎年会津の縁起物である起き上がり小法師、風車、初音などを売ります。

 一昨年まではこのほかに、会津に古くから伝わる会津だるま、五郎衛兵の市飴なども売っていましたが、相次いで生産をやめてしまいました。

 会津だるまは、竹籐の他は五十嵐民芸に直接行ってしか買うことのできない貴重なものでしたし、800年伝わってきた五郎衛兵の市飴を目的で竹籐に来てくれる方も多くいらっしゃいました。

 時代の流れで会津の縁起物までも姿を消してしまいました。

 更に今年は、会津で一番古くから伝わる、山田民芸の起き上がり小法師、会津風車も数が足りないという最悪の事態です。

 とりあえず、竹籐は風車を父も作っているので数は間に合いそうです。起き上がりもなんとか山田民芸から買うことができたので安心です。

 実は、昨年、会津出身である民主党の渡部恒三氏が、党幹部に起き上がり小法師を贈ったことで有名になり、全国から注文がきたらしいのです。(そういえば、昨日の新春ドラマ『白虎隊』にもでてました!)

 それで、今年は起き上がりだけでなく風車も間に合わなくなってしまったようです。

 もちろん、作っているのは、山田民芸だけではないのですが長年見てきた縁起物からすると、ちょっと形が悪いような気もしますし、デザインが違うのも縁起物としては考えてしまうものがあります。

 でも、もっと納得できないのは中国産のもの会津各地の初市で多く出回るようになってきました。「他の店では、もっと安かった」とよく言われますがそれは、輸入品なんです。

 そんなことで、どんな十日市になるかわかりませんがもし、ブログを見てくださっていたら会津の縁起物を是非買いに来て下さい。

 そして、今年も私は、竹籐前でたこ焼きを販売します!!

専門学校時代、大阪でたこ焼き屋のバイトしていました。

ミックス粉などは使用せず『国産小麦粉』と『自家製だし』にこだわりました。天かす、紅しょうが(梅酢漬け)も添加物なしの自家製です。新しい電気のたこ焼き器を購入して今年からジャンボたこ焼きになりました。

絶対おすすめです!v(^-^)v