お菓子教室Cakes&Tea(ケーキ&ティー) わかこのお菓子な生活


福島県会津若松市にある洋菓子、パン、和菓子の教室です。

5月の基本コース(シュークリーム)

2018-05-01 | 和菓子コースメニュー

Syou5月の基本コースのメニューは、シュークリーム&ホワイトマドレーヌ。

「シュークリームは 難しそう」と、思っている方が多いようですが、けして難しくはありません。

コツさえつかめば、材料もシンプルですし、とっても簡単です。

私は、辻製菓専門学校で1年間お菓子を習ってきましたが、1学期のほとんどがシュークリームの実習で、1年間でいろいろなお菓子を覚える事ができるのかと思ってしまうほどでした。今思うと、シュークリームこそがお菓子の基本、道具の使い方の基礎なども詰まった、最高のお菓子だったんだな。と思います。

本を見て作っても膨らむ場合と膨らまない場合があります。せっかく作ったのに膨らまなくてあきらめてしまったという方も多くいらっしゃいます。

何故、膨らむのか?どうして膨らまなかったのか?シュー生地の作り方のいくつかのポイント逃さなければ、ちゃんと膨らんでくれます。

教室では、そのいくつかのポイントを一度習うと忘れないように科学的に詳しく説明していきますので、家でも失敗なく手軽に作れるようになります。

でも、シュー生地は 簡単なのですが、カスタードクリームも作ろうと思うとちょっとひと手間なんてときは、シュー生地は塩味なので、お惣菜にも良く合います。

サラダなんかをはさんで食べてもOK。パン感覚でいろいろサンドするとパーティーみたいでおしゃれになります。やっぱり、おやつにってな方は、生クリームにあんを混ぜたり、ジャムなどを混ぜたりしてもいいかも。

シュー生地って、作りなれればとっても簡単なので、手軽に作れるようになると思います。

以前、「中学生の娘が本を見てシューを作ると膨らむのに、同じ本を見て私は、何度作っても膨らまないんです。」とか、「いつも膨らんでいたのに、一度だけ膨らまなかった事があって、その時何故膨らまなかったのかがわからないんです。」なんて方がいらっしゃいました。

そんな疑問も一度 受講されると解決できまちゃいます。

基本コースのシュー生地は、特別な事をしません。

本当にシンプル。だからこそ美味しい基本のレシピです。

カスタードクリームも家庭で作ると、粉臭かったり固まりが悪かったり…って事があります。

カスタードクリームもコツさえつかめば、手作りだからこその本当の美味しさを味わえます。

こちらも、失敗しないポイントをわかりやすく説明していきます。

バニラビーンズ入りのカスタードクリームと生クリームも混ぜたクリームをシュー生地に詰めていくのですが、クリームの美味しさとシュー生地との相性に皆さん感激してくださいます。

香料を使わない素材の本当の美味しさを知ってこそ、手作りの美味しさなのです。バニラバーンズがなくてもとっても美味しいクリームです。

香料を使うと、せっかく手作りしてもスーパーで買った加工された安い材料で作ってあるお菓子と変わらなくなってしまうので、香料を使わないお菓子作りをおすすめしています。

実は、シューのカスタードクリームは、最初の7年(平成18年)までに習っていただいた方を配合が変わりました。18年度までは、基本コースにミルフィーユの講習があって、2回カスタードクリームを実習していたので、シューのときは、あっさりカスタード。ミルフィーユの時はコクのあるカスタードクリームと配合を変えていました。

19年度から、基本コースからミルフィーユがなくなり、アップルパイに変わったことで、カスタードクリームが1回になったので、シューにコクのあるカスタードを組み合わせることにしました。

あっさりもいいけど、やっぱりコクのあるカスタードクリームは、最高に美味しいので…。

是非、本物の味を味わってくださいね

 ホワイトマドレーヌは、聞いたことがないと思います。

聞いたことがなくて当たり前。だって、私が名づけたオリジナルのマドレーヌだからです。

カスタードクリームやババロアを作ると、卵白が残ってしまいます。

そんな卵白の簡単活用法として、考えた、驚くほど簡単なメニューです。

6月の基本コースでもマドレーヌを作りますが、また違った美味しさがあって、ホワイトマドレーヌの方が大好きって方が多くいらっしゃいます。卵白が余ったときは、是非作っていただきたいとにかく簡単で、美味しい人気のメニューです。

シューは、1人(1組)8個ずつ作ります。大きさは、作り方やオーブンの癖やによってさまざま、直径6㎝くらい~8㎝くらいの大きさに仕上がります。

シューは、重ねてお持ち帰りもできますが、見本分けて行くので、お持ち帰りもたくさんです。

1人(1組)の場合

シュークリーム8ヶ、ホワイトマドレーヌ1回分(小12ヶ又は、大6ヶ)

2人(2組)の場合

シュークリーム8ヶ、ホワイトマドレーヌ1/2回分(小6ヶ又は、大3ヶ)

3人(3組)の場合

シュークリーム11ヶ、ホワイトマドレーヌ1/3回分(小4ヶ又は、大2ヶ)

4人(4組)の場合

シュークリーム10ヶ、ホワイトマドレーヌ1/4回分(小3ヶ)

5人(5組)の場合

シュークリーム9ヶ、ホワイトマドレーヌ(小2ヶ又は、大1ヶ)

6人(6組)の場合

シュークリーム9ヶ、ホワイトマドレーヌ1/6回分(小2ヶ又は、大1ヶ)

ホワイトマドレーヌの分は、袋をお渡しします。

 

シュークリームの箱は、8号タイプ(24×18×8.5㎝)100円ショップの密封容器だと、4ℓタイプがおすすめですが、重ねても大丈夫なので7号タイプ(21×15×8.5㎝)100円ショップの密封容器だと、3ℓタイプでもなんとか大丈夫ですがシューが9個以上の場合は、一回り小さい容器が合った方がいいかもしれません。

マドレーヌの方は、ご希望によってはシリコン型でいろいろな形を使ってみようかなと思っています。

 

5月の和菓子は、ほんものそっくり青梅&くるみゆべし

2018-05-01 | 和菓子コースメニュー

5月の和菓子コースは、ゴールデンウィーク真 っ最中。

ゴールデンウィーク中も通常どおり、教室を実施します。

都合の悪い方は、早めに4週目、5週目にご予約ください。

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PhotoPhoto_2メニューは、外郎(ういろう)生地で作る上生菓子3種とくるみゆべしです。

ういろうと言ったら、名古屋が有名ですが、ういろうは、嫌いという方も多くいらっしゃいます。

でも、ここで実習するういろう生地は、とっても簡単であん入りなのでおいしく、しかも5日たっても固くならずにに柔らかい私の大好きな和菓子です。

型に流すういろうと配合も全く違うのでういろうが苦手な方にも、美味しいと喜んでいただける大人気のメニューなのです。

 青梅は、大きさも色も本物と同じなので、人をだませちゃうほどそっくりに作れます。

他にも、簡単で美味しい、いちょうと くるみ餅(あけび)も作ります。

上生菓子と言ったら本来は、着色料を何色も重ねて本来の色に近づけていくものですがこの講習では、一切着色料は使いません。身近な自然の色だけを使います。

 この外郎生地で作った、青梅、くるみ餅は私の定番中の定番。とにかく手軽なのに、人から喜ばれて、驚かれる。

 この青梅をあげると、みんな最初は本物の青梅だと勘違いするんです。

レシピも他にはないオリジナルの作りやすい配合です。

 実は、この青梅、くるみ餅こそが私のお菓子教室講師デビュー作。

専門学校を卒業して、お菓子屋さんに就職した年に茶道を習っている方々から講習の依頼を受け、講習したのが最初でした。

この講習がなかったら、今の私がいなかったかもってくらい思い出深いメニューです。

 そのときに専門学校で使った材料が会津では、なかなか手に入らないことに気付き、何処のスーパーでも手に入る材料で家庭的に簡単に作ることを思いついたのです。

 …と言っても、青梅だけはスーパーで売っていない白あんを使います。教室だといつでもお分けできますが、ないときは、あずきあんは もちろん、じゃが芋あんやさつまいもあん、かぼちゃあんでもいいかも。今月の応用コースのモンブラン用のみるくクリームを固めに仕上げれば、美味しい青梅が作れそうです

実習予定にはないですが、9月のみるくまんじゅうの時に、みるくあん、さつまいもあんのほかにじゃが芋を使った、みるくあんも実習しようかと思っています。

 くるみ餅(あけび)は、シンプルですが、一番簡単なのに一番美味しい、人気のメニューで粒あんを使うし、色も変えなくていいのでとにかく簡単に作れます。外郎の上生菓子を2種類を詰め合わせて人に持って行きたい。と言うにも、簡単で美味しく外せないメニューになると思います。

 いちょうは、色と包み方を変えれば、いろいろな名前の上生菓子にアレンジできるバリエーション豊富で失敗のない簡単な包み方です。 とにかく、とにかくこのういろう生地を使った和菓子は本当に私の思い出がたくさん詰まった、私の定番メニューでもあり、過去に何度も実習した教室の人気メニューです。今回の3種類の他にも上生菓子として、いろいろなバリエーションがありますが、今年度は私の一番お気に入りで3種類あっても作りやすいものを選びました。

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くるみゆべしは、習ってみたいと言う方多くいらっしゃいますが、こんなに簡単ですみませんってくらい簡単でに作れちゃいます。

教室で実習するレシピは、会津風のくるみゆべし。

よく家庭で作られている、くるみゆべしより食感にもこだわっています。

今まで実習してくるみゆべしをちょっとだけ配合を変えて、今回は風味にもこだわってみようと思っています。

ういろうは、1人6個づつ3種類=18個 の他に見本でも18個作ります。ゆべしは、みんなで13.5×15くらいの型に作り人数に合わせて切り分けます。

つまり、例えばその日の人数が3人の時、外郎だけで24個もありますよ。