5月の基本コースのメニューは、シュークリーム&ホワイトマドレーヌ。
「シュークリームは 難しそう」と、思っている方が多いようですが、けして難しくはありません。
コツさえつかめば、材料もシンプルですし、とっても簡単です。
私が通った辻製菓専門学校は、1年だけだったのですが1学期のほとんどがシュークリームの実習で、シューばかりやっていて、1年間でいろいろなお菓子を覚える事ができるのかと思ってしまうほどでした。今思うと、シュークリームこそがお菓子の基本、道具の使い方の基礎なども詰まった、これからお菓子を習う生徒さん達が最初に習うのに適した最高のお菓子だったんだな。と思います。
本を見て作っても膨らむ場合と膨らまない場合があります。せっかく作ったのに膨らまなくてあきらめてしまったという方も多くいらっしゃいます。
何故、膨らむのか?どうして膨らまなかったのか?シュー生地の作り方のいくつかのポイント逃さなければ、ちゃんと膨らんでくれます。
教室では、そのいくつかのポイントを一度習うと忘れないように科学的に詳しく説明していきますので、家でも失敗なく手軽に作れるようになります。
でも、シュー生地は 簡単なのですが、カスタードクリームも作ろうと思うとちょっとひと手間なんてときは、シュー生地は塩味なので、お惣菜にも良く合います。
サラダなんかをはさんで食べてもOK。パン感覚でいろいろサンドするとパーティーみたいでおしゃれになります。やっぱり、おやつにってな方は、生クリームにあんを混ぜたり、ジャムなどを混ぜたりしてもいいかも。
シュー生地って、作りなれればとっても簡単なので、手軽に作れるようになると思います。
以前、「中学生の娘が本を見てシューを作ると膨らむのに、同じ本を見て私は、何度作っても膨らまないんです。」とか、「いつも膨らんでいたのに、一度だけ膨らまなかった事があって、その時何故膨らまなかったのかがわからないんです。」なんて方がいらっしゃいました。
そんな疑問も一度 受講されると解決できまちゃいます。
基本コースのシュー生地は、特別な事をしません。
本当にシンプル。だからこそ美味しい基本のレシピです。
カスタードクリームも家庭で作ると、粉臭かったり固まりが悪かったり…って事があります。
カスタードクリームもコツさえつかめば、手作りだからこその本当の美味しさを味わえます。
こちらも、失敗しないポイントをわかりやすく説明していきます。
バニラビーンズ入りのカスタードクリームと生クリームも混ぜたクリームをシュー生地に詰めていくのですが、クリームの美味しさとシュー生地との相性に皆さん感激してくださいます。
香料を使わない素材の本当の美味しさを知ってこそ、手作りの美味しさなのです。バニラバーンズがなくてもとっても美味しいクリームです。
香料を使うと、せっかく手作りしてもスーパーで買った加工された安い材料で作ってあるお菓子と変わらなくなってしまうので、香料を使わないお菓子作りをおすすめしています。
実は、シューのカスタードクリームは、最初の7年(平成18年)までに習っていただいた方を配合が変わりました。18年度までは、基本コースにミルフィーユの講習があって、2回カスタードクリームを実習していたので、シューのときは、あっさりカスタード。ミルフィーユの時はコクのあるカスタードクリームと配合を変えていました。
19年度から、基本コースからミルフィーユがなくなり、アップルパイに変わったことで、カスタードクリームが1回になったので、シューにコクのあるカスタードを組み合わせることにしました。
あっさりもいいけど、やっぱりコクのあるカスタードクリームは、最高に美味しいので…。
是非、本物の味を味わってくださいね
ホワイトマドレーヌは、聞いたことがないと思います。
聞いたことがなくて当たり前。だって、私が名づけたオリジナルのマドレーヌだからです。
カスタードクリームやババロアを作ると、卵白が残ってしまいます。
そんな卵白の簡単活用法として、考えた、驚くほど簡単なメニューです。
6月の基本コースでもマドレーヌを作りますが、また違った美味しさがあって、ホワイトマドレーヌの方が大好きって方が多くいらっしゃいます。卵白が余ったときは、是非作っていただきたいとにかく簡単で、美味しい人気のメニューです。
シューは、1人(1組)8個ずつ作ります。大きさは、作り方やオーブンの癖やによってさまざま、直径6㎝くらい~8㎝くらいの大きさに仕上がります。
シューは、重ねてお持ち帰りもできますが、見本分けて行くので、お持ち帰りもたくさんです。
1人(1組)の場合
シュークリーム8ヶ、ホワイトマドレーヌ1回分(小12ヶ又は、大6ヶ)
2人(2組)の場合
シュークリーム8ヶ、ホワイトマドレーヌ1/2回分(小6ヶ又は、大3ヶ)
3人(3組)の場合
シュークリーム11ヶ、ホワイトマドレーヌ1/3回分(小4ヶ又は、大2ヶ)
4人(4組)の場合
シュークリーム10ヶ、ホワイトマドレーヌ1/4回分(小3ヶ)
5人(5組)の場合
シュークリーム9ヶ、ホワイトマドレーヌ(小2ヶ又は、大1ヶ)
6人(6組)の場合
シュークリーム9ヶ、ホワイトマドレーヌ1/6回分(小2ヶ又は、大1ヶ)
ホワイトマドレーヌの分は、袋をお渡しします。
シュークリームの箱は、8号タイプ(24×18×8.5㎝)100円ショップの密封容器だと、4ℓタイプがおすすめですが、重ねても大丈夫なので7号タイプ(21×15×8.5㎝)100円ショップの密封容器だと、3ℓタイプでもなんとか大丈夫ですがシューが9個以上の場合は、一回り小さい容器が合った方がいいかもしれません。
マドレーヌの方は、ご希望によってはシリコン型でいろいろな形を使ってみようかなと思っています。