お菓子教室Cakes&Tea(ケーキ&ティー) わかこのお菓子な生活


福島県会津若松市にある洋菓子、パン、和菓子の教室です。

甘いキャベツ

2009-01-29 | 試作

Img_4334 これは、一体なんだと思いますか?

キャベツと思っていただいたら、すごく嬉しいです。

まだ、改良はしなければいけないのですが、実はこれ本当にキャベツなんです。

って言ったら変ですが、キャベツをフランス語にするとそのお菓子の正体がわかります。

知っている人もいると思いが、フランスのキャベツは『chou』です。

そう、chou a la cremeが日本でいうシュークリーム。直訳するとクリーム入りのキャベツです。シュー皮がまるでキャベツのようなのでこの名がついたそうです。

だから、シュー生地でキャベツを作って作ってみました。味は、シュークリームとほとんど変わりませんが、食感がちょっと違います。

このお菓子は、とにかく1人分で何度かオーブンを使うので、試作に電気オーブンを2段にして焼いてみました。

もちろん、2段調理OKのオーブンなのですが、やっぱり駄目みたい。人数の多い時に課題は残りそうでが数年前にも一度作ったお菓子なのでちょっと改良して、なんとか教室でもできそうな気がしました。

教室の電気オーブンと同じ型のものを買って家にもあるのですが、そのオーブンを買うときメーカーに何社にも問い合わせたり、自分で調べたりして、2段調理した時に1段と変わらない仕上がりになるものを探したのですが、やっぱり2段で使うのにはガスオーブンにはかなわないみたい。シューは途中でオーブンを空けて上下を交換したりできないので、やっぱり諦めて1段づつ使わないといけないようです。

それから、色合いももっとキャベツに見えるように改良して、これは応用コースのメインメニューに入れようと思っています。


21年度試作スタート

2009-01-29 | 試作

 冬季休暇も4日目になりました。

今年も試作休暇をして、毎日奮闘中...。ですが、起動が遅く休みに入るまでほとんど何を作るか決めていなかったので4月からの予定を立てながらの試作です。

試作しながら、採用不採用を決めていくつもりですが、昨年までなら1日2~3品ペースで試作しても作り直さなければいけないものも多く結局、約1ヶ月間の休み中にいつも間に合わないという状態。

それなのに...今回は今のところ1日1~2品ペースです。

早く起動にのらなければ...。

和菓子コースも今までに実習したメニューを覗いていまうと、基本の和菓子がなくなりつまらない。でも、新しいメニューがないと和菓子が好きで何年も和菓子コースに通ってくれる方に申し訳ない...。などと思うと、今まで実習していない新たなメニューにも挑戦したくなります。

応用コースは、去年好評だったバターを使わないお菓子を今年も取り入れようと思い、毎月2品目は全てバターを使わない焼き菓子。...とも考えたのですが、2品目のお菓子でやりたいメニューが多く、今のところ、ふた月分のバターを使わない焼き菓子のパターンを考えました。

昨年同様、そのときばかりはカジュアルティーパーティーにしてもいいかな~と思い、1回に4品くらい考えています。...といっても、去年はバターを使わないお菓子のタイトルに一部、無理もあったような気がするので、今度こそバターを使わないからこそ柔らかい、素材の味を活かせて美味しいヘルシーなどお菓子をじっくり時間をかけて考えたいと思います。その時は、サラダ油を主に使い、マーガリン、ショートニングも使わない焼き菓子にしようと思います。

試作して写真に撮って、パソコンに登録して...の日々だといつも以上にブログを書く時間がなくなるのですが、去年の試作日和を綴ったブログが好評で、お気に入りのメニューの実習を楽しみに待っていてくださった方も多いので、今年も少しづつ紹介させていただきます。


珈琲豆初焙煎

2009-01-28 | ティー&カフェ

 Sany0076  注文しておいた珈琲の焙煎器具が届いたので生豆も買ってきました!!

焙煎の網は、習う前は100円ショップの万能こし器で作れると聞いていたので自分で作ろうと思っていたのですが、機能が全く違う事を知り買うことにしました。

コーヒーミルは、さびなくてカスもたまりにくく、残ったら下のキャニスターにふたをして保存もでき、全て洗うこともできるという今までと全く違うタイプ。

とにかく衛生的で酸化した豆が残りにくいのが魅力で購入しました。どちらも、この前の焙煎の先生(五十嵐さん)おすすめの品です。

 全て揃った...という事で、昨日始めての焙煎をしました。

五十嵐さんは、今の季節外では、豆が冷えすぎて焙煎しにくいとか、カセットコンロでは火が弱すぎると言っていたのですが、もくもくと煙がでたり、チャフ(豆の皮)がコンロの周りに飛び散るので、ちょっとまずい...という事で旦那様の帰りを待って夜 外で焙煎しました。

  焙Sany0121_2煎始めた時に強かった火がカセットコンロが寒さに弱いらしく、だんだん火力が弱くなってきてしましました。

 あまりの火力の弱さに途中火を止めてカセットのガスの残量を確認したり、コンロ自体を他のものに変えてみたり...手を休めずに焙煎し続けなければいけない段階で、何度も止めてしまいました。

 本来なら18分くらいで焙煎が完了するはずが、30分以上もかかってしまいました。

しかも、色は浅煎り豆より浅い感じ。始めての焙煎はちょっと失敗でした。

続けて、2回目。今度こそ深煎りに挑戦!!

今度はなんとか上Sany0128手くいきました。という事で2つをブレンド。

 珈琲は一切、口にしなかった旦那様とまさか一緒に豆の焙煎をする日が来るとは、全く予想もしてませんでした。

 焙煎をしているのをみていると、自分がやりたくなって交代しながらやっていたのですが「疲れたでしょ?変わろうか?」の繰り返し。お互い、人が網をふっているのを見ていると自分がやりたくてたまらなくなってしまうんです。

珈琲は、焙煎してから6時間たってからが飲み頃だそうです。二人の共同作業のコーヒー豆。飲むのが楽しみです。


テレビ取材Ⅱ

2009-01-27 | 竹籐(-たけとう-民芸店)

 明日から、冬季休暇という25日の午後。実家のお店にテレビ東京の取材が来ました。

 今回は、前からテレビ局が下見にきたりと、騒がしかったので珍しく私の耳にも芸能人が撮影に来るという話は、聞いていたのですが聞いてもすぐ忘れてしまうくらい興味のない私...。

 あとで聞きなおして、覚えていたのが元おにゃんこクラブの新田恵利さん。もっといたような???と当日の朝、母に聞いたところ。

 「もこみず???」というから「え?もこみち?」というと「違うそんないい男でなくてどちらかというと...」の一言で思わず「あ、ぬくみず?」そんな会話でauのCMにも出ている温水洋一さんと言う事がわかりました。でも、あと1人忘れたと言う事です。

 そんな状態で、休み前の最後の教室が終わり試作のための道具や材料を家に持ち帰ろうと準備していると、教室の部屋のすぐ近くの座敷になんやらにぎやかにぞろぞろ人が入っていくのを感じました。

 そこで、覗いて声をかける根性は私には全くないのですが、誰だかわからない芸能人の声に思わず耳を傾けてしましました。

 新田恵利さんの声も温水洋一さんの声もほとんどわからないけど、なんやらすごくにぎやか。カメラを回している様子でスタッフも一緒に話しているわけではなさそうだけど父の声意外にも3人くらいの男の人の声が聞こえる。笑い声が飛び交いまるでお笑い番組のよう...。

 準備をしながら、とにかく気になってしましました。

30分以上たったでしょか?撮影が終わったらしく、ありがとうございました。の声とともに声が近くなってきました。

 きっと、ここで教室の窓をあけると1メートル以内で芸能人の顔が見れる。でも、とにかく声をかけるのが苦手なので見る気もなく。スタッフも全て帰るのを待っていました。

 母がきたので聞いてみると、ガナルカナルタカさんもいたとか。そして、もう1人は母もよく見ていないのでわからないけど、父が「お笑いの人だ、佐賀県じSany0071ゃないか?」と言っていたらしく「はなわ?」と言うことに。凧にもらったサインを見せてもらいました。

『は』の文字はわかるけど...なんか違うような...。

だいぶ後になって原口あきまさ さんだったと言う事を知りました。

あのにぎやかさの原因がわかってなんだかすっきり。

Sany0072Sany0074 他の方のサインです。Sany0073

それにしても、こんなに誰だかわかるまで気になるなんて、誰が来ても興味がないと思っていたのに実は、隠れミーハーなのかな~

オンエアは、2月4日水曜日にテレビ東京の『いい旅夢気分』で放送されるそうですが、福島県では20日金曜日の午前9時55分から放送するらしいです。


自家製酵母&柿酢

2009-01-24 | 自家製酵母パン

 Sany0064 Sany0080 今日は、教室の生徒さんからパン酵母&パンと柿酢をいただきました。

どちらもブログで紹介した、自家製の酵母からできたものです。

パン酵母は、あおいさんの自家製ブルーベリー酵母。

そして、パンがそのブルーベリー酵母からで作ったパンです。あおいさんのパンの原点という貴重な酵母菌を分けていただいちゃいました。酵母を増やしてからパンを作って酒粕酵母パンと食べ比べてみようと思います。

 それから、他の方からタッパーで作った柿酢。柿からこんなに澄んだ酢が作れるんですね。ほんのり甘く、つんとしない酸味の天然酢です。

 たくさんの柿を使ったこの柿酢って、買ったらかなりの高級品になるに違いない...。とっても貴重です。

 今日の実習後のティータイムは自家製天然酵母の話で盛り上がりました。けっこう興味がある方が多いという事に気付きました。市販のイースト菌を使いたくなくて、白神こだま酵母でパンを作っているという方もいらっしゃいました。

 それと、私が酒粕酵母をお分けした方がパンが膨らまないといっていて、発酵が足りないのでは...と答えていたのですが、その発酵途中のパンを今日持って来てみせてくれました。

それを見て、すぐ...酵母菌の状態がよくない(過発酵)の状態でパンを作ってしまったんだとわかりました。

自家製天然酵母暦わずか1ヶ月半ですが、それがすぐわかった自分にも少しびっくり...。あおいさんのブログの読者になって、本にも載っていなかったような自家製天然酵母のことをたくさん知ることができたみたい。

 ここ1週間くらい、パン作りをお休みしたけれど、それでも元気に酒粕酵母も生きています。

たくさん注文した春よ恋も昨日届いたので、また 国産小麦のふわふわパンが作れます。

私は、生協の国産強力粉も好きだけど、やっぱりふわふわパンが好きな人には、あげずらい。ってなわけで、春よ恋が来るのを楽しみにしていました。

 あおいさんは別の国産小麦を使っているのだけど、あおいさんのパンは、味があってすごく美味しいんですよ。

 天然酵母パンを作り続けているとあおいさんのパンのような、小麦粉の味とほのかな酸味のあるパンがすごく美味しく感じられてくる。酒粕酵母パンはあまり酸味もなく春よ恋でふわふわに作ると他のパンと変わらない食感になるけど、天然酵母が好きな人には物足りないかもしれません。もちろ、イーストの癖とは違い、味がわいはあるのでイーストとは違いますが、食べ比べてもわからない方も多いかも???。

 今は、万人向けにこだわっているけど、私もパン食ならいろいろ使いわけしたいくらいです。

 今日、いただいた酵母たち...大切に使わせていただきます。


続 天然ワックス

2009-01-19 | エコライフ

3ヶ月前に始めた米糠の床拭き。週2回ほとんど休むことなく実行しています。

効果をはっきりと実感するようになったのは1ヶ月目くらいからだったでしょうか...。

艶出しスプレーとは違う、高級な?光沢。まるで漆のようと感じてしまうのは私だけでしょうか???(おおげさかも

でも、私には今までと違う艶を感じます。

実は、糠で掃除を始めた頃は、袋に使った手ぬぐいに糠の油がしみ込んでしまったみたいで期待ほどの効果を得ることはできませんでした。

半月くらい床を拭いて、袋の汚れが目だってきたのでを袋取り替えようと、新しい手ぬぐいの袋に糠を移して拭いてみたら、それまでに出た艶を手ぬぐいが吸い取っていくように床の艶がなくなっていったんです。

やっぱり、新しい手ぬぐいでは糠がなじむまでは、磨いてもあまり艶がでないようです。

そんな状況の時は、糠では艶出しスプレーには適わないのかと思ってしましました。でも、諦めずに水洗いして乾かしておいた、最初の手ぬぐい袋に新しい糠を入れて、拭いてみると...。

艶出しスプレーと同等の艶を実感する事ができました。

それまで、艶がなくなっていくのを感じたからこそ、その差がすごくわかりした。

そして、なにより 糠がすごいのは、艶出しスプレーして何日かたった時のように艶が消えていく感じがなく、糠で磨くたびにその効果がプラスになっていくように感じる事です。つまり、少しずつ光沢が増してくるんです。3ヶ月たった今では、かなりの艶です。

しかも、スプレーと違い、例えば水をこぼしてしまっても艶が消える感じがあまりしない。もちろん水の量にもよりますが、スプレーの場合1滴の水をすぐに拭き取ったとしてもその部分の艶が消えていました。

長く水の存在に気が付かないでいると、多少は艶がなくなりますが、その部分の水をふき取ってまた、糠袋で拭くとちゃんと艶は戻ります。

糠は1ヶ月くらいで1度交換しただけですが、袋を水洗いだけにして、油分を残しておくと同じ糠でも長く効果があるようです。

 今回使った糠は、実家でもらった家庭用精米機から出た糠です。前回の精米所でもらってきたものよりざらついた感じがしたので、1回目は避けてもらってきたのですが、家庭用精米機の糠でも全く問題ありませんでした。

 写真に撮ったけど...床の艶を写真に写すのは難しいかも...。

Img_6345


続 エコおつまみ

2009-01-18 | エコライフ

 10月の応用コースで使ったかぼちゃで作ったおつまみのかぼちゃの種。

以前、剥くのが大変と紹介しましたが、捨てずに残しておいた乾燥のかぼちゃの種が意外にも役に!?たちました。

お正月に実家に帰省したときに、私が夕食後のちょっとした合間に教室の片付けをしていたら忘れられていた乾燥させたかぼちゃの種が出てきました。

そのとき来ていた親戚にかぼちゃ種を見せると...なんと生のまま皮を剥きながら、食べ始めたのです!!

生で???と思って、食べてみると意外に美味しい。かぼちゃの種って生でも全く平気だったんですね。さすが、実家の親戚節約に関しての知識はすごいです。

そしたら、その場にいた全員で夕食後のその時刻にかぼちゃの種をおつまみにしながら会話を楽しみました。

会話をしながら何か口に入れたい気分だけど、お腹がいっぱい...。そんな時間に自分の分を剥きながら食べるかぼちゃの種のおつまみがとっても最高でした

剥きやすくするコツは、とにかくカラカラに半月以上乾燥させることです。

はさみで端をカットしてあげるとさらに剥きやすくなります。

お金がかからずに、口さびしい時に最高のおつまみ。剥きながら食べると時間がかかるので、大量には食べにくい...ってことは、ダイエットにもいいかも!?

興味のある方は、是非一度チャレンジしてください。


国産強力粉のパン比べ

2009-01-17 | 自家製酵母パン

 はまってしまった、酒粕酵母パンで今回は、生協で購入した国内産強力粉のみを利用して食パンを焼いてみました。

 以前にブログで説明しましたが、国産小麦粉を使うと洋菓子は歯ごたえのあるもの(お菓子によって違います)、パンはハード系どっしりしたものになってしまいます。

それは、日本で小麦を栽培すると中力粉に近くなってしまうからです。

国産の強力粉の中でもっとも輸入に近い、ふんわりしたパンができるのが春よ恋なのですが、前半でなくなってしまったので、教室でも使っている日清製粉のスーパーキング(米産)でしばらく作っていました。

生協で購入した国内産強力粉は、ノーブランド。つまり、どっしり系のパンになる強力粉です。

教室の生徒さんにも何度も、国産にこだわったらパンが膨らまない。というような相談を受けた事がありますが、たとえどっしりでも味はあります。

そんな訳で、春よ恋、生協の国産強力粉、スーパーキングの順で作ったパンの写真を並べてみます。発酵時間も条件も違う3つの食パンで写真もわかりずらいのですが、キメはスーパーキング(右)と春よ恋(左)そんな変わらないかも。ちなみにスーパーキングの写真はインスタントドライイーストで以前作ったものなので、キメが細かくて当たり前。しかもスーパーキングは最強力粉(よりふんわり仕上げるための普通の輸入小麦より更に、グルテンを強化したもの)。そのスーパーキングとドライイーストのパンに負けない、春よ恋と酒粕酵母の違いはは、やっぱりすごい!!

Photo_3Sany0006Photo_4

そして、生協の国産強力粉(中央)。キメは想像どおり粗かったけど、想像よりふんわりしっとりできました。こちらも酒粕酵母です。人にあげる時は、春よ恋かスーパーキングでないと、

手作りパン自体が嫌われそうで使えなかったのですが、思った以上のふんわり感に大満足です。

でも、やっぱり春よ恋のふわふわ感は、万人向け。ついに、春よ恋をまた注文してしまいました。

ちなみに、私の持っている自家製天然酵母の本は全て地粉(一般的には、国内産中力粉)で紹介してあります。そして、私のおばあちゃんが70年近く前に食べていたというパンは、小麦の栽培から誰かに頼んで作らせていた?とかで会津若松産???中力粉。

つまり、いずれにしても私の購入した生協の強力粉よりも膨らみが悪くどっしり系になるはずです。でも...酒粕酵母なら、どっしり系のパンも美味しいかも。

国産小麦粉はいずれにしても風味があるような気がします。私は、国産にこだわるのなら、米粉より国産小麦のパンの方が好きみたいです。


トクサ

2009-01-16 | エコライフ

Sany0043  この前、珈琲の焙煎を習ってきたときに、トクサという植物をいただいてきました。

 「この植物知ってる?」と聞かれた時は思い出せなかったのですが、生け花で花材としてよく使われている『トクサ』という植物だと聞いて、思い出しました。

 生け花用のトクサは、栽培したものが出回っているようなのですが、このトクサは自然に繁殖したものだそうです。何が違うかわかりませんが、このトクサをずっと五十嵐さんは、探していて偶然見つけたとか。

 そばやうどんの教室も開いている五十嵐さんは、道具を磨くのに江戸時代のそば打ち職人が使っていたというこのトクサが使いたかったそうです。薬にもなる植物で研磨剤の役目もあるらしく、食物の道具に使っても体に害のない研磨剤です。

 そんな話をした後で、そのとき流し台の中にあった三角コーナーの隅についた水垢をトクサで落としてみせてくれました。

 エコが好きな私ですが正直その時は、そのくらいの汚れならスポンジで水をつけてこするだけでも落ちるだろう...。と思ってあまり、その威力を認めていませんでした。

 そのやっと見つけたという貴重なトクサを3本いただいてきたので、せっかくなので何処か磨いてみようと家中見渡しました。

 でも、年末にお掃除したばかりなので、トクサで磨きたいというような汚れを見つけられずにいましたが、思い出しました。

 それは、今までずっと気になっていて、家族がそれぞれ、いろいろな道具やクリーナーや洗剤、エコ素材で挑戦しても落ちなかった洗面所の蛇口を囲むようにできたドーナツ状の黒ずみです。試しにこすってみると...。

Sany0050_2  軽くこすっただけで、落ちてしまいました。

正直、無理だと思ってこすっただけですごくびっくりでした。

あまりに簡単に汚れが落ちたので、ブログ用にと思い磨き始めてから写した写真です。

蛇口の奥側は、狭くて汚れが落としにくく、ちょっと大変だったけど、何度挑戦しても全く落ちなかった黒ずみがまるで新品のようにきれいに落ちました

この後も、同じ洗面台に洗濯機のホースと繋ぎめから落ちる水滴でできた5円玉程度の輪染み。こらも落ちなかったのですが、軽い力で10回もこすらないうちにあっという間に落ちました。

他に、お風呂場の水の染みやトイレのキバミといろいろ挑戦。とにかく、よく落ちます。中には落ちにくい汚れもありましたがでも、とにかくすごい!!

自然の力の威力にもうびっくりです。

トクサとは、『木賊』又は、研ぐ草という事で『研草』と書くそうです。

茎に珪酸を多量に含むので木材や金属の研磨に使用に昔から使われてきたようです。胃腸炎の薬になったり、歯を磨いて歯ブラシの代わりに利用できるとか...。

薬...と聞いて、またまた調べちゃいました。トクサもハーブでした。

庭にあったら、便利かもでも、水辺にある植物らしいので、難しいかな!?。

南会津に木賊温泉という隠れ湯が会津高原近くにあって、この温泉の辺りにトクサが群生したことから温泉の名前がついたそうなのです。

それを聞くと会津にはトクサが他より多く自生しているかもしれないと思ってしましました。

もし、トクサを見つけたら、是非エコなお掃除に挑戦してみてください。


酒粕酵母パンアレンジ

2009-01-12 | 自家製酵母パン

 酒粕酵母、まだ生き続けています。

姉に食べてもらいたいといくつか焼いたパン。

とりSany0066あえず、用意したのが教室の配合で酒粕酵母にしたチョコマーブルパン。

それと、クリスマスのイースト菓子ですが、12月頃教室で何度か話題になったので、作ってみたくなって過去の教室の配合で酒粕酵母して焼きました。

そして、食パンです。

姉は、他の天然酵母は独特な味がするけど癖がないことにびっくりしていました。でも、一番の感想は...

「よくやるね~。国産小麦と自家製天然酵母だったら、かなりの高値で売らないとやっていけないね」とパン屋さんならでは、意見でした。

確かに...。回転の早いパン屋さんでは、数が勝負なのに 他の何倍も発酵時間や手間をかけていたら発酵器も多く用意しなければいけないし、常温でも時間と場所が多く必要だし、タイミングも難しい。横浜の有名なパン屋さんに勤めていた姉には考えられないらしい。

持ち帰ってもらって、パン屋さんの旦那さまに食べてもらったところ、美味しいと関心してたと言っていました。

ちなみにシュトーレンは、ドライイーストでも発酵時間が多くかかるので、教室では時間内に作るためにイーストの量を2倍に増やしていました。

それをあえて、国産強力粉を使って酒粕酵母の割合も他と同じにして作れるかどうかを試してみたかったのです。

その結果、発酵時間は同時に作ったチョコマーブルパンより多くかかりましたが、問題なくしっかり膨らみました。感激です!!しかも、甘党の家族なので家の分は、あっという間になくなっていました。パンは嫌いと思っていたけど、甘いパンなら作りがいがありそうという事がわかりました。お正月の残りのあんであんパンも何度か作りましたが、食パンとは比べ物にならないくらい人気でした。

私は甘いパンよりお惣菜パンの方が好きであんぱんは苦手だったんですが...酒粕酵母生地と自家製のあんで作ったあんぱんはすごく美味しい。嫌いと思っていたいのに16個一度に作った時、自分もけっこう食べていました。酒粕酵母とあんは、かなり愛称がいい気がします。

実は、ここ最近使って小麦粉は、アメリカ産のスーパーキングか生協で購入した国産強力粉。

春よ恋は3kgあったので、普段パンを作らない私には多すぎると思っていましたが、酒粕酵母パンにはまって昨年のうちにあっという間に3kgなくなってしまったのです。

だからふんわり作りたいときはスーパーキング。国産にこだわりたい時は生協の粉を使っています。

シュトーレンは生協の国産強力粉で問題なしでした。

家ではパンを焼いても食べないと思い込んでいたけど、人気のパンもたくさんわかったので出来る限り、酒粕酵母を長く育てていこうと思っています。

3月のパンコースに参加いただいた方に酒粕酵母と春よ恋のパンを1切れずつ試食してもらいたいと思っています。

..天然酵母もいいけど、そろそろ4月からのメニュー考えて試作に入らなければ...


今年もたこ焼き完売です!!

2009-01-11 | 十日市

 おかげさまで、今年の十日市もたくさんの方にたこ焼きを買いにきていただき用意した数を全て売ることができました。

 寒い中、足を運んでくださって本当にありがとうございました。買いに来てくださったのに待ち時間がなくて帰ってしまった方がいらっしゃたらごめんなさい。

 本当に寒い日で午後には雪も降り、風もひどかったけど、積もるような雪にならなかったことが救いでした。

 実は、今年...無謀とも思える数の準備をしていたんです。去年も休憩をとる時間もなく、お茶を手に取る暇も無いほど程焼き続けていたのにもかかわらず、去年の2倍。

今年で4年目になるたこ焼きですが、1年目の4.5倍も作ったことになります。

2年目、3年目(昨年)と1.5倍ずつ売り上げを伸ばしてきました。

それを今回は姉、姪、甥の助っ人がいる事を理由にたこ焼き器を2台から4台に増やしたからといって2倍の材料を用意したのです。

残ってもかまわない、売れるだけ、作り続けられるだけ焼き続けようと思っての挑戦でした。

去年の反省点もできるだけ改良し、+姉の協力を得て去年より1時間早い10時過ぎに焼き始めました。

そして、ノンストップで4台常にフル回転で焼き続けること約9時間半。無謀だと思っていた数が売れました。

1人で焼き続けた数8個入りを245パック。

それだけの方が買いに来てくださったことが本当にびっくり、嬉しいです。

始めた年、縁起物を買いに来てくださったお客様に無理やり押し付けるように買ってもらって54パックだったのがその時から考えると夢のようです。

年賀状やブログを見て買いに来てくださった方、本当にありがとうございます。

今回は、食の安全から『生地は完全手作りです』のPOPに惹かれて並んで買ってくださったというお客様もいらっしゃいました。

そして一番多かったのが「去年、美味しかったからまた来た」とか「美味しいと人から聞いて買いに来ました」というお客様。

その反響ぶりは、本当に嬉しいです。手間かけただけのことはあるんですね。

保温用の容器を用意していたにもかかわらず、その中に入れたのは、全てのトータルで5パックくらい。でも、入れたとたんに売れてまた足りなくなる状態で常に並んで、お待ちいただいて焼きたてを買ってきただきました。行列で諦めて帰られた方も多くいらっしゃいました。

ただ、一気に4台ということで形が悪くなってしまったのが多きな欠点でしたが、そんなたこ焼きを焼いてる姿を並んでいる方々に常に見られていて恥ずかしかった。柔らかい生地が特徴のたこ焼きだから余計難しいんです。でも、それを見て帰る方はなく、凍るような寒さの中、30分以上並んで待ってくださった方もかなり多く本当に嬉しい限りです。

たくさんの方に寒さを心配していただきましたが、たこ焼きを焼いている私は、申し訳ないくらい実は、ぽかぽかでした。

常に焼き上がりを待っている方がいて、甥も姪もたこ焼きを食べたい言えずにいて、夕方になって落ち着いてきてからたこ焼きを食べるため雪の中甥が並んで買って?くれました。

そして、みんなで一粒ずつ食べ7人だったので並んだ甥が2粒食べました。

私を一緒にたこ焼きのソース塗りなどの仕上げやお会計をしてくれていた旦那様が家の分も2パック残しておきたいと言っていたのに、切れることがないお客様に結局全て売ってしまい、結局お持ち帰りもありませんでした。

私がたこ焼きをノンストップで焼き続ける事ができたのは、仕上げをしながら常に足りなくなった材料を補充してくれる旦那さまと、たくさん用意したはずのねぎが何度も切らして何度も刻んでくれたり、足りない分の生地を30秒くらいの説明で短時間で用意してくれた姉の助けがあったから...。(実は去年、母に頼んだら遅いし、いろいろ大変だったんです)

どうやら、今回の量が限度のようです。

来年は、姉の助っ人なしになりそうですが、反省点を生かして今回で用意する量もわかったし、もっと要領よくできそうな気がするので同じ量なら何とかなるかと思います。

本当に本当にありがとうございました。


十日市準備

2009-01-09 | 十日市

 いよいよ明日は十日市

今日は、明日の準備に行きました。

一番大変だったのが天かす作り。生地用のだしと共用のかつおとこんぶのダシをたくさん作ってから、そのだしを使って作りました。

その他に、卵、桜えび、国内産小麦粉、塩を入れて作ったのですが、卵1パック分Sany0067 、使った油2?以上揚げている時間だけで3時間以上。かなり要領よく揚げたつもりですが、ちょっとずつしか揚げられないのですごく地道な作業。

でも、時間をかけただけあって細かくさらさらの天かすができました。

15?のタッパーでないと入らないくらいたくさんできました。

残ったら冷凍して、うどんなどに入れて使えるので、足りなくならないように多めしてみました。

油を買っておくのを忘れたので、お歳暮にいただいたちょっと高級なサラダ油を使ってしましました。業務用でこれだけ天かすを買っても1000円しないくらい安いのに、かなり高級な天かすです。

この天かす、このまま食べても自然なスナック菓子って感じですごく美味しいんですよ。

業務用の天かすは、味がないし、常温保存なのに賞味期限がなんだか許せない。

でも、揚げながら、ばかなこだわりかな~と思ってしまうほど大変でした。

今回は準備が早かったので今日のうちにお店に使う道具を置いてきたので明日は、早く始める事ができそうです。

と言っても、明日しかでしない準備もまだまだあるので、明日は家を7時前にでて準備に入ります。

家の人に、そんなに大変なら泊まってきたら?

と言われたのに思わず、大丈夫です。と言ってしまった

実家の母に言ったら「変わった人だな~」と言われてしまいました。

明日は大雪???

材料にお金をかけすぎて、売れなかったらこれだけ手間をかけて赤字になってしまう

どうか雪がひどくなりませんように...。


自家焙煎挽き立て珈琲

2009-01-07 | ティー&カフェ

 昨日、焙煎してきた珈琲をさっそく家で淹れてみました。

 コーヒーミルがないので今回は、フードプロセッサーで挽きました。

 コーヒードリッパーとペーパーフィルターだけは持ってきてあったので、やかんを使って昨日習ったとおりに淹れてみました。

 淹れてみると、いつもと違い豆がぷくっ~とふくれあがって、淹れている途中でも鮮度がいいのをすごく感じます。

 淹れてみるとやっぱり美味しい

その後、1週間前に五十嵐さんにいただいた焙煎したコーヒー豆で淹れてみました。こちらは、ミルがないと思って里帰りの時に実家のミルで挽いてきたもの。

すると...なんだか雑味がありました。昨日、聞いていたので原因はすぐわかりました。

コーヒーミルで挽くのが一番と思って実家で挽いてきたはずが逆効果だったんです。実は、そのミル十数年前に買って、ずっと使っていたもののしばらく使っていなかったので、酸化した豆が中にわずかですが残っていたのです。

自分なりに出来る限りハケで掃除したものの、洗うことも分解することもできないのでそれを使いました。

でもそれでは、味が落ちるのは当たり前とのこと。最近は、洗えて、残りを保存できるコーヒーミルがあるそうです。

さらに旦那さまが帰って来てから昨日のコーヒー豆でもう一度淹れました。

先に淹れた時より、やかんに入れたお湯の量が多かったのもあって、細くだすのがちょっと難しく(なにしろ3?のやかんなんで...)、こだわったわりには味が落ちましたが、それでも旦那さまは胃がきりきりしなくて美味しいと言ってくれました。

 そして、昨日聞いてきたコーヒーミルと珈琲ロースターを注文しました。両方で5300円くらい。

 ロースターがなくても安い万能こし器で作ろうと思っていたら、ロースターにはそれなりの美味しいく焙煎できる工夫たくさんがあったので、2600円くらいで買えるなら...と思い購入を決意。

 だんな様の信頼できる知り合いから一緒に教えてもらっただけに、私がなんと言っても珈琲を飲もうとしなかった旦那さまとこれから美味しい珈琲を淹れる事ができそうです。


コーヒー講座Ⅱ

2009-01-06 | ティー&カフェ

 また、行ってきました。コーヒー講座

今回は、旦那さまの知り合いにコーヒーの焙煎方法とコーヒーの淹れ方を習ってきました。

三島町のコーヒー講座に行ってからすっかりはまってしまったコーヒー。

でも...旦那さまがコーヒーが嫌いなので、家でレギュラーコーヒーを淹れることはなく、忙しい日が続いて、しばらく手でコーヒーを淹れることがなくなっていました。

それなのに、ハマると止まらない私...。コーヒーが嫌いな人でも飲める焙煎したてのコーヒーを淹れるには、焙煎を自分でするのが一番。と思い、持っていた3冊の本を眺めたのですが、どれにも焙煎方法は載っていなかった。

そこで始まった私の悪い癖。気が付くと焙煎の方法を詳しく知りたくてコーヒーの本をものすごく買いまくっていました。

でも、焙煎は本だけでは難しい。焙煎を教えてくれる教室なんて聞いた事がない。

と思っていたときに偶然、旦那さまの知り合いが最近、焙煎に凝っているという話を聞いたのです。

その人は、8年前くらいに私が習った、うどんやそばの教室を開いている方。そのうどんが手軽で絶品で一時期ものすごいハマって作りまくりました。それから今まで食べたことがないような美味しいうどんが作れるようになりました。

その人なら、焙煎も教えてもらえるかも...と思い、だめもとで聞いてもらったところ、快く講習をしていただくことが出来たのです。

その内容は、想像以上に奥が深く、プロ以上のこだわりでかなりの知識。

最近、焙煎を始めたと聞いていたので、それなりの内容かと思っていたものの大間違い。

本に載っているような内容は全て頭の中に入っていて、豆に関する産地や味の違いを知った上でその方が一番美味しいと思える、日本はほとんど売られていない生豆を知り合いに頼んで取り寄せたとか...。

しかも、去年焙煎を始めて、まだ日が浅いのにすでに300回くらい手煎りで焙煎したのだそうです。

1回に100gしか焙煎できない手煎りの焙煎ロースター(焙煎用の網)で1回に20分も手を休めずに網を振りながら煎り続けなければいけないのに、すごいとしかいいようがありません。

焙煎するまでにも欠点豆(虫食いや未熟豆など)を取り除く作業もかなり手をかけて、焙煎した豆の挽き具合、挽いた豆を淹れる前にもえぐみを出さないようなひと手間をかけたり...。まさにこだわりづくし。

 焙煎を始めてから、会津のいくつかのお店に焙煎しているところを見せてもらったらしいけど、全て機械で納得のいくものがなかったようです。

 最近、オリジナルの焙煎機を作ったということで、未完成の焙煎機を見せてもらいました。一部鍛冶屋に頼んだということで、かなり本格的なもの。300回手で焙煎経験を活かして自分で作ってしまったというから本当にすごい!!

  喫茶店で同じようにこだわったら、人件費と材料代が他の店の2倍はかかりそうなくらいのこだわりなのでそんなコーヒーを出してくれる店は、全国でも数が少ないんじゃないかと思ってしまうくらいです。

 ...余計な話が長くなりましたが...今回のコーヒー講座。本当にわかりやすく、ものすごい習得がありました。コーヒーの淹れ方もすごくよくわかり、今まで知識と合わせて納得いくものがあり、コツをつかむ事ができました。

 近々、コーヒーの焙煎教室も始めるそうで今は、準備段階だったようです。

 うどんを習った時もあまりの知識と奥の深さ、そして絶品の美味しさに感激して帰ったのを思いだし、とにかくすごい人とまたもや思ってしましました。

 今回もコーヒー嫌いの旦那さまも好評でした。普通は、胃がキリキリ!?するらしいのですが全くしないそうです。それにこだわりのコーヒー豆はカフェインが普通のコーヒー豆の半分で深入りにするのでカフェインがかなり少なく、緑茶よりもかなりカフェインの量が少なくなるので夜飲んでも大丈夫みたい。焙煎して8時間以上3日以内が一番美味しいく飲めるそうです。

 私も焙煎してみましたが、先生のようにはうまくいかず。見本よりも濃い目の焙煎になってしまいましたが、感覚をつかめたような気がするので網を買って実践してみよう思います。

 上手になったら、教室でも淹れるので(時間があるときだけですが)楽しみにしていてくださいね~。

 ちなみに今日の先生は、しゃくなげ教室の五十嵐さんです。

場所は、猪苗代。冬は、ちょっと行きづらい場所でした。

近いうちにお菓子教室のホームページで教室を紹介したいと思っています。


里帰り

2009-01-04 | インポート

 あけましておめでとうございます。

 お正月、旦那さまと二人で2泊3日の里帰りをしてきました。

 結婚して3回目のお正月...。昨年までは、実家に帰ってやりたいことがあっても一緒にきてくれる旦那様に遠慮があって一緒に行動していましたが今年は、好き勝手やってきちゃいました。

 やりたいことは、たくさんあるけど...結局は、年末にやりきれずにいた教室の部屋の模様替えと十日市のたこ焼きの準備...。

 実家に職場があるという事で休みの日は、仕事にいかず出勤日に教室の部屋でないとできない仕事をすると決めています。

そんなわけで、里帰りのこの時間を利用して今までクリスマスだった教室のキッチンをお正月~ひな祭りに向けての和風バージョンに模様替えしました。まだ完全ではありませんがなんとか和風の飾りに変わりました。

 それから、十日市に売るたこ焼きの準備。保健所に許可をいただいている仕込場所が教室のキッチンなので、前日の出勤だけではやりきれない今からできる準備をしました。材料を入れるタッパーや容器を全て揃えておいたり、猪苗代では買えない買出しに行ったり、粉を全てふるっておいたり、紅しょうがを刻んだりしました。

 これだけやっても前日にかつおと昆布のだしをとったり、大量の天かすを作ったり、生物の材料や店作りの準備をしたり、当日もねぎを刻んで、生地を作って店に運んで店を作ってかなり時間がかかります。

 考えてみれば、こんな準備は生地にこだわらなければ、やらなくていいことばかりかもしれません。業者にたこ焼きミックス粉、紅しょうが、天かすを頼んで届けてもらうとものすごく簡単。こだわる為にはすごく時間もかなり必要なんです。

去年は、準備が遅く焼き始めたのが12時近くだったので、その反省と去年よりたくさん売ることを目標にしているのでとにかく早めに準備を始めました。

 そして酒粕酵母のパン作りもわけありでたくさん作りました。時間がなかったので、合間に卓上ミキサーを使って捏ねちゃいました。

 食物栄養の大学に通う年の離れた従弟も来ていたので、興味があるということで焼き立てを食べてもらう分と持ち帰ってもらう分です。

里帰り前日に捏ねていった生地は、テーブルロールに仕上げて、その他に食パン2斤。米粉食パン2斤。それから、猪苗代に帰ってから親戚に渡したり、家で食べるために2斤分捏ねて持ち帰りました。年末に猪苗代に家で作った酒粕酵母あんパンが好評だったので、1斤分の生地は、残っているあんでまた作ろうと思い多めに仕込みました。

Sany0017 米粉食パンも酒粕酵母で仕上げましたが、時間短縮通常より半分の時間で仕上がるので早く帰る親戚にも持って帰っていただくことができました。会津産米粉100%にしたかったけど、元種に小麦粉が入っているため小麦粉と米粉の割合が2:8でしたが米粉100%の時と変わらない食感。とってもふわふわおいしくできました。次の日食べた時は、触るとぼそぼそでしたが、食べるとあまり気にならない、もちろん焼き立てにはかないませんが米粉酒酵母パンも問題なくふんわりもっちり仕上がることがわかりました。膨らみ具合も小麦粉だけのものと変わりません。

そんなこんなでやりたい事をやりまくった2泊3日でしたがそれでも、次々出てくるやりたい事。まだまだやりたい事はやりきれなかったけど...自分勝手でだんな様かわいそうだったかな~。

ちょっと変わった里帰りでしたが、この勢いで今年もやりたい事、やらなければいけないことをやりこなせるような1年にしたいと思います。

今年もどうぞよろしくお願いします。