不動産の不良物件

　なぜ不良物件を掴んでしまうのか？この原因は、不動産購入契約の前に

説明をする重要事項説明書は、一般的には購入物件の詳細情報が記載されて

いますが、お客様が生活をして行く上で本当に必要な説明がされておらず

業法上最低必要な情報しか開示していません。

例えば、

　　　　１、近隣に変わった人がいる

　　　　２、自殺や殺人現場などで既存建物を解体し更地にした現場

　　　　３、ライフラインなどが不完全な場合の必要となる金額

　　　　４、地盤が軟弱な場合にそれを改善する為の施工費用

　　　　５、崖地などの場合の擁壁等の費用

　　　　６、ゴミ置き場の場所

　　　　７、町内会などの活動

　　　　８、近隣の建築計画

　　　　９、豪雨時の冠水エリア

　このように、買う側として具体的に知りたい情報が、重要事項説明には記載

されていないケースが多いです。（きっちりとされている業者さんも当然います）

その理由は、業法上説明義務がないからです。説明義務がないから説明しない

ことが不動産業界の一番の問題と思います。


　不動産購入者は自己責任でこのリスク調査をしないといけませんが

心ある不動産会社は、その事も依頼すれば対応してくれますので是非

依頼してみて下さい。


では、本日も読んで頂きありがとうございます。