PLUS C HOME 泣き笑い日誌 

注文住宅建築活動や私生活で色々学ばせて頂いたことを掲載させて頂きます。

建物を築年数でみる

2011-11-17 13:20:10 | 日記
 今回は、センチュリー21 ジャパンから定期的に発刊される

冊子から一部を紹介させて頂きます。


 耐震基準は1981年と2000年に大きく改正たれています。物件が

1981年以降なら「1978年 宮城県沖地震の教訓が反映された新耐震

基準となり、2000年以降であれば「1995年 阪神淡路大震災の教訓

が反映された耐震基準で建物が建てられているので一つの目安として

中古物件を購入される時に思い出してみてください。これは、

マンションと戸建、ともにその時期に改正されています。ちなみに

阪神大震災の被害を受けた建物の大半は1981年以前の建築と発表されています。




 1981年の大きな耐震基準変更点は、「建物の必要壁量」の増加です。

これは地震で建物の変形をおさえるには壁が必要との判断から従来の約30%~

40%壁量が追加されました。


 2000年の大きな耐震基準変更点は「地耐力に応じた基礎構造」「筋交い

金物や接合金物の指定」「バランスのよい壁量の配置の規定」が設けられました。


 関東大震災時の建物は、廊下や縁側がほとんどで壁が少ない南側に倒壊したと

いわれています。地震力をおさえるのには、バランスよい壁が必要ということですね。


本日は、ここまでとさせて頂きます。いつも読んでいただきありがとうございます。