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朝日杯FSの法則2

2011-12-13 00:00:00 | ダービー馬を探せ!2012
朝日杯は堅い決着、特に1番人気は信頼出来ると世間では云われているのだが―

■人気別成績~過去20年■

11番人気以下は一度も馬券対象になったことがないことからも、そんなに大荒れしないことが分かる。
しかも、1番人気は【9-5-4-2】と勝率45%、連対率70%、複勝率90%と、鉄板級の堅さである。
が、問題はその中身。
過去20年を前半、後半10年ずつで分けてみると、91年~00年の過去10年では【7-3-0-0】と勝率70%、連対率100%と、パーフェクトであるのに対して、01年~10年の過去10年では【2-2-4-2】で、勝率20%、連対率40%と、その信頼度は急激に低下しているのだ。決して巷間言われている程には1番人気は、勝ち切れるか否かでは堅くはないということ。

■3着以内に入った馬の人気~過去20年■

1番人気の代わりに狙うのは、前10年の【0-4-1-5】に対して、直近10年で【4-2-1-3】と盛り返している2番人気の方がよい。
とはいっても、1番人気が馬券対象圏外に消えたのは過去20年で07年(スズジュピター5着)、10年(サダムパテック4着)と、近年で飛んでいるデータしかないので、ヒモでは押さえておいた方がよさそうだ。


そういえば、朝日杯にまつわるもう一つの都市伝説?の「中山芝1600mは外枠不利」があるのだが、これは本当である。
というか、朝日杯にかかわらず、中山の芝マイルコースでは競馬オヤジならずとも、定説となっている。

■枠番出目~過去20年■

過去20年で7枠・8枠からは一度も勝ち馬が出ていない。また1枠~4枠【14-7-14】に対して、5枠~8枠【6-13-6】と、圧倒的に内枠が有利。

■馬番出目~過去20年■

大外の16番は、過去11回で一度も馬券対象になっていないデスナンバー。一方、ラッキーナンバーは【5-0-2】の最内1番。勝ち馬の境界線は12番まで。

「人気は要らない、欲しいのは1着だけ」と言ったのは、サニーブライアンでダービーを制した大西・元騎手であるが、アルフレードに関してもまた然り。
でも、それよりも欲しくないのは7枠と8枠だ。
どうかアルフレードが内枠を引きますように
ただ、大跳びなだけにインで窮屈になるのもどうかと思うが、それでもやっぱり7枠・8枠はイヤだなあ。