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フェブラリーSの法則2

2013-02-12 00:00:00 | 砂王の法則
■出目■*97年~12年。但し03年中山開催は除く。


<枠番別成績>

1枠~4枠: 3-8-7-101/119 勝率 2.5% 連対率 9.2% 複勝率15.1%
5枠~8枠:12-7-8- 93/120 勝率10.0% 連対率15.8% 複勝率22.5%
出走頭数は1枠~4枠119頭に対し、5枠~8枠120頭と、ほぼ同じにもかかわらず、各率では5枠~8枠が圧倒的に優勢。
東京ダート1600mは、スタート地点が芝で、外枠に向かって芝を走る距離が長くなるので、外枠有利の定説通りの傾向となっている。

<馬番別成績>

馬番で見ても、9番より外の馬番が優勢だということが分かる。

■人気■

創設された97年から01年の5年間は、1番人気が馬券になったのは97年2着のストーンステッパー1頭のみという、全くアテにならない時代もあったのだが、02年から06年は1番人気が5連勝と、急速に盛り返し、過去10年でくくると【7-0-1-2】と抜群の安定感を誇るようになった。馬券圏外に消えたのは、昨年のトランセンド(7着)と07年のシーキングザダイヤ(9着)の2頭のみである。
ただし、頭あってもヒモなしタイプなので、買うなら1着固定、買わないのならバッサリと切ってしまう手もある。

■前走■

創設された97年から昨年までの03年中山開催を含む過去16年で、前走のレースの格は不問で、前走3着以内だった馬が【15-12-13】と、3着以内に入った馬の殆どを占める。これを前走5着以内までに広げると【16-15-14】となり、前走掲示板を外しているような馬では足りないことがよく分かる。

フェブラリーSの前哨戦として位置づけられている根岸Sだが、その位置づけとは裏腹に、なかなか本番には直結しないレースだったのだが、昨年は、根岸S組がワン・ツーを決めて、馬場改修後の04年以降の過去9年では【2-1-3】となっている。
一方、西の前哨戦である平安Sは、97年~03年までで【2-4-0】と、本番に直結するレースとして注目されていたのだが、04年以降で馬券になったのは05年3着のヒシアトラスと07年1着のサンライズバッカスの2頭のみと、馬場改修の影響があったのかどうかは分からないが、まったく本番に直結しなくなっている。
が、その平安Sは今年からは東海Sと施行時期が入れ替わった。平安Sは右回りだったのに対し、東海Sは本番と同じ左回りの中京で行なわれるので、平安Sよりは本番との関連性は強くなるかもしれない。
そういえば、有馬記念の前哨戦の一つだった鳴尾記念が金鯱賞と入れ替わったが、早速、本番の有馬記念では金鯱賞勝ちのブルーオーシャンが穴を開けた。まさか、JRAの番組編成班の顔を立てているわけではあるまいが、そういったことがよくあるのも競馬なので、東海S組には注意を払っておきたいところ。

馬場改修後の04年以降で、前走が条件戦だった馬で馬券になったのは09年2着のカシノドライブ1頭のみで、他はすべて前走は重賞に出走していた。
<前走重賞組内訳>
JCD:4-0-0
東京大賞典:1-3-4
根岸S:2-1-3
川崎記念:1-4-1
平安S:1-0-1

前走重賞で3着以内。これがフェブラリーSの鉄則だ。

■馬体重■

これは何もフェブラリーSに限らず、ダート戦、特に冬場のダート戦では定説になっているのだが、当日の馬体重が500kg以上ある馬が好走する傾向にある。

<馬体重別成績>*97年以降
500kg以上:7-6-8
490kg台:4-3-0
480kg台:1-2-5
470kg台:0-3-1
460kg台:0-1-1
450kg台:3-0-1
440kg台:1-1-0

440kg台と450kg台も好走しているが、圧倒的に馬体重がある馬の方が活躍している。

■性齢■

<年齢別>
4歳:5-8-2
5歳:8-2-4
6歳:3-2-7
7歳:0-3-3

4歳と5歳が優勢。
なお、牝馬で馬券になったのは、00年2着ゴールドティアラ、同3着ファストフレンド、01年3着トゥザヴィクトリーの3頭のみ。