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京成の法則1~東高西低

2010-01-13 00:00:00 | ダービー馬を探せ!2010
 「西高東低」と言われて久しい今の競馬界のパワーバランスだが、この京成杯では、過去7年で関西が3-3-2に対して、関東が4-4-5とやや「東高西低」の様相を呈している。そして、先週行われたシンザン記念とフェアリーSでは、いずれも関東馬が勝利を飾ったように、流れとしては関東馬にきているようだ。

  血統傾向については、3-6-3の父SS系と、4-3-4の母父ノーザン系が中心。
 そのノーザン系の中身は、父で1勝、母父で2勝のニジンスキー系母父で0-2-2のリファール系、それと母父で1-1-0のダンチヒ系をマーク。

 以上は、過去7年全体からの大局観だが、ここ2年に的を絞って見てみると、3着以内に入った父はSS系4頭、ロベルト系(BTライン)2頭。つまり、近2年で3着以内に入った馬の父は全てヘイルトゥリーズン系ということ。SS系についてもっと言うと、昨年2着の父ステイゴールドを除く3頭は、どちらかというと地味なSS系である。
 そして、その地味なSS系は、どちらかというとダート寄りの血統でもあるのだ。バブルの産駒は、殆んどがダートでしか走らないし、ゴールドヘイロー自身は地方競馬で活躍し、。エイシンサンディは未出走ながら種牡馬入りしたものの、その産駒は主に地方競馬で活躍していることから、同馬もダート寄りの血統と言える。ダート寄りの血統といえば、BTとマヤノトップガンの産駒も、近頃ではダートでの活躍馬の方が目立っている。

 といわけで、関東馬、ノーザン系、地味な父SS系、そしてダート血統の4つが、京成杯のキモである。

=つづく=



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