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ステイヤーの法則9~スペシャリスト2

2008-12-05 01:23:15 | 長距離血統の法則
本当にダンスインザダークは3000m超のスペシャリストなのか?

前回紹介した3000m超の5レースの血統分布を調べてみた。

まずはこちら↓

やはり第一感のとおり、ダンスインザダークが全5Rにおいて3着以内に入っている。

■ダンスインザダーク:8-3-3
・ダイタクバートラム:03年万葉1着、ダイヤ3着、春天3着、04年ステイヤーズS1着
・ファストタテヤマ:06年万葉1着
・マッキーマックス:06年万葉3着、ダイヤモンド1着
・ダークメッセージ:08年万葉2着
・ウイングランツ:05年ダイヤモンド1着
・メジロトンキニー:06年ダイヤモンド2着
・コンラッド:08年ダイヤモンド2着
・ザッツザプレンティ:03年菊花賞1着
・デルタブルース:04年菊花賞1着、05年ステイヤーズS1着

しかし、ダンスインザダークはいいとしても、他の種牡馬の成績はある特定の馬の活躍によるものが多い。

父SSは、今後出走馬が減っていくので省略するとして、エルコンドルパサー(3-2-2)は、
06年菊花賞1着のソングオブウインドを除く全てはトウカイトリックによるもの。

またサッカーボーイ(3-0-1)にしても、2勝3着1回はアイポッパーによるもので、
残りの1勝は03年春天のヒシミラクルである。


母父についても同様のことが言える↓

母父シルバーホークの成績は全てトウカイトリックによるものだし、
母父リアルシャダイの3勝のうち2勝はイングランディーレによるものだ。

これは何を意味するのか?

「3000m超」という特異な距離では、ある特定の産駒数頭が、そのスペシャリストとして長年に亘り活躍しているので、
そういった馬を狙った方が良いということだ。

とはいうものの、上述の9頭の好走馬を輩出している父ダンスインザダーク4種牡馬6産駒合計で3-4-3の父サドラーズウェルズ系を初め、
ここに登場している種牡馬は常に警戒するにこしたことはない。

=つづく=






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