SS系を持つ馬が中心の近頃の秋華賞。
だが、そこには20世紀に活躍した懐かしの血統が、今も尚ひっそりと息づいている。注目したいのは次の2系統。
【リファール系:父3-2-0/母父1-0-1】
なかでも、3勝2着2回のダンシングブレーヴのライン。
96年2着:エリモシック…父
97年2着:キョウエイマーチ…父
01年1着:テイエムオーシャン…父
04年1着:スイープトウショウ…母父
06年1着:カワカミプレインセス…父キングヘイロー(ダンシングBの直仔)
と、21世紀になって1着馬を3頭も輩出している。
今年の出走予定馬の中で該当馬を探してみると…
☆ クーデグレイス…ホワイトマズル×トニービン
父はDB直仔で、02年オークス馬スマイルトゥモロー、04年春天馬イングランディーレ、07年菊花賞馬アサクサキングス、そして、07年シンガポール国際を制したシャドウゲイトの計4頭のG1馬を輩出。
一方、母父のトニービンを含むナスルーラ系全体は、以前は活躍していたが、最近では全滅状態。ただ、過去に3着以内に入ったリファール系を持つ馬7頭のうち、ナスルーラ系との組み合わせが、5頭いることは特筆ものである。
そもそもリファール系は穴血統であるのは有名で、一発があるならこの馬だ。
☆ デリキットピース…ホワイトマズル×SS
この配合からは、上述のアサクサキングス、シャドウゲイトの2頭のG1馬が出ている。
【ノーザンテースト系:父1-0-1/母父3-1-2】
97年1着:メジロドーベル…父メジロライアン
97年3着:エイシンカチータ…母父
98年2着:ナリタルナパーク…母父
98年3着:エアデジャヴー…父
99年1着:ブゼンキャンドル…母父アスワン
05年1着:エアメサイア…母父
05年3着:ニシノナースコール…母父
07年1着:ダイワスカーレット…母父
今年の該当馬は1頭のみ。
☆ ワイドサファイア…タキオン×ノーザンテースト
07年1着のダスカと同配合。よくよく見てみれば、05年はSS×ノーザンテーストのエアメサイアが1着。
となると、今年本馬が勝てば、1年おきにSS系×ノーザンテーストが1着となって、血統傾向表的には一番絵になる。
=つづく=
だが、そこには20世紀に活躍した懐かしの血統が、今も尚ひっそりと息づいている。注目したいのは次の2系統。
【リファール系:父3-2-0/母父1-0-1】
なかでも、3勝2着2回のダンシングブレーヴのライン。
96年2着:エリモシック…父
97年2着:キョウエイマーチ…父
01年1着:テイエムオーシャン…父
04年1着:スイープトウショウ…母父
06年1着:カワカミプレインセス…父キングヘイロー(ダンシングBの直仔)
と、21世紀になって1着馬を3頭も輩出している。
今年の出走予定馬の中で該当馬を探してみると…
☆ クーデグレイス…ホワイトマズル×トニービン
父はDB直仔で、02年オークス馬スマイルトゥモロー、04年春天馬イングランディーレ、07年菊花賞馬アサクサキングス、そして、07年シンガポール国際を制したシャドウゲイトの計4頭のG1馬を輩出。
一方、母父のトニービンを含むナスルーラ系全体は、以前は活躍していたが、最近では全滅状態。ただ、過去に3着以内に入ったリファール系を持つ馬7頭のうち、ナスルーラ系との組み合わせが、5頭いることは特筆ものである。
そもそもリファール系は穴血統であるのは有名で、一発があるならこの馬だ。
☆ デリキットピース…ホワイトマズル×SS
この配合からは、上述のアサクサキングス、シャドウゲイトの2頭のG1馬が出ている。
【ノーザンテースト系:父1-0-1/母父3-1-2】
97年1着:メジロドーベル…父メジロライアン
97年3着:エイシンカチータ…母父
98年2着:ナリタルナパーク…母父
98年3着:エアデジャヴー…父
99年1着:ブゼンキャンドル…母父アスワン
05年1着:エアメサイア…母父
05年3着:ニシノナースコール…母父
07年1着:ダイワスカーレット…母父
今年の該当馬は1頭のみ。
☆ ワイドサファイア…タキオン×ノーザンテースト
07年1着のダスカと同配合。よくよく見てみれば、05年はSS×ノーザンテーストのエアメサイアが1着。
となると、今年本馬が勝てば、1年おきにSS系×ノーザンテーストが1着となって、血統傾向表的には一番絵になる。
=つづく=
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