JCの再戦を思わせる今年の有馬記念だが、そこに求められるのはJCとは明らかに違う適性。
最後の長い直線に設けられたダラダラと続く坂がある府中に対して、短い直線の先のゴール前に急坂が待ち構える中山。距離はわずか100mの違いだが、コーナー6回の中山芝2500mよりも、大箱の府中の方がよりスタミナを求められる。この点が、有馬記念で古くはダイユウサク、直近ではダイワメジャーといったマイラーが有馬記念で好走する要因の一つである。つまり、コーナー、コーナーで息が入り易い中山ではマイラーでもこなせるということだ。
JCの時は、出走馬の馬キャラ分析によって、1着~3着までをあぶり出すことが出来たのだが、残念ながら馬券に活かすことが出来なかった。ここはJCのリベンジの意味を兼ねて、同じ手法を使って有馬記念の適性に合った馬を炙り出してみたい。
■馬キャラ分析1~坂の有無■
~坂有り~
~坂無し~
注目はヒルノダムール。坂が無いコースが【3-1-1-2/7】に対して、坂が有るコースでは【1-4-0-2/7】と、勝ち切れないキャラであることが分かる。
■馬キャラ分析2~内回り・外回り■
~内回り~
~外回り~
ヴィクトワールピサは、内回りコースで【7-0-0-0/7】と国内の勝ち鞍全てを挙げているが、外回りでは【0-1-2-1/4】と一度も勝ったことがない典型的なこまわり君。
7勝のうち4勝を挙げている中山となれば、俄然、食指が動こうというものだが、どうも気になることがひとつある。それは、凱旋門賞を回避した直後の市川オーナーの「年内は1戦で引退」という発言。しかも、「有馬は昨年一度勝っているから、使うならJCになるだろう」とまで言及している。てっきりJCで引退かと思いきや、有馬にも出走するとは驚いた。その後の記事を目にしていないので、陣営の中でどういった経緯があったのかは知る由もないのだが、デムーロが陣営の思惑に反して、猛烈な調教をつけたことなどを考えると、どうも胡散臭くて勝負する気が起きない。
一方、ヴィクトワールピサと真逆のキャラがブエナビスタ。外回りでは【8-2-2-1/13】に対し、内回りでは【0-1-2-1/4】と一度も勝ったことがない。
また、オルフェーブルについては、小回りコースはこれまで一回しか走ったことがないので、なんとも言えないが勝っていないことは事実。しかも負けた相手は牝馬のホエールキャプチャである。人気がないのであれば目を瞑って勝負できるが、1番人気のここは敢えて死角と言わせて貰う。
■馬キャラ分析3~上り3F■
JCよりも、それほど切れる味は求められない有馬記念ではあるが、過去5年では、上り3F3位以内率75%以上の馬が必ず毎年1頭は入っていることを考えると、オルフェ、ブエナ、ジャガーは押さえておいた方がよさそうだ。
で、問題は切れ味がない馬も毎年3着以内に入っていること。これをどれにするのかが悩ましい。
内枠有利の有馬ならば、軸は内枠からが正解なのか。ただし、ブエナは内回りの不安、ヴィクトワールピサは背景の胡散臭さ、ヒルノは坂有りコースの不安がつきまとい、ヒモはあっても頭には置きたくない。となると、順番にエイシンフラッシュとなるのだが、これは残念ながら過去23年で【0-1-4】のデスナンバーの5番に入った。しかも、前日最終オッズでは、これまた過去23年で【0-0-0】の7番人気となると、とてもじゃあないが勝負はできない。
その隣りのキングトップガンであるが、ドンケツ人気なので総流しはするが、それはあくまでもお遊び馬券。
というわけで、勝負馬券はグッドラックハンデの結果を見てから決めることにします。あしからず。
みなさん良い有馬記念を!!
最後の長い直線に設けられたダラダラと続く坂がある府中に対して、短い直線の先のゴール前に急坂が待ち構える中山。距離はわずか100mの違いだが、コーナー6回の中山芝2500mよりも、大箱の府中の方がよりスタミナを求められる。この点が、有馬記念で古くはダイユウサク、直近ではダイワメジャーといったマイラーが有馬記念で好走する要因の一つである。つまり、コーナー、コーナーで息が入り易い中山ではマイラーでもこなせるということだ。
JCの時は、出走馬の馬キャラ分析によって、1着~3着までをあぶり出すことが出来たのだが、残念ながら馬券に活かすことが出来なかった。ここはJCのリベンジの意味を兼ねて、同じ手法を使って有馬記念の適性に合った馬を炙り出してみたい。
■馬キャラ分析1~坂の有無■
~坂有り~
~坂無し~
注目はヒルノダムール。坂が無いコースが【3-1-1-2/7】に対して、坂が有るコースでは【1-4-0-2/7】と、勝ち切れないキャラであることが分かる。
■馬キャラ分析2~内回り・外回り■
~内回り~
~外回り~
ヴィクトワールピサは、内回りコースで【7-0-0-0/7】と国内の勝ち鞍全てを挙げているが、外回りでは【0-1-2-1/4】と一度も勝ったことがない典型的なこまわり君。
7勝のうち4勝を挙げている中山となれば、俄然、食指が動こうというものだが、どうも気になることがひとつある。それは、凱旋門賞を回避した直後の市川オーナーの「年内は1戦で引退」という発言。しかも、「有馬は昨年一度勝っているから、使うならJCになるだろう」とまで言及している。てっきりJCで引退かと思いきや、有馬にも出走するとは驚いた。その後の記事を目にしていないので、陣営の中でどういった経緯があったのかは知る由もないのだが、デムーロが陣営の思惑に反して、猛烈な調教をつけたことなどを考えると、どうも胡散臭くて勝負する気が起きない。
一方、ヴィクトワールピサと真逆のキャラがブエナビスタ。外回りでは【8-2-2-1/13】に対し、内回りでは【0-1-2-1/4】と一度も勝ったことがない。
また、オルフェーブルについては、小回りコースはこれまで一回しか走ったことがないので、なんとも言えないが勝っていないことは事実。しかも負けた相手は牝馬のホエールキャプチャである。人気がないのであれば目を瞑って勝負できるが、1番人気のここは敢えて死角と言わせて貰う。
■馬キャラ分析3~上り3F■
JCよりも、それほど切れる味は求められない有馬記念ではあるが、過去5年では、上り3F3位以内率75%以上の馬が必ず毎年1頭は入っていることを考えると、オルフェ、ブエナ、ジャガーは押さえておいた方がよさそうだ。
で、問題は切れ味がない馬も毎年3着以内に入っていること。これをどれにするのかが悩ましい。
内枠有利の有馬ならば、軸は内枠からが正解なのか。ただし、ブエナは内回りの不安、ヴィクトワールピサは背景の胡散臭さ、ヒルノは坂有りコースの不安がつきまとい、ヒモはあっても頭には置きたくない。となると、順番にエイシンフラッシュとなるのだが、これは残念ながら過去23年で【0-1-4】のデスナンバーの5番に入った。しかも、前日最終オッズでは、これまた過去23年で【0-0-0】の7番人気となると、とてもじゃあないが勝負はできない。
その隣りのキングトップガンであるが、ドンケツ人気なので総流しはするが、それはあくまでもお遊び馬券。
というわけで、勝負馬券はグッドラックハンデの結果を見てから決めることにします。あしからず。
みなさん良い有馬記念を!!
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