聖闘士星矢LC ユズリハ外伝

＜聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話＞
■ユズリハ外伝「血墨の紋」

シオンはユズリハの案内で、ジャミールの師を訪ねます。
その道すがら、彼女の父と母の鳥葬が行われているのが
見え、ユズリハは両親が事故死したことを話します…。
弟のトクサも同じく事故死したのですが、彼の亡骸は、
谷の深い場所に落ちたのか、見付からなかったそうです。

師であるハクレイの元を訪れたシオンは、教皇の星見で
ジャミールに凶星の兆しがあったことを伝えます。
ハクレイもここ数日の不穏な小宇宙を感じている様子…。
また、ハクレイの傍らには修繕中と思しき聖衣群が。
顕微鏡座っぽい聖衣、鳩座っぽい聖衣などが見て取れる。

ハクレイは憎まれ口を見せながらも、トクサが逝き、
ユズリハも嫁ぎ、シオンにまで自分の元を去られるのは、
さすがに落ち込むと口にします…。

ユズリハは自室で、弟のトクサを見送ります。
そして、過去の弟とのやり取りを想い返します…。
その刹那、トクサが自室を訪れ、
ユズリハは思わず、弟に駆け寄ります。
が、トクサの瞳には昏い陰が…。

同じ頃、一瞬黒い小宇宙を感じたシオンは、
ユズリハの生家へと急ぎます…。
シオンは負傷したユズリハと
炎の中に立つ冥衣を纏ったトクサを見て取ります。

トクサは、冥闘士の天巧星・ハヌーマーンを名乗り、
ハーデスから永遠の命を授かる代償として、
自身の愛する者たちを殺すのだ、と告げます。
どうも、事故死に見せ両親もトクサが殺めたようです。

トクサは残す実姉を殺さんと必殺技を放ちます。
「積尸気如意霊臨！！！」
シオンはユズリハに弟殺しの罪を背負わさぬために
彼女を制して、自らが討って出ます。
そんなシオンの態度を見て、トクサは実姉が戦うのは
貴方を目指したから、傷を負うのも、女を捨てたのも
シオンの所為だという思いを吐露します…。
ならばせめて自分の手で、そこから解きたいのだ、と。
しかし、シオンの技の前に倒れたトクサは、
実姉への想いを残し、看取られて亡くなります…。

ユズリハはトクサを看取ると、その血で家紋を描き、
改めて聖闘士として生きることを誓います…。


と、数珠のできる前みたいなので、また甦るのかも？
ハヌマーンだから必殺技は如意棒からかな？？
あと、ハヌマーンをモチーフにするのはどうかと思う。
出来れば、西洋の怪物をモチーフにしていただければ。
東洋などはハーデスの治める場所じゃない気が…。
もちろん、ガルーダもインドなんですけど、こちらは
紋章などのイーグルの代わりに三巨頭入りって感じも。
玄武も同じです…。仮に他の四神も出てくるのかなぁ？
なんとなく、そんなことも思った外伝でございました。