コキュートスの記憶

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主にガンダムを中心にしています。

聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話 94

2018年09月20日 | 星矢
□聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話
 Part94 無為

シジマは、アテナがサマエルの毒に侵されていて、
救えるのはオデッセウスしかいないと話しかけます。
しかし、オデッセウスは、四門を力尽くで開けて、
推し通る、それが答えだとシジマに返します。
オデッセウスは、死、生、老、病の四門を開きます。
まず老と病が一瞬にして身体を枯骸の如くと化し、
次に生と死が忍び寄り、僅かな骨肉の中で相争い、
やがて生が退きます…。

数年前、聖域─
シジマがガンジスでの千日の荒行を追え、帰国。
シジマは、千日間ひたすらに神仏の声を聴こうと
問いかけていたのですが、何も応えることはなく。
無響無音の深い深い静寂の中で、
シジマは、聖なるガンジス河を眺めていました。
そんな無為な静寂の中で自問自答を繰り返す内に、
シジマは、聴覚を失ってしまいました。

そして、黄金聖闘士の資格はないと話します。
オデッセウスは、神仏との対話に言葉は無用、
黄金聖闘士の中で最も神に近づいたのだと言い、
答えのでない生死観に捕らわれてはいけないとも。
これから成すべきは、瞑想ではなく、この地上に
生きている生命をアテナと共に守ることだ、と。

戻って、宝瓶宮─
オデッセウスと対峙していたシジマは、
傍らのミストリアに声を掛けますが、
もちろん、ミストリアが目覚めることはなく…。

ややあって。
処女宮で、オデッセウスが復活するのを感じ、
シジマは、座して小宇宙を燃やします。
オデッセウスを敵と見做し、天舞宝輪を構え、
乙女座の最大奥義である天魔降伏を放ちます。
コメント
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