□聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話
番外編 朱の新生(あけのしんせい)【前編】
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デフテロスは、双子座の黄金聖衣に問い掛けます。
何故、お前が俺の元にあるのだろうな… 双子座よ…
そこへ、水瓶座のデジェルが、凍気を纏い、現れます。
デジェルは、教皇の勅命を伝えるため、訪問したと言います。
デフテロスは、双子座の黄金聖闘士として、勅命を命じられます。
が、デフテロスは、凶星として、忌まわれた存在だと反論しますが、
デジェルは、双子座の黄金聖衣を預かることを許されたのだろうと言い、
自分には、教皇の判断が当然だと思えると、デフテロスの資格を認めます。
任務は、数ヶ月前にカノン島に魔星が落ち、聖域も幾度も兵を送ったが、
誰ひとりとして帰って来ず、また、カノン島の住民も何人も失踪している。
デフテロスは、任務先であるカノン島に向かうことになります。
また、アスプロスが死の間際、自身の頭脳に幻朧魔皇拳を撃った。
あの行為に、どんな意味があったのか。
亡骸を土に埋めても尚、嫌な予感は消えん。
兄は、死で終わるつもりはないと言うことと、デジェルに話します。
デフテロスは、不満ながらも正装に着替え、
任務のために鬼に会いに行くのではなく、
俺が鬼になるために会いに行くのだと決意を新たにします。