□聖闘士星矢 冥王異伝 ダークウィング
第35話 黄金の戦士 vs 戯曲の騎士
第35話 黄金の戦士 vs 戯曲の騎士
双子座の惣次郎は、蠍座のエウラリアに駆け寄り、星命点を突きます。
また、セイリムが倒され、結界が消えはしましたが、不安感が残ります。
そこへ、牡羊座のテセウスから連絡があり、学園から今直ぐ離れろと。
乙女座のレンゲ曰く、邪神ヤルバダオトが顕現するとのことです。
惣次郎は、エウラリアとヴァシリオスが負傷したことを伝えます。
満身創痍のふたりは、邪神と聞き、空元気を見せますが……。
獅子座のヴァシリオスは、剣王騎シェディムと戦っていたが、
この傷は、宝王騎セイリムに追わされたものだと、惣次郎に話します。
惣次郎は、自分たちも、セイリムに先程迄閉じ込められていたと。
エウラリアは、復活すると聞いていた邪神とは、別なのかと疑問に。
その疑問に、ヤルダバオト様は、デミウルゴス様の別名だとの声が。
シェディムがセイリムを伴って現れ、惣次郎たちは、臨戦態勢へ。
セイリムは、今回のサバトは楽しんでいただけた?と、微笑みます。
私たちは、13人の魔女だと、倒されたのは、8番目だと言い、
そして、私は、6番目のセイリムなのだと、自己紹介します。
惣次郎は、何れかが本物なのか、それとも全員が本物なのかと思案します。
セイリム曰く、強い小宇宙同士のぶつかり合い、魂同士の衝突、
命の削り合いは、時空も次元も超え、異次元に封じられた神にも届くと。
セイリムが見上げた先には、鎖に封じられた黒い影がありました。
瞬間、惣次郎たちは、強大な小宇宙を感じます。
セイリムは、ヤルダバオト様が神の小宇宙に近付いて来た証拠だとし、
神の小宇宙は、次元の壁を超える際、凄まじい爆発を起こすのだと。
その範囲は、約半径1km、近くの街を包み、普通の人は、亡くなると。
住民の約23万人は、ヤルダバオト様の生贄になるのだと、微笑みます。
これを聞き、惣次郎は、話が拳は、異次元なら、俺の技の範囲だとし、
ヴァシリオスとエウラリアに、ふたりの戯闘士任せ、小宇宙を燃焼。
エウラリアは、言うが早いか、スカーレットニードルを放ちます。
セイリムは、メダリオンシールドを展開し、赤い衝撃を防ぎます。
しかし、エウラリアの技は、スカーレットヴォルテックスに変化し、
セイリムの防盾を突き抜け、マスクを吹き飛ばします。
セイリムの表情が変わり、エウラリアを最初の生贄にしてあげると。
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