オットのファーストキスの相手は義母である

たとえ夜中に2・3時間ごとに起こされようと，
おしっこを顔にかけられようと，
たった今替えたばかりの服とオムツをウンチまみれにされようと，
なぜだかかわいいという，ボテは不思議な生物です．

「むーかわいい」と言いながらやつにチューをしていて，
ふと，
こいつが中学生とか高校生になって，
レンアイとかして初めてのキスとかしちゃったりして，
ファーストキスだ!! とココロときめかせたとしても，
お前のファーストキスは既に私に奪われた後なのだ! ふははは!!
と思って，次の瞬間，
その昔オットさんに対して，
お義母さんが同じことを思ったのかもしれないと思って，
ちょっとウケました．

夜中に，ボテのウンチオムツをトホホとなりながら洗っているときにも，
「あの人も（実家のハハ）こんな思いしながらうちらを育てたンかなー．」
と思ったりします．


今の私やオットさんが思ったりしたりしていることを，
30数年前に母や義母や，父や義父がしていて，
そしていつかまたボテが，
誰かと一緒に思ったりしたりしていくのかもしれない．

つながっていくって，こういうことなんだなーと，
ウンチオムツを握り締めて思いながら，
今さら親のありがたさをかみしめる今日この頃です．