ぼてマメ日記

息子ぼてと娘マメとの毎日やなんやかやをテキトーにつづります

とりかえしのつかないこと。

2006年07月12日 | チビ
いま,北村薫の『詩歌の待ち伏せ』を読んでます。
毎日ボテとお付き合いしながらなので中々進みませんが,
北村薫さんが
『いわば心躍る待ち伏せをしていて,否応無しにわたしを捕らえた詩句』
について,ご自分とその詩句の出会いのエピソードを書かれた本です。

で今日は,その本ではなくて,
ボテが生まれて何となくバタバタしていた私が,
久しぶりにゆっくり新聞を開いた時に「待ち伏せ」された短歌の話。
かの「折々のうた」でその日とりあげられていたのは,俵万智さんのこの歌でした。


とりかえしのつかないことの第一歩
名付ければその名になるおまえ


一人の人間になまえをつける,というのは,
嬉しいようなメンドクサイような,そしておそろしいような。
夢枕獏さんの「陰陽師」ではないですが,
「なまえは呪」の意味をもいっかいかみしめたりします。
ボテの名まえをつけたばかりの頃だったので,いっそう感慨深くこのミソヒトモジを眺めました。
『プーさんの鼻』に収められているそうです。
一度読んでみたい。


ちなみにボテの本名を姓名判断すると,
一見やる気なさそうだが、しっかり者で努力家」
自分本位に見えるが、本当は面倒見が良い」
けっこうウケる。
コメント (2)
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