ロタ覚書。

ロタ覚書，ボテの場合。先生から聞いたことや調べたこと。


・主な症状と経過は嘔吐・発熱→下痢。いずれも激しいのが特徴。
・発熱，嘔吐は1～2日でおさまる場合が多い。
・もらっていた座薬などがある場合は，積極的に使って熱をさげてやろう。
　うちにももらい置きがあったのだが，使って良いのかどうか悩んで結局使わず。
　翌朝主治医に聞くと，そういう時はどんどん使っていいよとのこと。
　でも子どもによるかもしれないので要問合。使用期限も要確認。


・脱水症状をおこすのが一番怖いので，とにかく水分補給!
　飲むととにかく吐くのであげるのをつい躊躇してしまうが，
　全部は出ない，出した分＋αのつもりで水分補給!
・嘔吐が続いている場合の水分は，一回量を少なく回数を多くあげる。
　お茶，イオン飲料など，ボテはミルクも飲めたのでミルクも。
　ミルクは2/3程度に薄める旨の記述も多いが，そのままでも大丈夫とのこと。
・発熱時，水分補給の時にはあたたかいものより冷たいものを。
　40度の水分を与えるより10度・20度の水分を与えた方が解熱作用が期待できる。


・嘔吐がとまれば，食べなれたものを早めに与えた方が良い(下痢してても)。
　いつまでも水分だけだと，腸の機能の回復が遅れるそうな。
　食物の繊維成分が特に便性改善に良いそうですが，
　離乳食が完了している子でもやや軟らかめから再開した方が良いとのこと。
　ただその子の好み(シャキシャキが好きとか)にもよるので，食べたがるものを。
・牛乳や油分の多いもの，果汁(特に柑橘系)は下痢をうながすことが多いので避ける。


・下痢便でおしりがかぶれやすいので，オムツ替えはでたらすぐに。
・市販お尻拭きでこすってふいているとかぶれやすいので，
　できるだけ座浴等で洗い流し，タオルでおさえるようにして水分を取り，
　よく乾燥させてからオムツをつける。
・かぶれやすい子は塗り薬を出してもらうのがよし。


・熱が高い間は体力消耗するので入浴は控える。
・熱が下がり，機嫌も悪くなければいれてやっても可。あまり長風呂させない。


・下痢，嘔吐物の中にウイルスがいるので，
　オムツ替えや吐瀉物掃除のあとは二次感染を防ぐために手洗いうがいをしっかり。
・下痢がおさまっても，一週間くらいは便の中にウイルスがいきているので，
　オムツ替えのあとは手洗いをきちんとするくせをつけておくと良い。