湖のほとりから。

花と空と心模様を写真と詩と文に託して。

雨宿りの君へ

2018-12-01 16:25:38 | ポエム
『雨宿り』って言葉が好き

ひとときの安心

ひとときの暖かさ


走ってる途中でもいい

歩いている途中でもいい

雨が降ってきて

濡れてしまわないように雨宿り



足元が濡れぬよう

風邪をひかぬよう

私があなたの雨宿りであったなら



これから先の

人生を歩くのに

雨宿り先でひと休み



何を話しましょうか

楽しい昔話でもしょうか


ほんのひととき

共に心が触れ合えば

これから

歩いていく水たまりも越していける



『雨上がり』

ニコッと笑って

振り返っても

見えなくなるまで

後ろ姿に手を振っているからね

















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12月1日の空

2018-12-01 09:23:08 | ポエム
冬なのに

そんなに寒く感じない朝


ゆうべは

あまり眠れなくて

何故か眠れなくて



それでも朝は来て

こうして空を見上げてる


西へ続いている雲を

ひたすら眺めてる


人の肺の中の

毛細血管のような雲


この胸の中も

あんなふうになってるのでしょうね


ひと呼吸

ふた呼吸


溢れ出してしまわないかと

心配してしまうけど

私の中は

綺麗な空気に

満たされているのだとおもう


もし

空気が足りなくなってしまったら

この雲を吸い込んでしまえばいい?



12月


早いもので

両手の指ではもう

数えきれないほどの思い出たちが

この胸にあると言うのに



あと、ひと月

そして

来年へとバトンタッチしていかなきゃね



一生懸命、息して

一生懸命、向き合って






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