ぶつぶつ地蔵

地蔵 呟く ひーの言葉を。ぶつぶつと…。

コメント大歓迎!BUT訳の解らない書き込みはザクザク消しますッス!

お数珠

2015-05-30 02:23:56 | 呟き
28日にお数珠が届きました♪
とても素敵ですーo(^-^)o

注文しちゃいました!

2015-05-18 16:50:08 | 呟き
先日、ARTを観に行った帰りに、泉涌寺近くまで足を伸ばして(まさしく南座から歩いて行った・笑)かたおかさんにお伺いした。
かたおかさんは「切れたお数珠」(こちら → )で一度触れた、お念珠の工房です。

昨年末、般若心経のお写経が目標巻数に達した上に、今年に入って薬師経も12巻に達したとゆーコトで、お数珠を注文しに行きたかったのです。
なかなか京都で時間が作れなかったのと、薬師寺さんへ縁日に行けなかったのと、懐の木枯らし具合が半端なかったのとで延び延びになってたんですよ。
ようやく意を決してのお伺い。懐は相変わらず寒しといえど、気合は十分です。

工房に入って薬師寺での経緯を話すと、すぐに思い出してくださいました。

で、そこからはお数珠の相談です。
宗派をお伝えし、お数珠の長さや数珠玉の大きさを手にとって確認。
生年月日をお伝えし、ご縁のある色なども調べてもらいました。
オイラ三碧なんですが、お薬師様とご縁ありますねって言っていただけてめっちゃ嬉しかった~♪
紐部分や親玉などに使う色を決めます。
白青緑がご縁のある色なのですが、自分の好きな色を入れても良いとのこと。
いろいろ悩みましたが、オイラは菩提樹の供揃えに4つの珠のみラピスでお願い致しました。

ただ今絶賛作っていただいている中です(笑)
完成したらご連絡頂けます。

で、TOPのお写真は、鬼のお顔の根付です。
かたおかさんが下さいました。
辛いことや嫌なことがあったら、この鬼のお顔を握って逃れなさいって^^


さてさて、お念珠とご対面するのが楽しみです♪
お念珠が手元に来てくれたら、またご報告致しますね。















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2015年GW その2

2015-05-08 13:35:40 | 奈良
5月3日(日)
この日は船宿寺さんの特別拝観へ。年に一度のご本尊様・お薬師様の御開帳なのです。
一昨年だったかなぁ船宿寺さんを知ったのですが、重い腰をあげてようやくお参りに。
しかし、この重い腰が功を奏してお稚児さんのある年にお参りできたとゆーご縁。
船宿寺さんは御所からバスで15分くらいの所にあります。御所へも電車の本数が少ない上に、バスの本数も少ない。しかも、朝の8時代には走ってないという。。。解ってたんですが、8時頃御所に到着。観光案内所ですぐに聞けば、8時代にあったコミュニティバスを利用できたのにバス停を探して彷徨っているうちに(バス停を通り越してたので見つけられなかったのだ)コミュニティバスを逃してしまい。。。バスは1時間以上待ち状態に。
観光案内所のおっちゃんがええ人で、船宿寺までの地図と帰りのバスの時刻表をくださったので、1時間以上バスをボンヤリ待つより1時間半歩くか!ってコトで、ザクザク歩くことに。


ほぼほぼ1本道なので歩いても迷いません。ただ、後から知ったんだけど、船宿寺さんまで6.5kmあったらしい。
観光所のおっちゃんの指示通り、途中、小殿で旧道へ入る。


この旧道へ入るところを、どうやら地元の方に見られていたらしい。。。船宿寺さんで「小殿で歩いていた方ね」と声をかけられてしまいました^^; そんなに目立ってたかなぁ~?
流石に6.5kmは結構こたえました。かなーりヘロヘロで船宿寺さんに到着。
はな祭りの準備は万全です。
山伏の休憩所があったり、お稚児さんの集団がいたり♪




大手まりは満開だし、ツツジも鮮やか。




そんな中を通り抜け、本堂へ。


既に法要の準備が整ってたので境内にいた方に中でお参りして良いか聞くと、どうぞどうぞ!って。
ありがたく真ん前に行って般若心経と薬師経を上げさせて頂いてたら・・・何やら入口で「チ~ン」「チ~ン」って聞こえます。取り敢えずお経さんを読み終えてお堂から出ると、既にお稚児さんがスタンバイ!
マジ(゜д゜lll)!
そそくさと本堂から立ち去りますと、ちょうど導師様を引き連れた山伏が本堂を目指してくるところでした。
ヤバイヤバイ((((;゜Д゜))))。
法要の邪魔になるところでした。
散華を撒きながらお堂に来る姿が、薬師寺の法要とはまた違って良かったです。
参道の子供達(いや、じじばばも!)が散華を必死で拾うのも微笑ましい。っつか、君らベッタンでもするん?ってくらい拾ってました。ちなみにオイラは7枚拾いました^^





本堂の前まで来ると、導師様をお堂に送り出すように山伏がお経をあげます。そのお経さんに乗ってお堂へ入っていく導師様。一人だけ残った方が、お稚児さんに功徳を授けてらっしゃいました。




かなり厳しそうなおじいちゃんのお坊様って印象だったのに、梅枝で子供たちの頭をチョンチョンとするときの「ようお参り。元気にな」のお声のお優しいこと!
めっちゃ泣いている子にも優しく語りかけてらっしゃいました。


いいねぇ。こういうの。


お稚児さんの行事が終わると、一般の方がお堂の中に入ってお参りすることができます。
オイラは先に済ませてたので、護摩焚きが始まるまでにお庭を拝見しに行くことに。
オイラは石楠花との相性が悪いのか、どのお寺に行っても綺麗な房も残っているもののたいてい満開を過ぎてます^^;


九輪草は今が盛。




下のお庭も拝見して、御朱印を頂いて戻ってくると丁度護摩焚きが始まるところでした。




四方上下に矢を射るのは薬師寺の護摩焚きで何度か見てましたが、こちらは小刀と斧の場面もあり、なんか、より小角様っぽい?って思っちゃった(笑)








最初はモクモクと白煙筒?って感じだった護摩壇ですが、次第に炎が燃え立ち、最後は轟々と天を焦がす勢いになりました。






この護摩焚きを見ている時に「ひーちゃん?」と声を掛けられました。
なんとFBでお世話になっている二想のメンバーのアケミさんが旦那様とはな祭りを撮影に来られてたのです!
向かい側で撮影してて、何か似てる人おるな~って来てくださったんです。オイラってそんなに目立つのかしらん?
かなり護摩の炎が暑かったので、二人して撤退(笑)

車で旦那様を待つとおっしゃるので、オイラも御所へ引き返すことに。
駐車場で「また二想でね~」って別れて、オイラはバス停へ。次のバスは30分後。。。
行きは旧道を通ったので、30分待つ間に小殿あたりまで下り坂だし歩くか!ってコトで、プラプラ歩き始めたオイラ。
途中小さな祠を見つけたりしながら2駅ほど歩くと、後ろから来た車が急停車。


なんとアケミさんがオイラが歩いているのを見つけてくださったのだ。のみならず、御所の駅まで送ってくださると!!!
ありがたや、ありがたや。。。オイラ的には棚ボタでんがな。
おかげさまで12時台の電車に乗ることができました。
アケミさんたちは久米寺のお練りに行ったそうです。
オイラは・・・


くす(。-∀-)。。。


橿原神宮のエキナカで冷やし坦々面で腹ごしらえをして薬師寺へ。


既に玄奘三蔵会の舞台が組まれておりました。


講堂で大覚師にお会いしたら、正装(っていうの?)のお袈裟を着けてらっしゃって、法要があったのかしら?なんて思いつつ会釈をしたオイラ。御朱印をいただいて講堂をでると、目の前を歩く玄奘様が・・・って、東儀さんやんか~!(笑)
そうです。どうやら、この日は5日に行われる玄奘三蔵会のリハの日だったようです。
楽に合わせて通しをされてました。






オイラは定運師のご法話を聴きに勧進所へ。
ワンコと赤ちゃんを連れた親子のご夫婦さん(多分娘さん夫婦とご両親がお参りに来られていた)がいらしてて、ご法話を拝聴しても良いか尋ねられたところ、定運師は「是非とも聞いていってください」とおっしゃってました。泣いても(哭いても)構いません。赤ちゃんと犬はなくのが仕事なんですからと。
だよね~。そういうと思ったよ。っつか、だめとか言ったらガッカリするところでした。
ワンコも赤ちゃんも笑い満載のご法話の間中、おとなし~くしておりました。
笑わせる話もたくさん盛り込んで話してくださるとっても優しいご法話。仏様の教えを敷居の高いものにせず、オイラ達でも触れる位置に持ってきてくださってるんですね。でもお話の内容は唯識。心のあり方を問われている、自分で見つめ直すご法話なんだと思います。

平城宮跡の天平人にも会いたかったんだけど・・・薬師寺にくると腰を据えてのんびりしちゃうので^^;
結局天平人には会いに行けませんでした。一回くらい行きたいなぁ。。。

5時の鐘が鳴るまでボンヤリ中門で癒されるオイラ。

鐘の音を聞くと、ゴンゾや後藤師だったらしく、最後の一打の直前に子供を発見し、「早く早く~!!!」と呼び寄せ、一打を撞かせてあげてました。これも微笑ましい~。。。

さて、この日はへいちゃんで晩御飯を食べる予定。
6時までゆるゆると時間を潰してへいぞうさんへ。
珍しくこの日はまったりモードで。。。いつも以上にのんびりめぐたんとおしゃべりなんぞしながら美味しい料理を食べたのでした。

ヒラマサのカルパッチョ


バケット


ヒラメと筍の梅味噌炒め


ホタルイカ



更につづく。。。












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2015GW その1

2015-05-07 12:41:17 | 奈良
ウチの会社は、29日の昭和の日を出勤とし、2日の土曜に振替して2日~6日までの5連休がGWでした。そんなオイラのGWはこんな内容だったのであ~る。

5月2日(土)
当初は友達のおこちゃまと奈良公園でピクニックの予定だったのですが、前日におこちゃまがおねちゅを出してしまったので延期に。
なので3日にゴリ押しで入れ込もうとしていた春日さんの特別参拝に行くことに。
普段は入ることのできない禁則地、春日さんの本殿4社の真ん前まで行くことができるのです。西山先生曰く、こんなところまで一般人が入るのは初めてではないか。。。とのこと。
9時頃に近鉄奈良駅に着けるように家を出たおかげで、そんなに混むまでに春日さんへ到着。少し並んだものの、すんなり中に入ることができました。

参拝をしていると、特別に許可を得て撮影をされていた方に付き添っておられた神職の方が、参拝者に時折説明をして下さっていました。せっかくですので、いろいろお話を聞かせて頂きました。一番ほほゥ!と聞いたのが、瑠璃燈籠。御仮殿へ遷座されていた神様の前に一基づつ燈籠が置かれていました。お社を見たときに梁の部分に環があったので、あの燈籠を吊るすのだなと解ったのですが、もともとは瑠璃燈籠という燈籠が掲げられていたとのこと。形が今の燈籠とは違うんですって。現在は宝物殿に瑠璃燈籠は納められているらしい。瑠璃って付くだけで反応しちゃったオイラです。
あとね、第一殿の脇にいらっしゃる天手力男のお社には、蟇股があるんですよとのこと。確かに、他のお社にはない蟇股がございました。
そして、4つの社殿をつなぐ部分の絵。もともとは板に直接描かれていたので、造替のときに取り外され衝立などの装飾品に仕立てられたものもあるんだとか。しかし板に直接描くと絵の具の発色が良くないなどの理由で、漆喰を塗りその上に描くようになったのです。そうすると、板に直接描いていた時のように取り外すことができません。なので漆喰を削り剥して、そこに新たな漆喰を塗り込めて描くようになったんだとか。今回も剥がしちゃうんですか?と尋ねたところ、保存できる形で剥がせないか検討中なんだそうです。どうなるのか気になりますね。

じっくり神様がいらっしゃった社殿を見させていただき、その後御蓋山に参拝、山藤を堪能♪砂擦りの藤より山藤の方が生き生きとして綺麗でした。


思いのほか春日さんでのお参りがスムーズに済んだので、鹿と戯れつつ昼過ぎに取りに行く予定をしていた子福利餅(こうごりもち)をいただきに樫舎(かしや)さんへ。

昼過ぎに取りに行きますと言ってたのに、早く行ける旨を伝えると快くお出で下さいと言ってくださいました。行ったり来たりせずに済んでヨカッタ~♪
お店の中には、お水取りの松明や、高田和尚の「かたよらない心」が飾ってありました。
家に帰ってから樫舎さんのお餅を初めて食べたのですが、激ウマで感動です。ウチの父も喜んで食べてました。


奈良での最後の予定はお昼ご飯。
その前にマトリョーシカ展の会場を覗いたのですが、まだ開館しておらず。。。残念ながら見ることができませんでした。
で、だ。お昼ご飯。
2度目の穀雨さんへ。餅飯殿にある4月末にオープンしたばかりの中華粥のお店です。
今回は丼にしようと思っていたのですが。。。やはりお粥さんにしちゃいました!しかもおかわりもしちゃったのだ!(お粥一杯のおかわりが金額に含まれてるんです)

前回も思ったけど、角煮が半端なく美味しい。

デザートもさっぱりしてて美味しいし。

今後もお粥さんを頼んじゃうんだろうなぁ。いつになったら丼を食べられることやら^^;

お腹を満たしたので後半戦。大阪へととんぼ返り。

天王寺の市立美術館で行われている南画展へ。
FBでお世話になっている二想の方が出展されていたので、拝見に行ったのであります。
春日さんがスムーズだったので、大阪にも予定より早く戻れたのでゆっくり拝見することができました。

南画というジャンルは、言葉だけ知っててどういった作品なのか全然知らなかったオイラです。
基本は水墨で描くんですね。金をポイントで使うのが最近の流行りらしい。
いくつかとっても気に入った作品がありました。朽ちた築地塀に映る木漏れ陽を描いた作品、善財童子に導かれる女の子の作品、円空菩薩を描いた作品、、など。墨の濃淡だけでも生き生きと描き出された作品はスンバラでございました。墨に五彩ありってヤツですね。
知り合いの方の作品は、二十五菩薩。當麻寺の練供養をモチーフに描かれたんだそうです。14日の練供養をお参りする前に見ておきたかったので、じっくり拝見できてよかったです。
会場で初めましての方にもお会いし、いろいろお話できたのも楽しかったですね。

せっかく天王寺まで来たので、ゑびす屋さんでとろろ昆布を購入。ここのとろろが美味しくって大好きなのです。
ついでなので、赤松種苗さんで母の日用のミニバラもGET。

夜はマンションの理事会があったので早々に帰宅。
いろいろと用事を済ますことができた一日でした。


長くなったのでつづく







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春日権現験記を読む②

2015-04-29 11:53:16 | 好き・応援
春日権現験記を読む②
講師:西村厚先生

春日大社第六十次式年造替の行事の一貫として、西山先生が春日権現験記 全二十巻を読み解く講座です。
第一回目はワタクシが気づかぬ間に終わっていたようです(笑)残念!
一話完結ってことなので、早速申し込んで聴講に伺いました。
今回は巻3と巻4です。

冒頭、春日権現験記とはどういったものか。誰が作ったのかをご説明されます。
これはどの回から聴講した人でも解るように、毎回ご説明されるとのこと。

■講座内での春日さんの呼び方の決まりごと■
春日社   → 創建当初はこう呼ばれていた。昔の春日さんを語るときは春日社と呼ぶ
春日大社 → 近年になって「大」が付けられた。現在の春日さんを語る場合は春日大社と呼ぶ

春日権現験記は鎌倉時代、左大臣西園寺公衡が、藤原家の氏神である春日社に奉納した絵巻である。
絵巻とは先ず詞書(ことばがき)(文章)があり、次にその内容を描いた絵で構成される。
当時の最高の絵師である高階隆兼が絵を描き、詞書を関白鷹司基忠とその子3人によって書かれたのが春日権現験記である。
内容は春日社の創建の由来と数々の霊験が描かれている。

田安宗武が江戸時代に原本(現在は宮内庁所蔵)を写本。しかし後に焼失してしまい、再度写本を志すが巻11の途中で亡くなった為、息子である松平定信が事業を引き継ぐ。しかしその頃には原本を写すことができなかったため、勧修寺家に伝わる写本を借りて文化4年に完成させたものが春日大社に納められている。(現在は宮内庁にて修理中)

序文では、春日社に祀られている比売神=天照大神とし、伊勢と春日・天照大神と春日明神・天皇家と藤原家の繋がりの深さを示している。

藤原家の一族のトップを氏長者と呼ぶ。

神主と正預(しょうあずかり)とがあり、神主は大中臣氏が、正預は中臣氏が引き継ぐ。
正預には藤原時風の子孫である辰市家(代々「祐」の文字がつく名前)と藤原秀行の子孫大東家(代々「信」と「能」の文字がつく名前)とがある。


巻3では、知足院殿(藤原忠実)に起きた霊験について描かれています。
巻4では、春日さんがただただ藤原氏を無条件に加護していたわけではない部分も描かれていると指摘され、興味深く聴講いたしました。
どんなお話かは省くとして、詞書に書かれた内容と絵との相互関係を細やかに説明してくださいます。
さらには、詞書には書かれていないけれどその場がどういう状況であるか、その人がどんな人かなど、絵によって説明されている事、絵の中の襖絵に描かれている内容や調度品等を読み解き説明してくださいます。

巻物の自体に時間軸があり場面を追って進んでいくわけですが、一場面の絵の中にも時間の推移が描かれており、玉虫厨子に描かれている捨身飼虎図や現在における漫画の手法と同じで絵巻って面白いなぁと思いました。

指摘していただかないと気付かないことが沢山あり、個人的には絵巻の見方が変わる講座でした。

次回以降も同じように細やかに説明をしてくださるのだと思います。
いやはや楽しみです。忘れないように申し込みをせねば!











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第一回 アートな京大を目指して 京大おもろトーク 「垣根を越えてみまひょか」

2015-04-27 14:37:39 | 思考の森
第一回 アートな京大を目指して 京大おもろトーク 「垣根を越えてみまひょか」
パネリスト:山極壽一総長 茂山千三郎さん 土佐尚子教授

人生初の京大。一生踏み込むことのない場所だと思っておりましたが、山極総長と千三郎さんのお名前を見て即決で申し込んだトークです。
大きなテーマは「いかにしてアートな京大を目指すか」で、今年は4回開催される予定なんだとか。

第一回目の今回は「垣根を越えてみまひょか」

「アートとは何ぞや」
山極先生の場合、おもろいこととアートは相性が良いと考える。先生にとっての垣根はゴリラである。というのが基本のカタチ。
アートとは見えないものを形にし、既存の垣根を超える力を持つものである。
しかしこの垣根を安易に超えると、場合によっては間違いを犯す可能性がある。

ゴリラのドラミングを初めて見たヨーロッパの探検家は「襲われる」と思った。
屈強な体の醸し出す見た目に対する驚きの誤解によって、ゴリラの垣根は超えられた訳です。そしてその姿は、キングコングに代表されるような攻撃的かつ凶暴な動物として描かれ印象づけられました。
しかし研究が進むに連れ解ってきたこと。
①ゴリラにおけるドラミングの意味は、縄張りに入ってきたものへの警告。戦いを避けるための自己主張の行為である。
②気持ちが高揚したときの嬉しくて楽しい気持ちを表す行為である。

ゴリラのドラミング=チンパンジーの直立姿勢=歌舞伎の見栄
これらは自己主張という意味で似ている。

アートの起源は、自己主張ではないか。


千三郎さんにおける垣根を越えまひょは、演技でなされました。
狂言でも猿楽でもない、ゴリラ楽を演じられました。
基本の動きは、「構え」「横歩き」「覗き込んでじっと見る」だそうです。
山極先生と共に形作られた「ゴリラ楽」が千三郎さんにとっての垣根を越えるだったのかな。


土佐先生の垣根を越えるとは自分自身を超えることだそうで、先生にとっては芸術とテクノロジーを越境させ合うこと。
プロジェクションマッピングは現代における「人間が持つ創造的な生命力」を表す「まつり」のようなものである。従って、アートは生命力を発散させる場と位置づけられていた。
個人的には先生のおっしゃる「まつり」とは、いわゆる古代から行われる収穫や天下安寧を願い祝うといった意味合いを含まない、お祭であると捉えました。


それぞれの捉える「垣根」と「アート」のお話の後、相互のトーク開始。以下箇条書き。

・離見の見 自分から抜け出し、客席から自分の芸を見る目。
・サイエンスは目に見えないものを繰り返せる形で表したもの。
・狂言とは師匠から弟子に基本の本筋のみ受け継がれる。野球で例えるなら直球のみ教えるそうだ。しかし実際の舞台上では様々な変化球が飛び交う。これを真似るのではなく、基本を繰り返す中で自然と変化するのがそれぞれの個性=変化球と言えるのではないか。
・千作師はアーティスト。一期一会で同じものを見ることができない芸。千之丞師は職人。同じものを突き詰めていく芸。ご兄弟でありながらも対照的な芸であった。
・型破りはOKだが、形無しはOUT
・言葉で表すと別々の表現になるが、体で表すと同じところから越えられない一線がある。
・建造物はその土地にある自然の色や形を継承している。
・ゴリラ楽は、人間・狂言と共有できる部分が多かった。
・狂言は擬人化したり概念を演じる
・表現せざるものを見つける作業がアート
・アートは一人では出来ないもの
・ゴリラの背筋はピンっと張っている。これが基本姿勢である。


トークを聞いて・・・
今回はオイラの頭では追いつけない難しい内容だった。もうね、何が難しいのかもわからないくらい置いてけ堀・・・( ´ ω ` )ショボーン
最後に設けられた会場参加トークでも、何も浮かばないくらいのオイラの頭の停止度合い。半端なかったっす。
で、帰り道ノロノロと出町柳に向けて歩きながら考えた。

自然界において視線が読まれるのは生死を分ける重大事項(逃げる方向がバレルとかそーゆーこと)・・・なので、野生の動物は黒目がデカイか白目が黒いんだそう。どこを見ているか視線がパッとわからないようにしているんだって。
それに対し人間は、白目が大きく「目で語る」というくらい表情における目の役割が大きい。声かけしなくてもある程度表情から相手の心情を読み取るのであります。代表的な例は、まだ言葉を持たない赤ちゃんがお母さんとアイコンタクトできるってな具合。
人間はこうやって「自分の思いを伝える」という手段を、言葉以外に表情という手法を使うのです。これは言葉の持つ意味を理解して伝わるのとは違い、「直接思いを感じる(触れる)」という感覚ではないでしょうか。なので多少の違いはあれど、どんな国の人に対しても共通して利用できるアイテムだと思うのです。
今回のトークテーマ「垣根を越える」「アート」ですが、この直接思いを感じるものがアートなのかなと思うのです。
だからそれは、固形のものであったり、音楽であったり、描かれたものであったり、もしかすると数式だってそうなのかもしれません。
相互で感じ合う為の「間にあるモノ」。媒介するものがアートなのかなぁと。
じゃ、垣根はどこやねん!って事なんですが、それは解らん・・・理解できんと思っていたものがあるとき「あぁ、こういうことか」と腑に落ちる瞬間があるじゃァないですか。これが垣根を越えたってことなのかなぁと、これを書きながら思いました。


さて、2回目はどんなトークでアートを語るのでしょうか。
それを聴きに行けるのかなぁと気になりつつ、終わり。









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二上山と高松塚古墳壁画見学会

2015-01-27 19:01:33 | 奈良
2015年初の大津詣では、1月も黄昏近く・・・25日になってから行きました。
っつっても、本当に登るかどうかはギリギリまで思案してたんですが。
とにかく先に決まったていた高松塚古墳の壁画見学会の前に、二上山付近に行くことにしました。



大阪側からの二上山。上ノ太子駅まで来ると、駅やその他の建物と被ってお山がちゃんと見えなかった^^;

いつもは二上神社口からお山を目指すオイラですが、神社口からの登山ルートは階段が多くて厳しい・・・と助言をもらっていたので、登るにせよ登らぬにせよ二上山で下車することに。
しかし、二上山の駅前(山側)は解りづらい道だにゃァ^^;


専称寺さんあたりに来てなお「登ろうかな・・どうしようかな」と迷うオイラ。(←登れよ、オイラ!)
春日さんの境内で、幼稚園位の子供たちを引率する一団と遭遇し、山登り決定。
こんな小さな子が登るのに、オイラも頑張らねばって気分になったのだ。


比較的なだらかな山道です。
うん、神社口から登るとすぐに階段になるもんな。
神社口ルートとの合流地点直前くらいでちょっと急な上りで階段になりますが、こっちのルートの方が断然楽。
今後はこのルートからしか登らんぞ。


一時間半ほどで無事大津の元にたどり着く。
今更ですが「アケマシテオメデトウ。コトシモヨロシクネ」と手を合わす。


この日の大津の空は曇っていた。
あれ~?途中まで晴れてたんだけどな^^;


いつも通りぐるりと一周し、次の場所へ向かうべく大津の元を立つ。


馬の背から見える雄岳。
今回は雌岳へは登らずに、そのまま祐泉寺に下ることに。

雌岳から當麻に下りるルート違って、このルートはかなり急で険しいのです。
登るのは絶対嫌!下りる以外には利用しないコースなオイラの目に飛び込んできたのが、最近お世話になっているFBのコミュの方。
なんでも二上山を登る会か何かで、二上山に登って降りてまた登る・・・みたいなことをしているらしい。元気やなぁ^^;
お互い「何やってんのー?」と声をかけてすれ違いました(笑)


上りのヘロヘロはどこ吹く風?と、軽快に下るオイラ。
お山のお水も気持ちいい~♪


苔むした木も趣あるねぇ。。。
根っこのウネウネ具合もええ感じです。


無事に下山し、鳥谷口古墳に到着。


いつも綺麗なお花を供えてくださってて、ここに来るとほっこりします。


池までくるとお山を振り返らずにはいられません。
「またおいでやー」って、お山さんも鳥谷口古墳さんも言ってくれてる気がするんです。


當麻の街へ下る途中、トラックで八朔を売っているのに遭遇。
迷わず買ってしまった☆


この日のメインは二上山ではなく高松塚古墳の壁画見学です。
當麻寺は境内を通らせていただくだけに止めました。お参りはまた改めて。。。
っつか、今年のお練りにお友達のお子さんがお稚児さんで参加なので、お練に必ず参りますぞ!!!

當麻の駅に向かう途中に柿の葉ずしのヤマトの販売所があるんです。
なので、ここで家へのお土産の柿の葉ずしと自分のお昼ご飯を購入。


當麻の駅前には「どっこいまんじゅう」のお店があります。
2年ほど前かな~?食べた時美味しかったんです。
なので、久々にGETすることに。(お昼買ったのに!)


前回同様、焼きたてを持って駅ナカへ。
駅のベンチでカブリつくのら。


FBでお世話になっているコミュの方オススメの渋皮栗を食べたのですが、めっちゃ美味しいです!!!
季節限定のりんごも気になったんだけど。。。限定品のあるうちに、また来れるかなぁ。

當麻の駅から目指すは飛鳥。
飛鳥駅から高松塚古墳へは徒歩10分程度です。
古墳から出土した石室の修復現場は、平成20年から年に2回特別に公開しているそうです。
たまたま、知り合いの方がFBやツイッターにこの公開をアップして下さったので知ることができました。
事前予約制ですが、その回の見学上限人数に満たない場合は、当日受付もしているんですよ。

オイラは14:30~16:00の最終回に申し込んでおりました。
14:30より少し早めについたので、休憩所で遅めのお昼を。


ヤマトさんで購入した「三色そぼろ」。
ポテサラに卵にデザートまで付いて500円はめっちゃお得やと思う!
モリモリ食べて、14:30少し前に受付へ行きました。

14:30以降の見学より1つ早い見学の組に移動させてもらえたのでめっちゃラッキ~☆


冊子をもらって、14:45の回で見学致しました。
最初に高松塚古墳の簡単な説明をスライドを交えてしてもらった後、10分程度の見学。最後にアンケートに答えて、約30分くらいの見学会です。

以下、内部の写真撮影・録画は禁止されておりますのでオイラの覚書。

・昭和47年の発見当初、すでに鎌倉時代に盗掘にあっていた。石が一部壊されており、その隙間から内部が観察できたとのこと。

・古墳の形状はこんもりした山型ではなく、途中に一段弾がある鏡餅型である。

・古墳はいくつもの層になっており、一層づつ土を盛っては突き固めを繰り返して作ったことが伺える。

・江戸時代の南海沖地震の影響でできたヒビが、突き固められた地盤にいくつも見つかっている。

・江戸時代に描かれた図では文武天皇陵と記されているが、現在文武天皇陵は別のところにあるので、被葬者は不明。但し、発見当初、石室内には壊れた柩と人骨があり、45~50歳位の男性であることが判明している。古墳の作られた年代と被葬者の年齢から、数人の候補は上がっているとのこと。

・一日に1cm四方程度しか進まないクリーニングを地道にした結果、黒カビの除去はかなり進み、発見当初に近い復元がなされつつある。

・石室の大きさは1.5帖程度。高さは1m程度。大人二人がしゃがんで入るといっぱいいっぱいになるくらいの小ささ。現在は石室を解体し、石の1面づつクリーニング・修復・研究の作業がされている。

・柩は漆塗りの木製だった。但し、粉々に潰れた状態で発見された。盗掘の際に壊されたのか、その後の土砂で壊れたのかは聞いていないので不明。(しくった!)

・唐で作られた鏡が副葬品として見つかっている。(同じ鋳型の鏡が中国で出土しているらしい。)

・石室内部に施された絵は、1~2cmの漆喰を塗った上に描かれている。

・男子群像にべったりついている赤いものは、盗掘跡の隙間や古墳のクラックから入り込んだ土砂に含まれる鉄分がついたもの。土砂により漆喰ごと剥げ落ちている箇所も。鉄が付いた部分は絵の具が剥げ落ちており、絵の復元は不可能。

・女性群像は比較的色彩がキレイに残っており、美しい。

・描かれている絵に意味があるのか(何か物語になっているとか、エジプトのピラミッドのように死者を守ったりさばいたりする神が描かれてるとかそう言った意味)聞いたところ、唐で流行っていた図柄が、そっくりそのまま描かれているとのこと。しかも唐の石室(墳墓)は大きく、描かれている人物も等身に近い大きさなのに対し、高松塚古墳のものは、数分の一スケールで描かれているとのこと。これは石室に合わせて描いた結果である。
704年に帰って来た遣唐使が持ち帰った図柄であろうと思われる。(高松塚古墳は704年以降に作られているので)

・石の接合部分は切り欠きがされており、平たい面を単にくっつけたのではなく、互い違いに組み合わさるように加工がなされている。

・石は凝灰岩で、非常に脆く水に弱い。二上山の屯鶴峯あたりで切り出されたもの。

・修復後は、現在の技術では古墳の中に戻すことはできない(防カビ対策などができない)ので、しかるべき場所で保存することになる。現在協議中とのこと。(個人的には奈良から出さず、保存していただきたい)



そんなこんなで、奈良満喫の一日でした。













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お江戸のお方をご接待

2015-01-16 19:43:14 | 食べる・食べる時・食べれば・食べれ
オイラのお酒の師匠である慶ちゃんのお江戸のお友達が、2泊3日で来阪するって言うので、峰さんHELP!と要請を受けました。
3日間で神戸・大阪・京都と練り歩くとのこと。オイラは前半の1.5日と中途半端なお手伝いをいたした所存。
オイラの担当は、神戸のスイーツと夕食、大阪の夕食。
神戸の夕食は絶対いわし屋さんにしよう!って思っていたのに、えべっさんの時期はお休みってことで急遽ネットで探した神戸ビーフが比較的安価でいただけるお店クレハさんをチョイス。
スイーツに関しては大学時代の友達悪魔ちゃんに打診して、ピエールブランシュ、ラヴィニュー、モンプリュの3箇所教えてもらいました。

先ずは9時15分頃に到着するお江戸組のお二人を新大阪にお出迎え。
昨年の夏に一度お会いしただけだったのですが、、、なるちゃんさんもスガちゃんさんもガッツリめっちゃフレンドリーに接してくれました。
幸先よかとです。
荷物を大阪駅のコインロッカーに預け、いざ神戸へ。

ランチは12時半の予約だったので、しばし異人館付近を散策。
結構早く神戸についたので、時間つぶせるか不安だったんですが。。。なんてこたーない。
チョコレート屋(ショコラ・アンヴェルス)を見つけては立ち止まり、可愛い雑貨屋さんを見つけては立ち止まり、小さな小道に喫茶を見つけては立ち止まり、靴屋を見つけては立ち止まり・・・をしてたら、全然時間が足りない!!(笑)結局後半はお店立ち寄り厳禁でさっさか歩いてギリギリでランチのお店へ。

ランチのお店は慶ちゃんのワインの買い付けのお店ローテローゼ。ドイツ料理がいただけるんだって。
1階はワインを売るお店。半地下にレストランがあります。
ドイツ料理ってことで、最初はソーセージを頼む気満々だったのに、メニューを見て変更。コース料理に致しました。
なるちゃんさんと慶ちゃんはラム肉をチョイス。スガちゃんさんとオイラはお魚(カワハギくん)をチョイス。
コースについているワインはそれぞれ「こんな感じ」を伝えればソムリエさんが選んできてくれます。もちろん銘柄指定をしてもOKです。
オイラはしっかりめの赤。
ドイツワインは赤といえど、フランスワインのようなずっしりした重みはなんだって。
確かに色も黒っぽい赤ではなく、透明感のある赤です。
慶ちゃんはなんちゃらーっていうところの赤をお願いしてましたが、これはロゼよりもっともっと薄い色なんです。むしろ白です。赤用のぶどうの皮を剥いてから作られているそうな。なので分類上は赤なんだって。
なるちゃんさんは白の甘いめを、スガちゃんさんは白のすっきりを注文してました。




先ずは前菜
手前から時計回りに、ワカサギのマリネ・スモークサーモン・ポテトとりんごのサラダ・豚肉のゼリー寄せ・ルッコラと西洋株のアンチョビサラダ
どれも美味しかったです♪


スープはなんと栗のポタージュ!
ほんのり甘くって美味しい~♪


パンもカリカリでめっちゃ美味しいです。
前菜のソースも、お皿に残ったスープもパンでキレイにさらえたオイラとスガちゃんさん(笑)
しかし、写真はなし^^;忘れてた~

このあたりで1杯目のワインがなくなり・・・もう一杯。
今度はお魚に合わせて白のワインをお願いしました。
慶ちゃんは同じ銘柄の赤、スガちゃんさんも重い目の赤。なるちゃんさんは一杯目と同じような感じの白をご注文。


お互いお味見が嫌なメンバーではないので、2杯といえども8種類のワインを楽しんだ計算さ(・∀・)

メインはアウフラウフ。直訳するとカワハギくんのオーブン焼き
カワハギくんの上には、蒸し焼きにした牡蠣とウニが乗ってました。
ウニも牡蠣も食べられるようになってて良かった!!
そしてカワハギくんの下には、裏ごしした海老芋と蓮根さんが隠れております。
この海老芋と蓮根が激旨でした!!添えられた菜の花も美味しかった~


デザートはArme Ritter(アルメリター)という名前。後で調べたら、貧しい騎士という意味らしい。
いわゆるフレンチトーストです。
かなりお腹いっぱいだったんだけど、これ、美味しすぎて食べられちゃいました(笑)



ローテローゼではランチだけをメインにしたわけではなく・・・ワインのテイスティングと購入も目的でした。
食事のあと1階に戻ってワインをテイスティング。(昼なのにまだ飲む。)
いろいろ説明をしてもらったり質問したりして、ワインをGET致しました。
オイラ、買う予定なかったのにイッパイ買っちゃった(笑)

昼間っからワインを4杯くらい飲んで、ええ心持ち(爆)

ブラブラとスイーツのお店を目指すべく、坂道を下る。

悪魔ちゃんオススメのスイーツ。

先ずはラヴィニューへ。美味しそうなケーキもありましたが、ここではオイラだけが購入。
レーズンチョコをGET致しました。お値段は流石に高かったけれど、めっちゃ美味しいです。

次にピエールブランシュ。チョコ専門店らしいですが、悪魔ちゃんの情報では焼き菓子が美味しいとのこと。
情報にたがわず、買って帰ったフルーツケーキが激旨でした。
ここでは歩き食べ用のアイスチョコもGET。凍っているので、モンプリュに着くまでに溶かしつつ、、、って冬なのでそんな溶けないんだけど(笑)
一口で食べるにはでかかった。。。たこ焼き食べてるような感じで歩き食べ。でもさすがチョコ専門店だけあって美味しいでした。

そんなこんなでようやくモンプリュへ。
時間が時間だったので、並んでいる客は1組のみ。(オイラ達が並んだ後に3組くらい来たけど)
しかし夕食の時間も迫ってくる・・・ワインをのんびり飲みすぎたねなんて反省しつつ、ケーキを平らげ夕食へ(爆)次回はもっとゆっくりお茶しようと決意した4人でした。(ってことはまた神戸に来るのが決定ってことね~^^)


夕食のクレハさんは、お写真なしです^^;
ワインバーになってて飲み放題。
お腹がそんなに空いてない状態でしたが、最後に食べたのが甘いケーキだったこともあり、シーザーサラダ、神戸牛のグリルステーキ シャリアピンソース、豚トロとイベリコ豚のアヒージョなどを食べました。
翌日が早めに行動開始だったこともあり、17:30から食べてたので20:00前には夕食終了。

ま、大阪まで帰らないといけないしね。

帰り道、オイラは高架下のトミーズであん食をGET!
翌日の朝食に食べたら美味しかった~♪



さて、翌日の大阪は某イベントでした。
夕食は大阪ではここでしょう!ってことでいつものお店がたろへ。
っつーても、オイラは奈良へと行かねばならず、3人で打ち上げをしてもらいました。
みんな美味しかったって言ってくれたので、おすすめしたオイラとしては胸をなでおろしております。

なんでも、夏にもこっちに来られるそうで。。。その時はまたがたろに行くって言ってくれてるので、オイラはその時合流するわ~


旅の最終日は京都。
慶ちゃまの知り合いの蔵へ行ったらしい。。。羨まし~~~~!!!
今度連れて行ってもらおう。

志る幸でお昼をし、京都駅の近くの接方来で夕食をしたと報告受けました。


3日間、がっつり食を満喫していただけたようで何よりです。
またのお越しをお待ちしております♪
次回は是非奈良へ誘って、へぞうさんへ連れ込みたいと思っております(笑)







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奇跡の人を観た奇跡

2014-10-23 16:34:14 | 舞台関係
2014年10月21日。
奇跡の人を観に行った。
2009年に観に行く予定だった公演。しかしこの年は祖母が危篤だったので、直前で観に行くことを取りやめた。
それ自体は後悔していないけれど、観たかったなぁと思っていた作品だった。
今回の再演。2009年の時と同じ、充希ちゃんのヘレンだったので、即決した。
あとから母のお誕生日だと思いだしたんだけど、まぁ、母は危篤ではないので(笑)
19日に前倒しのBD会を行って許してもらった。

さて、奇跡の人。
結論から申せば、ものっそ良かった!!!
見終わった時の体温の上がり方ったら、ラ・カージュ以来の上がり様でした。
めっちゃ興奮でした。

3幕。
どっこも見逃すことのできない吸引力。

見えないヘレンの目が空を凝視する。
出せないヘレンの声が嗚咽のように空間に満ちる。
あぁ、充希ちゃんなんてすごいのでしょう。
荒れ狂うヘレンの心も、放り出された諦めた心も、佇むすべての姿に自然と目が引き寄せられました。
ラストの言葉を得た時の驚きも、貪欲に世界を知ろうとする姿も、ヘレンへの愛も、全部全部すごかった。
もうね、1幕から泣きっぱなし。

充希ちゃん目当てだったけれど、アニーの木南ちゃんもめっちゃよかった。
よく通る声。娘さんらしい朗らかさ。でも背負っている苦悩がバランスよく演じられてるなって思った。
ぼんやりと知っていたサリバン先生と全く違うイメージで、「すごい指導者サリバン先生」ではなく、ヘレンとともに壁にぶつかりながらヘレンの心の奥をつかもうとする「アニー」が見えた気がした。
愛しちゃうと指導ができなくなると、ひたすら耐える姿も痛々しかった。
でも、それが報われた時の心が一瞬にして溶けるところ。すごかったなぁ。

もがいていたのは、ヘレンだけでなくアニーだけでなくみんなみんなだったんですね。


見終わったときに思い至ったのは、亀井さんの言葉、、、「人として生まれた幸せ。」
亀井さんは動物と人との違いを「言葉で通じることができるのが人」とおっしゃってました。(あ、要約しすぎ?)
動物も鳴き声で意志と情報の伝達はするけれど、人ほど細やかな意味を持ち心を通わせる術としの言葉は持っていません。
人と人との心を通わせる術をアニーはヘレンに与えたかった訳で、人として生まれた幸せをヘレンにもたらしたんだと見終わった時に思ったのです。
そして、ヘレンってすごいんだー。サリバン先生と出会ってよかったね。正しく奇跡の人だ!!!って意味ではなく、言葉こそが人がもつ奇跡だったんだと改めて思ったのだ。

この舞台は、本当は心が育つ時期を過ごす子供たちが観るべきなのではないかな。
もちろん、こころが硬くなって頑なな大人も観るべきだけど(笑)
言葉とは何か。
いつも発して使っているものが奇跡だってこと。
それをたくさん使えば、奇跡が身の回りに満ちるってこと。
心を通わせれば、孤独ではなくなる。
そう。見えなくても、聞こえなくても。
ヘレンとアニーはそれが出来ることを実証してくれたのだ。

その奇跡に触れられる、奇跡を目撃できる舞台だったと思う。










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↑ パンフにドリさんも以前の上演の時にお母さん役でご出演されてたことを知って、激しくその時何故観に行かなかった!!と思った次第。
で、若かりし頃のドリさんと英世さんでこの舞台を観たい!と激しく思っている今。ドリさん→ヘレン、英世さん→アニー。絶対壮絶な舞台になると思うぞよ。あぁ、滅多に時間が戻ればいいのにって思わないオイラですが、時間を巻戻してお二人に演じていただきたいと切に思うオイラのために、ポチッとな☆
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ぐるぐる回る WA と ようしん

2014-10-07 13:32:17 | 食べる・食べる時・食べれば・食べれ
9月の終わりに、お友達リリースのワインに合わせて、いろんなワインを飲み比べる「菊さんを囲む会」に参加してきました。

昼間は菊さんのワインを取り扱っているglou glouさんでの試飲会。

一年ぶりに菊さんに会って、いろいろ話をする。
・・・っつかこの日、御嶽山が噴火をして、そんなに大変だなんて思ってなくて、灰は菊さんの畑までは飛んでなさそう、位にしかこの時は思ってませんでした。
亡くなられた多くの方のご冥福を、(こんな場所ではありますが)お祈り申し上げます。

で、菊さんと同じお仕事仲間だったお友達もお子ちゃま連れて駆けつけてて、夕方までお子ちゃまとずーーーーっと遊んでました。
楽しかった~♪

夕方になり、glou glouさんが閉店。
いよいよこの日のメインイベントでございます!!

glou glouさんから場所を移動。
西大路御池にある「ようしん」さんへ。

全員で12人ほどだったかな。
みんなワインが大好きで、glou glouさんが大好きで、菊さんワインのファンなのです。
オイラは菊さんと発起人glou glouのオーナーさんしか知らなかったんですが、「呑めば大丈夫!」とglou glouのオーナーさんが太鼓判を押してくれたとおり、みんなとめっちゃ仲良くなれました。


glou glouさんから先に到着していたワインは・・・

・WA YAWATA 2012 ソーヴィニヨン
・WA YAWATA 2012 シャルドネ
・WA YAWATA 2013 ソーヴィニヨン
・WA YAWATA 2013 シャルドネ
・ソーヴィニヨンとシャルドネのブレンドワイン 2013
・北海道ワイン
・ロゼ(1本)
・赤(5本)
ロゼと赤は名前すらもう覚えていない・・・・^^;

これだけのワインを飲み比べるなんて、滅多にないのでテンションも上がります。
少量づつでもかなーり回りました(笑)

またワインを引き立てるお料理もめっちゃ美味しいんです。



秋刀魚の生寿司と無花果

旬の秋刀魚を生寿司にし、これまた旬の無花果を添えています。
酢でしめられた秋刀魚の旨みに、ほんのり甘い無花果・・・サイコー
トマトもめっちゃ美味しかった♪


天然鯛のカルパッチョ

ワインに合うよう、お刺身ではなくカルパッチョに仕立ててるのが粋ですよね。
レモン風味のオリーブオイルがさっぱりしてて鯛に合う!!ヤバシ!!
菊を散らしているのも風流ね。
このオリーブオイル、参加している姐さんの扱っているオイルだったのです!
二条にお店があるそうなので、行くべし!!


ハモとしめじのお椀

味しめじと言われるだけあって、ハモとのコラボは抜群。
温かいお椀はホッコリします。
ちょっぴり酔いが回ってくるのをホットダウン(そんな言葉あるのか?)してくれました。


コウタケとホタテのアヒージョ

個人的にごっつ気に入った一品!
アヒージョってオイル煮だから基本油っこい訳じゃないですか。
しかしこちらのアヒージョは違うんです。そして信じられないくらいの旨みがあるんです。
大将に聞いてみると、にんにくをそのままオイルにいれているのではなく、ひと工夫しておられるとのこと。←言葉を濁しているのは大将ではなくオイラの記憶^^; だいぶ酔ってきているので「なるほどー!」って聞いた記憶だけが残っている^^;なんかね、バターだったかに混ぜてる的なこと言ってた。(嘘かもしれないけど^^;)


とろろとミヤマ湯葉の秋鮭のイクラ乗せ

これもびっくりするくらい美味しかった感動の一品!
とろろの奥に隠された湯葉が、お餅かな?って思うくらいもちもちフワフワだったんです!


このあたりで既にお腹いっぱいになりつつあります。


村田地鶏の燻製

今までの野菜と海の幸から一転、お肉です。鶏だけど。
燻製なので、少し堅いメですが旨みギッシリ。鳥好きにはたまりません。
白から赤にワインが移行するのに合わせてのメニューですね。


牛すじの煮込み

これもベラボウに美味し!
赤ワインに負けないギュッと詰まった旨みがたまりません。マジ、赤に合うんです。
しかし、もう、お腹がパンパンチキチキッス!!!(そしてベロベロ)


辛味大根としらすのパスタ
もう食べれないくらいお腹いっぱいだったけど、食べたらめっちゃ美味しいんです。
パスタの下に、百合根のソースがありましてね、これがめっちゃ美味しいの。
お腹がはちきれる!でも食べる!!って感じ。
コレ、写真撮るの忘れてた~(゜´Д`゜)


デザートのプリン

そういや、このプリンも自分のは撮るのを忘れてて、まだ食べてない人のでGETしたショットでした。
濃厚なカスタードに酸味のあるフルーツがさっぱりさせてくれる、女の子には嬉しいスイーツ・・・なん・・・ですが・・・!
もう、飲みすぎ食べ過ぎでプリンはのっつこっつしながら食べました。モッタイナイ!!


お知り合いも始めましても、そんな垣根を一足飛びに飛び越えて、ワインのうんちくを楽しく聴いたり、長野の歌を歌ったり(オイラは知らない歌だったけど)、味の違いや美味しい料理に舌鼓を打って、ベロンベロンに楽しい時間でございました。
皆様、ご一緒していただいて有難うございました!!
また、どこぞでご一緒いたしましょう!



そーして、菊さんのワインが10月初めに届きました。
ようしんさんみたいなプロの味ではありませんが、家族でおうち料理とともに美味しく頂きます♪



※菊さんのことはこちらに載ってます → 
















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