ぶつぶつ地蔵

地蔵 呟く ひーの言葉を。ぶつぶつと…。

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鹿賀ジャベに魅せられて

2007-06-11 21:04:05 | 舞台関係
多恵ちゃんのCD発売イベントに行っていたヌヌ師匠も、イベント終了後駆けつけてくれたおかげで、ソワレが始まるまでの時間はあっという間だった。
ゆうちゃん、ヌヌ師匠、Tもんくん、ありがとね~

さて、ソワレももちろんレミ。
20周年キャストでございます。
ジキハイからにわか鹿賀さんファンのオイラといたしましては、当初より熱く20周年キャスト観劇に挑んだのであります。
ちなみに、今回レミで初めての2階席。
ロビーにね、いろんな衣装が展示してあって。。。もちろんアンジョの衣装も2つありましたよ 

ソワレ観劇は、マチネと違って、鹿賀ジャベ中心であっさりで行きましょう~(笑)

ココからは感想です。多少のネタバレがあるかもしれません。ご注意を。

さてさて、ジャベールといえば、バルジャンとの対決シーンですよね。今回は今井バル。
牢獄で「ジャベール!」の部分と「誓って、やり遂げよぅ」の部分。お二人の声が響き合って・・・鳥肌でした。心が震えました。かっこよすぎますぅ~~~

もちろん、Starsの熱唱もスンバラでしたが、ジャベの死のシーン。初めて泣きました。
ジャベールは、自分の信じる世界と、そこに割り込んでくるバルの世界との狭間に苦悩して死んだのだと思っていたのだけれど・・・実は、生きたくって生きたくってしょうがなかったんじゃないか・・・と思ったのだ。
どうしてそう思ったか・・・実はグランテールの一連の動きからそう感じたんだよね。
学生達も目標に向かって潔く死んだのではなく、死ぬのが怖かったんじゃないかと。Drink with Meでのグランの歌詞「死も恐れないか、無駄じゃないのか」これは、自分に対する語りかけなんだよね。きっと。理想と現実の狭間で、グランは生きたかったんじゃないかと思った。
そしてジャベの死。
橋の手摺を手放す瞬間のジャベの目の泳ぎ方は、生きる場所を探して、つかめる藁を探しているように感じた。

ソワレのマリウスはイズミル王子だった。でも、以前のイズミル王子より力強く感じたマリウス。
カフェソングでのマリウスには、本当の影が見えていたね。オイラもダダ泣きだった。
生きているからこその心の痛み。
バルが歌う「彼を帰して」は、実はマリウスだけのことじゃないんだろうなぁ。。。とかも思った。学生みんなにバルがいて、みんな「生きて帰って」と望んだのだろう。
ミゼラブル達は、生きたかったんだねって。生きた先に死があったのじゃなく、生きた先で更に生きたかったんだと。
ソワレ観劇では思ったわけだ。今までの考えを覆したソワレ観劇なのである。(まぁ、また考えは変わるだろうけれど。)

今までね、こんなにゆっくりいろんなキャストを見ていなかったことが露見したソワレ観劇。
あ、岡さんアンジョはごっつぅ素敵だったけれど、個人的にはジャベの方が好きだ。

きっしぃアンジョ初日編

2007-06-11 19:51:41 | 舞台関係
2007年6月10日、ようやくオイラのレミが開幕いたしました(笑)

そう、この日のマチネにようやくきっしぃアンジョ登場です
先に東京入りしている真綾ちゃんファンのTもん君と、きっしぃファン仲間のゆうこちゃんとは劇場で落ち合うことになっていた。
ギリギリで帝劇に間に合うはずだったのに、真っ直ぐ日生劇場に向かったオイラはバカ・・・途中で気づき、大急ぎで進路を変える。大雨の中、汗だくになりながらも、なんとか間に合いました。

さてさて、前回の2006年4月24日のレミから1年と1ヶ月半ほどですか。
2007年版レミはどうだったでしょうね?
ココからは恒例のネタバレ感想です。
楽しみに取っておきたい方は、読むべからず。





■今回のレミは個人的にはNEWバージョン。でも、古くからご存知の方には旧バージョンを軸に作られた新バージョンなのでしょうかね?
オイラ、旧バージョンを知らないので、どれくらい旧バージョンに忠実なのかがわかりません。
台詞が多くなっていたり、歌が増えていたり。その分、削られている部分ももちろんアリ。二幕の出だしは、あれれ~???っとなりましたもの。

ココからはザクッとキャラ別敬称略感想で・・・
●が初めましてキャストです。

●バルジャン ◆橋本さとし
可もなく~不可もなく~。まだまだ発展途上のバルジャンだと思う。(当たり前)
まだ、さとしバルが定着してないと思うんだよね。これから歌い込んでいくと、どんどん変化していくと思う。楽しみ^^
個人的には、一番若々しくてお耽美なバルだと思う。(ビジュアル的に)
あ、ジャベとの対決の時に歌詞がね、飛んじゃったらしくって・・・でも、オイラには新しい演出なのかどうかがはっきりしませんでした(笑)ホントは飛んだんだけど。

■ジャベール ◆今拓哉
荒々しい、落ち着きのない今ジャベだったのに!今回の今ジャベはじっくりと腰が据わっております!!バルジャンとの対決の時なんて、どっしりした風格。さとしバルが歌詞を飛ばしても、じぃぃ~~~っと睨んでました。
進化してます今ジャベ!!

●ファンテーヌ ◆山崎直子
ほそぉ~い綺麗な声で、個人的には今までの中で一番ファンテにぴったりキャスト。
高音は細いんだけど、低音が結構響くお声。
最後の病室のシーンでは、コゼットの幻を本当に追いかけてました。

■エポニーヌ ◆坂本真綾
やっぱりスキッと通る声で大好き、真綾エポ。
ただね、いろいろ環境が変わったからか、エポの歌に感情移入せずに聞けた。
マリウスがコゼットに会いに行くシーン。育マリがそっとエポの肩に手を乗せてから門を越えるのね。その時のエポの表情には泣ける。

●マリウス ◆山崎育三郎
美しい!イズミルマリウスが王子ならば、育マリは貴公子とでも申しましょうか。
ごっついきっしぃアンジョの隣だからかなー。とっても美しいマリウスでした♪
歌もよかったよ~^^

●コゼット ◆辛島小恵
これまた、線の細い歌声。でも、高音はほんっとに綺麗だった~(うっとり)
直ファンテの娘だ!と思えるコゼットでした。

■テナルディエ ◆駒田一
駒ッテナはやっぱりイヤラシィん!でもスキー(笑)
リトルコゼット逆さ抱きは健在でした^^

■マダムテナルディエ ◆瀬戸内美八
以前より、歌い方がしっくりきてた気がする。
リトルコゼットを苛める姿も板についてますね^^;

■アンジョルラス ◆岸祐二
やっとアンジョ登場で嬉しかったのか、かなりオメメが嬉しそうなきっしぃアンジョでした(笑)
声の伸びが更によくなっていると思う。そして、演出の影響なのか、歌い込みの結果変わったのか、歌だか台詞だか・・・の台詞シーンが歌寄りの声になってました。
パーティーの給仕もなかなか楽しい見せ場でしたわ(笑)

●ガヴローシュ ◆横田剛基
ガブは、出だしの「オイラの名はガヴローシュ」のトコロが下がっている音程に引き続き「チビ犬」の歌もなく・・・ちょっと物足りないオイラ。
でもね、横田ガブの声はよく通って、好きだったなぁ^^

●リトルコゼット ◆赤石玲子
まさしく、子供の天使の歌声・・・とでも申しましょうか。
非の打ち所のない綺麗なソプラノでした^^

●アンサンブル
すみません、アンサンブルはほとんど見分けがまだ付いておりません^^;
そんな中で、唯一!きっしぃよりも双眼鏡で追ってしまったお方、大介コンブ!!眼鏡に弱いのを差し引いても、惹きつけられましたわ*^^*大ちゃんコンブのおかげで、実はきっしぃアンジョチェックが出来てません(苦笑)
そして、藤ブリ。今までの原さんやきっしぃの寡黙なブリと違って、開けっぴろげで楽しい転がるブリ!メイクがちょっと行き過ぎでは~~~^^;と思ったけれど、本当に可愛いブリでした。今後も注目株です!
フイイの石井さんは姿と同じく、声が細かったな。
レーグルではあまり注目してなかったんだけど、司教様の時にはダダ泣きしちゃったのが中井さん。ごっつさとしバルと合ってたと思う。
Tもん君オススメのファクトリーガール、浅野さん。綺麗なよく通る声でしたねぇ。個人的にはファンテいじめシーンで、もっと意地悪味のある地声っぽいトコロが欲しかったなぁ。。。

全体的に、演出が変わっているのに付いていくので精一杯だったのも否めません。
でも、やっぱりレミがすき。
そんなこんな、興奮レミマチネでした。

ソワレに続く・・・