ぶつぶつ地蔵

地蔵 呟く ひーの言葉を。ぶつぶつと…。

コメント大歓迎!BUT訳の解らない書き込みはザクザク消しますッス!

いわし屋

2008-12-01 16:54:16 | 食べる・食べる時・食べれば・食べれ
観劇の後は、打ち上げ~♪
今回は3人で観劇してたんですが、お誘いしてくれたKちゃんはソワレも観るってことなので、京ちゃまとオイラで打ち上げることに。

神戸オリエンタルの帰りはここに行こうね!って言っていた、『いわし屋』さんへ。
5月に『SE・N・PO』を観に行った帰りに行ったお店である。このときから、次回を楽しみにしてたんだよね~(笑)
半年振りでも、迷うことなくお店に到着♪


先ずは付き出し。

いわしをカリッと焼いたもの。しし唐の緑とクコの実の赤も鮮やかに。
先付けからギュッと美味しい味でございます♪


このお店のおすすめは、何つっても鰯。

ハイ。鰯のお造り盛り合わせです♪
弱い魚と書いて鰯。その名のとおり、弱いんですよね。でも、こちらは生きたまま仕入れていらっしゃるから、グングン粋の良い鰯がいただけます。
まだ生きて動いていらっしゃいましたもの~

角度を変えて。
個人的には腹身より尻尾の近くの背身の方が好みのお味でございます。
卑しい魚という意味もある鰯。昔は高貴な身分の人は食べなかったんだそうな。
それでもなお、かの紫式部だっけ?清少納言だっけ?も隠れて食べたほど美味しい鰯。
いやはや。お刺身堪能致しました^^



エビとアボガドのリチマヨサラダ。
スウィートチリソースとマヨネーズのソースが、アボガドとエビに良くマッチしております。


様子を見計らって料理を出してくれる気配りも嬉しいです。
アボガドを食べている時に、さささと出てきたのは・・・

刺身盛に付いていた、鰯のアラの素あげ。
パラパラっと振った塩が利いております。
頭から骨までバリバリといけちゃいます。
お酒が進む~♪



京ちゃまが是非にと頼んだ雲丹。
そのまま食べても美味しいけれど、ちょっぴりお醤油を垂らした方が、オイラは好き~♪
もみ海苔ときゅうりが付いておりまして、おいらはきゅうりとともにいただきました。


冷たいものばかりでは、体が冷えます。

にし貝の酒蒸。
あわびに似た歯ごたえのにし貝。
やさしいスープが激旨でございました。
スープだけ、何杯でもいただきたい一品。


このアタリで、Kちゃんの観劇が終わるころかなーと、呼び出しメールを送る我等。「梅酒美味しいよ~」(ただの酔っ払いで、タチ悪ぃ~^^;)
待っている間に頼みました。

なまこ、ふぐ皮、アンキモの三点盛。
満腹のんべぇ状態だったので、箸休めってトコロでしょうか。


この後、ここにKちゃんが合流。
夕食を食べていないKちゃんとともに、ふぐのから揚げ、鰯の梅煮、雑炊をつつく。(まだ食べるんカイ^^;)
Kちゃん合流でテンションアップしちゃって、写真撮るのを忘れておりました~(笑)


三宮ではこのお店で決まりです♪
いわし屋さん。ちょっと路地裏で解り難いんだけど、おすすめでございます^^

AKURO

2008-12-01 15:07:15 | 舞台関係
これはもー。オイラが大好きなお話でしたね。
この手の時代物は大好物です。
11月30日 友達Kちゃんが誘ってくれた『AKURO』を観に行く。


ざくっと話しますと、蝦夷の王である阿弖流為の死後、大和朝廷が蝦夷の土地「日高見」を平定するって話。(←うぉい!略しすぎ^^;)
ま、その平定・監督の役人に任命された安部高麿が、蝦夷とは何か、大和とは何か、国とは何か、人とは何か・・・を考えてゆく。。。みたいな。
物語としては、史実を変えることは出来ないので、結構悲しいラストなんだけど。


阿弖流為・母禮は以前少し調べたことがあるので(アテルイ続・アテルイ参照)うっすらながら、この時代のことは解ったんだけど。
オイラが調べた時に知った田村麻呂とはまったく違う田村麻呂で、ちょっとショック(笑)
いや、いーんですけどね。
今さんの田村麻呂、カッコイイだけだったら好きになれなかったはずだし。(←今さんのカッコイイだけの役が好み出ない人。一癖も二癖もある役が好き。)

いつも興味の対象にならなかった坂元さんが、めっちゃよかった。(←オイオイ^^;なんつー言い草)
主役だからいい役なのは当たり前なんだけど、坂元さんの持つビリビリ響く盛大な音量の歌声とか、コメディタッチの軽いノリとか・・・いろんな面を引き出してるって感じがよかったなぁ。。。
自分が信じていたもの。夢にもおかしいなんて思わなかったものが、足元から崩れていく脆さ。高麿の心の動きもすっごくよかった。
アケシに「俺の子を産んでくれ」って言ったのには、えぇー!ここで言う~?きゅうてんかーい!!ってちょっとズッコケましたが^^;
ラストのアテルイの影とともに田村麻呂に斬られる高麿のシーンがすっごく綺麗で、好き。
歴史が繰り返される様を感じるような、田村麻呂の心の悲しみを見るような・・・なぞられるシーンがね、悲しくて切なくて綺麗だったのです。


戦には敵と味方とがある。
自分から見れば敵でも、敵から見れば自分は敵なのだ。
どちらかが正義でどちらかが悪なんてことはなく、どちらも自分の正義を貫こうともがいているのである。
今の正義が後の世の正義とは限らず、またどちらも成り立たない事だってある。
正史には必ず裏があり、それは時の政権を樹立するための礎となる。
なんだか人柱みたいな感じだね。


アテルイの話題の時にはザクーっとしか調べなかったけれど、もう少し踏み込んでみようかな・・・と思うオイラであります。
とうとう、奈良時代から平安時代への歴史がオイラの頭の中で繋がるかも!!!(今は途切れております・笑)


最後に、沙也加ちゃんのアケシがすっごくいいです。
彼女の成長は目覚しいと思うんですが、どうでしょう?