ぶつぶつ地蔵

地蔵 呟く ひーの言葉を。ぶつぶつと…。

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コロポックルに導かれて

2017-02-17 16:30:16 | 大切な人
大好きな児童文学の作家、佐藤さとる先生の訃報が舞い込んだ。

2017年2月9日 心不全の為に時を止められたとのこと。

先生のお誕生日は2月13日で、ミクシィのコミュニティにお誕生日のメッセを書くのがいつも14日になっちゃう私は、今年もやっぱり14日なっちゃって、「ごめんなさい、先生」って書いていた。
でも実はその頃には、先生は遠い旅路へと立たれた後だったわけです。

人は自分の誕生日近くに亡くなることが多いって言いますが、ホントかもしれませんね。




私はもともと活字が嫌いで、読書の基準は絵の多さでした。
本を選ぶ基準も、イラストの好みで選んでましたから、ほんとに内容重視ではなかったのです。
まぁ、そのあたりは今もそう変わらないのですが(苦笑)

そんな私が、小学生の時に出会ったのが佐藤さとる先生のコロポックルシリーズでした。

もちろん前記の理由から、手に取った切っ掛けは村上勉さんの素敵なイラストだった訳ですが、読み終わったときにはすっかり先生の描くコロポックルの世界にドップリ浸っておりました。


登場人物の名前の付け方がとても優しくて大好き。
生き生き駆け回るコロポックルたちが、自分も見てくれてるようで不思議。
この物語の世界のどこかに自分もいるようなワクワク感。
日常生活の中に隠れた、いや、気づかなかった「あれ?」に気づかせてくれる嬉しさ。。。

どれもこれも、今まで本を読んだ時には感じなかったことばかり。
活字を追うのを楽しいと感じた瞬間かもしれない。


そこから、先生の作品は自分の手に届く範囲ではあったけれどいろいろ読んだ。


赤んぼ大将シリーズも大好き。
これを読んで以降、ショベルカーなどの重機が恐竜に見えたりして。

机上庵先生はかなり大きくなってから読んだ。



先生の作品を思うと、私の思い出も一緒に引っ張られて出てくる。
それが私にとっての、先生の作品。






どこかで読んだ先生の言葉。



児童書が一番難しい。
大人の読者はその文章で騙すことができるが、子供はそうはいかない。
子供は機敏にその嘘を感じ取る。
だから、ファンタジーであっても嘘はつけない。













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