妄想です(笑)
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薬物、アルコール、ギャンブルなど社会問題となっている各種依存症があるが、新たな依存症が社会問題として浮上してきたのが202X年であった。
きっかけとなったのはある30代の男性がコンビニ強盗として逮捕された事件であった。
逮捕された男性は犯行の動機を「カレーを食べる金が欲しかった」と供述したのである。
男性は給与のほとんどをカレーを食べるために注ぎ込み、そのため生活苦から多くの金融機関から借金を重ねていたという。
マスコミは男性を「カレー強盗」を名付けて面白おかしく報道しこの事件は日本全国に知れ渡ったのである。
この件はバカな動機のちょっと笑える事件だと思われたのだが、これをきっかけに日本全国でカレーにまつわる事例が多数表面化してきたのであった。
ある家庭では父親が毎食カレーばかり食べるので母親と子どもたちが栄養バランスを考えてカレー以外の食事を用意すると「こんなものを食べられるか!カレーを出せ!!」と暴れて警察が出動する騒ぎになり、その後何度もカレーが原因で父親が暴れるので家庭崩壊となった。
別の家庭では子どもが朝昼晩の3食はもとよりおやつや夜食にもカレーばかり食べ、しかも毎回2度3度とお代わりをするので体重が同年代の子どもの平均体重の3倍にもなり心臓に負担がかかりそれが原因で死亡。
家庭だけでなく職場でも・・・
カレーばかり食べる男性会社員が同僚の女性にカレー臭(加齢臭ではない)を指摘されたことに逆上して女性に暴行して逮捕。
調査を続けると上の件以外にもカレーが原因の事件が日本各地で頻発していたことが発覚。
さらにカレーを食べないと手が震える、幻覚や幻聴の症状が現れるという人も全国で確認され、各マスコミは「カレーには中毒性があるのでないか」と疑問を呈し連日いろんな識者の見解を報道するに至り「カレー依存症」の言葉が世間で認知されることになったのである。
カレー製品を販売する食品メーカーやカレーをメインとする外食産業はカレーには中毒する要素はないとアピールするも、世間ではカレーに対する逆風が吹きまくりカレーの売り上げは激減。
カレー依存症の家族によるカレー食品メーカーに対する集団訴訟も各地で起こされた。
カレー依存症を治療するための専門の医療施設も設置されたのだが、入院施設はすぐに満員となり、外来も対応できないくらいの人数が連日訪れることとなった。
政府、国会はカレー依存症に対する対応は迅速であった。
他の案件では対立することの多い野党も本件に関しては一致協力してあっという間に「カレー規制法」が成立。
カレールー、レトルトカレーなどのカレー関連商品の製造販売の禁止、カレーを提供する外食店もカレーを販売することができなくなったのある。
それにより日本からカレーが消えて平穏な日々が戻ってくるかと思われた。
しかし、カレー依存症の人数は減ることはなかったのである。
地下カレー店や闇カレー店が全国に点在し、カレー依存症の人は高額の支払いをしてでもカレーを食べ続けた。
地下カレー店や闇カレー店などの違法店のカレーは今まで以上に刺激の強いカレーを提供するのでそれを食べた人はさらにカレーがやめられなくなるようになってしまうのであった。
それらの店の売り上げの一部が暴力団の資金源にもなっているという。
警察もそれら違法店の摘発を懸命に繰り返すもすぐに新たな店が出来ていたちごっこの様相を呈している。
カレー中毒、カレー依存症の人間は右肩上がりに増え今や日本の総人口の3割がカレー依存症になっている。
日本の各企業はカレー依存症の増加に伴い生産性の低下、業績悪化により倒産や業務縮小を余儀なくされた。
街にはカレー依存症の人間が徘徊し治安は乱れに乱れ、日本の安全神話は崩壊した・・・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/80/c5eb1d14bead13dc8d9040bd65ffa171.jpg)
カレー食べたい〜〜!!
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薬物、アルコール、ギャンブルなど社会問題となっている各種依存症があるが、新たな依存症が社会問題として浮上してきたのが202X年であった。
きっかけとなったのはある30代の男性がコンビニ強盗として逮捕された事件であった。
逮捕された男性は犯行の動機を「カレーを食べる金が欲しかった」と供述したのである。
男性は給与のほとんどをカレーを食べるために注ぎ込み、そのため生活苦から多くの金融機関から借金を重ねていたという。
マスコミは男性を「カレー強盗」を名付けて面白おかしく報道しこの事件は日本全国に知れ渡ったのである。
この件はバカな動機のちょっと笑える事件だと思われたのだが、これをきっかけに日本全国でカレーにまつわる事例が多数表面化してきたのであった。
ある家庭では父親が毎食カレーばかり食べるので母親と子どもたちが栄養バランスを考えてカレー以外の食事を用意すると「こんなものを食べられるか!カレーを出せ!!」と暴れて警察が出動する騒ぎになり、その後何度もカレーが原因で父親が暴れるので家庭崩壊となった。
別の家庭では子どもが朝昼晩の3食はもとよりおやつや夜食にもカレーばかり食べ、しかも毎回2度3度とお代わりをするので体重が同年代の子どもの平均体重の3倍にもなり心臓に負担がかかりそれが原因で死亡。
家庭だけでなく職場でも・・・
カレーばかり食べる男性会社員が同僚の女性にカレー臭(加齢臭ではない)を指摘されたことに逆上して女性に暴行して逮捕。
調査を続けると上の件以外にもカレーが原因の事件が日本各地で頻発していたことが発覚。
さらにカレーを食べないと手が震える、幻覚や幻聴の症状が現れるという人も全国で確認され、各マスコミは「カレーには中毒性があるのでないか」と疑問を呈し連日いろんな識者の見解を報道するに至り「カレー依存症」の言葉が世間で認知されることになったのである。
カレー製品を販売する食品メーカーやカレーをメインとする外食産業はカレーには中毒する要素はないとアピールするも、世間ではカレーに対する逆風が吹きまくりカレーの売り上げは激減。
カレー依存症の家族によるカレー食品メーカーに対する集団訴訟も各地で起こされた。
カレー依存症を治療するための専門の医療施設も設置されたのだが、入院施設はすぐに満員となり、外来も対応できないくらいの人数が連日訪れることとなった。
政府、国会はカレー依存症に対する対応は迅速であった。
他の案件では対立することの多い野党も本件に関しては一致協力してあっという間に「カレー規制法」が成立。
カレールー、レトルトカレーなどのカレー関連商品の製造販売の禁止、カレーを提供する外食店もカレーを販売することができなくなったのある。
それにより日本からカレーが消えて平穏な日々が戻ってくるかと思われた。
しかし、カレー依存症の人数は減ることはなかったのである。
地下カレー店や闇カレー店が全国に点在し、カレー依存症の人は高額の支払いをしてでもカレーを食べ続けた。
地下カレー店や闇カレー店などの違法店のカレーは今まで以上に刺激の強いカレーを提供するのでそれを食べた人はさらにカレーがやめられなくなるようになってしまうのであった。
それらの店の売り上げの一部が暴力団の資金源にもなっているという。
警察もそれら違法店の摘発を懸命に繰り返すもすぐに新たな店が出来ていたちごっこの様相を呈している。
カレー中毒、カレー依存症の人間は右肩上がりに増え今や日本の総人口の3割がカレー依存症になっている。
日本の各企業はカレー依存症の増加に伴い生産性の低下、業績悪化により倒産や業務縮小を余儀なくされた。
街にはカレー依存症の人間が徘徊し治安は乱れに乱れ、日本の安全神話は崩壊した・・・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/80/c5eb1d14bead13dc8d9040bd65ffa171.jpg)
カレー食べたい〜〜!!