「いっぽ」のつぶやき

健康に福祉にボランティアにと、自分らしい人生を過ごすために、一歩ずつ歩んでいる「いっぽ」のつぶやきです。

ピロリ菌

2008-06-16 23:32:26 | 美容と健康
テレビ番組でピロリ菌の特集をしていました。
ピロリ菌が胃潰瘍や胃がんの原因になるというのは聞いたことがありましたが、ピロリ菌を発見したことでノーベル賞をもらった人がいたとは知りませんでした。

胃は強い酸性の胃酸があるため、細菌などは存在しないという強い思い込みがあり、発見されたのは1981年と、つい最近のことです。
本当にそれが胃に悪さをしているかどうか証明するため、研究していた博士は自らその菌液を自分で飲んでみたそうです。
するとすぐに胃の調子が悪くなって、胃潰瘍を起こしたそうです。
それを後で知った奥さんから、「なんてことするの!」とすごく怒られたということですが、でもそれでノーベル賞をもらえたんですよね。

胃がんの患者さんからは、9割以上の確立でピロリ菌が発見されていて、胃潰瘍、十二指腸潰瘍など、胃の病気に深く関わっています。
子どもにはほとんどいませんが、50歳以上になると二人に一人はピロリ菌を持っているのだそうです。
ピロリ菌の検査は、血液検査でもできるということです。
そういえば、7月に受ける人間ドックにもオプションでついていました。
2100円で出来るようなので、今度検査してもらうことにします。

ピロリ菌は、抗生物質を飲むことで1週間から10日ほどで除去できるということです。

それともう一つ、頭痛薬や鎮痛剤でも胃潰瘍などになりやすく、若い人たちに増えているのだそうです。
空腹時に飲んだり、水なしで飲むことにより、薬剤が胃粘膜にくっつき、粘膜が傷められるということなので、気をつけないといけませんね。
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