昨夜はBSプレミアム(午後8時~ 午後9時)放送の
英雄たちの選択「“奥の細道”への道~松尾芭蕉
五・七・五の革命~」を楽しみました。
再放送は来週の19日(水)の午前8時~9時です。
【司会】磯田道史、杉浦友紀
【ゲスト】嵐山光三郎、長谷川櫂、佐藤勝明
【語り】松重豊
芭蕉の代表作『奥の細道』。
芭蕉=隠密説の真相は? 旅を通して芭蕉が到達した
新しい俳諧の境地とは?
“俳聖”以前の芭蕉に光をあてながら、謎に満ちた
名作を徹底解剖!
俳諧を一流の文学に高めた“俳聖”松尾芭蕉。
だが、実際の芭蕉は江戸で水道工事の請負人をつとめ、
さまざまな職業や身分の人々と幅広く交流した俗人で
もあった。そんな芭蕉の代表作が『奥の細道』。
東北へと旅立った元禄2年は幕府と仙台藩が鋭く対立
していた時期。歌枕を巡る他に何か目的があったの
か?
そして旅を通して芭蕉が到達した新しい俳諧の境地
とは?“俳聖”以前の芭蕉に光をあてながら、謎に
満ちた名作を徹底解剖!
再び「奥の細道」をゆっくりと読んでみたくなりま
した。
私ごとですが、50代になったばかりの頃の夏に、立石
寺を訪ねましたが、今でいうところの熱中症のように
なり、途中の日陰にある大きな石壁に全身を当てて冷
やした記憶がよみがえってきました。
エアコンの効いた車から降りて直ぐに登りだしたのが
よくなかったと思っています。
反省しているのは、途中に串に刺した「力こんにゃく」
が売っていましたが、私はカロリーもない蒟蒻で力が
出るものかと横目で見ながら素通りしたことが、失敗
でした。
熱中症には塩分と水分が必要だった。力こんにゃくは
醤油とお酒で煮てあり、汗を流した身体に元気を与え
る食べ物だったのです。
一緒に行った夫と息子はしっかり食べていたので、特
に若い息子はスキップをするようにで登っている後ろ
姿が軽快で、羨ましくも思ったのですが、現実的には、
ああ!母親を見捨てるのか!!と嘆きもしたものです。
ところが私のかなり前を歩いていた夫だけは、戻って
きて、私が落ち着くまで待ってくれ、夫に励ましても
らいながら一緒にゆっくり登ってくれました。
何とか五大堂に着いた時の私は、その風と景色に、確
かに生まれ変わったと実感したものです。