晩秋の朝虹

月が西の空に残っているかと、外に出ると雲の中でした。
しかし、虹が西から北の空へと、大きく翼を広げるように
観た者を幸せな気持ちにさせてくれました。

やがて、北の空のマンションの屋上に朝陽が当たり、虹は
力強く天に昇りはじめました。

明日から11月です。立冬は8日。冬用意に気が揉めてくる
時期です。
当地では雪道で足元が悪くなるので、大型で重い日用品
などは、雪が積もる前までに、あらかじめストックして
おきます。

紅葉山

市内にある南波山も紅葉色になりました。この山
に雪が来ると、いよいよ里でも雪の覚悟をしなけ
ればしなければなりません。

草木を雪から守るための雪囲いも始まります。
明日の最高気温は16℃と、いよいよ本格的な
ストーブを使う時期になりそうです。

小菊

30年来の友人であるF子さんと久しぶりに会えました。
お土産に薩摩芋を沢山いただき、お互いに「昔は
スイート-ポテトなどよく作っていた私たちはどこ
へ行ってしまったのかしら？ね～」などと、嘆きあ
いました。

穏やかな性格で思慮深く、思い遣りのある彼女とは、
一生の友人になるでしょう。

庭の華やかな小菊が風に揺れています。
雪国の庭には小菊が欠かせません。寒さや霜で傷つ
き、やがて枯れてゆきますが、花だけは色を残します。

枯れた菊は刈り取って焚くと、ほのかな香りが立ち
ます。昔、庭での焚火が許可されていた頃には、
その香りを楽しんだものですが、現在は住宅地では
特に焚火は禁止されています。

そうそう焚火の時は夫がアルミ箔に包んだ薩摩芋
で焼き芋を作って、皆で食べたものでした。懐か
しい昔の話です。

根雪の山

今朝は気持ちの良いお天気で始まりました。
さっそくシニアカーに乗って山の見えるいつもの道へ。

写真の山は火打山（2462m）です。観えるところにあり
ながら、とうとう登ることの出来なかった山でもあり
ます。この山の良さに気がついたのは、近年、引っ越
してからで、それまでは毎日のように見えていた妙高
山が私の一番でした。

火打山の雪は根雪になることでしょう。

やや寒

秋の季語で「やや寒」とは、秋になって感じ始める
寒さのことです。
今朝のように少し寒いというほどの秋の寒さです。

今年の「立冬」は11月８日です。当日は「今朝の冬」
という季語を感じることが出来ることでしょう。

今朝の火打山には雪を見ることができました。

十三夜

今夜は「十三夜」です。
雲を追いつ追われつの月は頑張っています。

81歳を迎えられた皇后さまのお誕生日の映像で、
毎朝のようにされている「スロージョギング」
の様子を見ました。
詳細を調べて、私の筋肉のために頑張ってみよ
うかしら。

御田（おでん）

庭の椿、ト伴錦（ ボクハンニシキ）が一輪だけ
咲いています。例年は雪解けの時期の花ですが、
大歓迎です。

今夜は「十三夜」です。観えるといいのですが。

昨日から仕込んでいる「おでん」の最後の仕上げ
も済ませました。昆布と鰹の味が野菜にしっかり
沁み込んで上出来です。
今夜は家族の誕生日のお祝いをします。その一品
が熱々のおでん。何故って予報では、ぐんーと冷
え込むと報じていたので、身体が暖まるように作
ったのに・・・。
まあ、これがメインではないので、ほっとしてい
ます。

映画 『ダイヤルMを廻せ! 』

1954年のアメリカ映画「ダイヤルMを廻せ！」が
今夜BSフジで放送されます。
私が3歳の頃の映画ですが、初めてテレビで観た
のは結婚後です。あれから何回も楽しみました。

グレース・ケリーに憧れ、プリンセス=ドゥ=
モナコという名前の薔薇まで育てている私です。

今夜は遅い時間なので録画をセットしました。
あらすじは知っているのですが、毎回ドキドキ
させれられるのは何故でしょう。

ヒッチコックはこの映画では、クラス会で撮影
した写真の左側に収まって出演しています。
彼のファンならご承知のことでしょう。

写真は今夜の月です。十三夜は25日（日）とな
ります。

紅葉狩

住宅地で「紅葉狩」。
なかなか山野に出かけられない、私のような者は、
住宅地を散策しながら「紅葉狩」を楽しむことを
覚えました。
時には、お庭に出ていらした方々との会話なども、
いいものです。

町内の真ん中にある「小社（おやしろ）」にお参
りして、隣接している公園のベンチで紅葉の散る
様子を見たり、風のままに舞う落葉をぼんやりと
ながめている時間も贅沢なものです。

小雨の今日は、ご近所のパーゴラのある庭の紅葉
をベランダから楽しみました。

上弦の月

午後5時25分に南の空の月を撮影しました。
今夜は晴れるようなので、「上弦の月」が見えなくなる
午後11時過ぎからは、オリオン座流星群を楽しめそう
です。

従妹のお舅さんは98歳になりました。観てこられた月の
数を思うと、気が遠くなりそうです。
今まではお元気だったお舅さんが、秋になったころより、
老衰でしょうか、心身の衰えが顕著になり、近所の主治
医の勧めで施設を紹介されたと、電話がありました。
自宅介護を中心に頑張ってきた姪も今回ばかりは、医師
にお任せしようかと心が動いているようです。

どこの窓から見あげても月は月ですが、やはり自宅の窓
から観る月が一番なのかもしれません。
私も今のうちに思う存分、家の窓から楽しむことにします。