クロコーチ 第６話 ＊感想＊

＊　「少年Ｓは、お前だ」　＊

森本レオさんを楽しむ回ね。
黒河内（長瀬智也）の身を案ずる優しさや　組織の上層部からの電話に下手に出る従順さを見せつつ
その裏に隠された冷酷さや非常さもチラリチラリと垣間見せる・・　色んな面を楽しめていいわぁ♪
もちろん　今までも　そんな高橋（森本レオ）の恐ろしさは滲み出てはいたけれど　今回ほどではなかったものねぇ。
黒河内と高橋の白々しい会話や　高橋が黒河内の傍に近づくことで感じる不穏な空気感も面白かったなぁ。
これだけ高橋の魅力を盛大に振りまかれちゃうと　
もしや・・またしても・・　などと考えてしまうのだけど　どうなるかしら。

今回は　ひた隠しにされていた情報を清家（剛力彩芽）が知るというカタチで　
桜吹雪会の暗部が明らかにされるのね。　
桜吹雪会の成り立ちや存在について　沢渡（渡部篤郎）の口から語られたときとは違う雰囲気で
おぞましい組織の形態について知ることができたというのが良かったなぁ。
黒河内の部屋の様子から　三億円事件に対する彼の異常なまでの執念にも触れたようだし
清家ちゃんも　どんどん深みにはまっていく感じよねぇ。

怪我をして動きが取れない状態であっても　
黒河内のふてぶてしさや　用心深さや　胡散臭さを　タップリと感じさせる作りとなっていたトコロも好き。
手術室から出てきた際の黒河内の笑い顔がツボ。
インパクトがありすぎて　思わず吹き出しちゃったよ。

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