それぞれが抱えている想いを告白しあう、うつせみ荘の住人達。
春(山崎静代)とマサ(やついいちろう)や、
美奈子(今田美桜)の抱えているものについては、
今までのエピソードからそれなりに把握することができていたけれど、
ねじこ(阿川佐和子)とくぎこ(檀ふみ)については、
亡くなった弟がいたことが前回やっと明かされた程度だったので、
より興味深く受け止めた感じがあるわ。
弟の死をきっかけに、外に出ることができなくなってしまったという二人。
それはとても切ないことなのだけれど、
このドラマのファンタジーの要素をより魅力的にしているようにも思ったわ。
悲しみを抱え、外に出られない大家さん、、
ねじことくぎこに、より愛着が湧いたような気がするわ。
そんな告白大会の流れに逆らう小川(北村有起哉)。
辛いことや、悲しいことってさ、、
自分の中である程度までは溜め込んで、
その感情を自分なりに宥めたり癒したりしてからでないと、
外に吐き出すことが難しいところもあると思うので、
小川はまだその段階ではないということなのだろねぇ。
まあ、なんにせよ、
そういう場があるというのがいいよねぇ。
その場から距離を取ろうとしつつも、
確実に少しずつ距離を縮めている小川の姿が印象的だったわ。
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(演ずる檀ふみさんと阿川佐和子さんがなかなか名演でしたよね。)
他人と接することに不器用な小川さんへの「ドンマイ」発言をも素直に行為と感じられないひねくれキャラなのですが、「凪のお暇」の慎二のような不快感は不思議と抱きません。
うつせみ荘の面々の心情を吐露する場面がメインだったので、来週は国分寺中央食品のパートももうちょっと描いてくれたら、個人的には嬉しいです(セミオくんの発作が気になる、頑張れ、セミオ!)。
良かったですねぇ、ねぎくぎ姉妹。
うつせみ荘の住人たち、
なんて素晴らしい個性なんだろう♪
毎回、癒されています。