エンディングの変化、、
かなり効果的に感じられたわ。
慣れした親しんでいた小梅(波瑠)の呟きから
玄之助(間宮祥太朗)の呟きへ、、
ラストで大きく変化した二人の状況と相まって、
おお〜〜っとなったわ。
小梅を面白くいじって、
小梅をユーモラスに描いておいて、
ラストにはシリアスに見せてくる、、
というのも良かった。
小梅のユーモラスさを楽しんで観ていただけに、
その後の展開とのギャップを感じたわ。
案件エピソード自体は薄かったものの、
そこに不満はない。
真野珠江(池谷のぶえ)や長女・次女、
小さい子供たちのそれぞれの想いを
感じることはできる内容だったからなのかも。
蔵之介(遠藤憲一)の過去、、
蔵之介と有川(原田泰造)の因縁、、
前回チラッと描かれた一休食堂とを絡めて描かれるストーリーを
面白く視聴したよ。
ああ、、ようやく、、二人は、、、、
く〜〜っっ感動的だ〜〜っっ
などと思いながら観ていれば、
別の意味で く〜〜っっとなったわ。
く〜〜っっ切なすぎる〜〜〜っっっ。
ヘビ女(松岡茉優)と鹿浜(林遣都)の方も
一向に縮まらない距離感がなんとも切ない。
そしてあの距離感がなんとも愛らしい。
それにしても、、
松岡茉優さん、さすがねぇ。
どちらの女性も個性的で魅力的、
切り替わりもお見事。
朝日(毎熊克哉)の人となりを印象的に見せつつ、
事件の真相にジワジワと近づいていくように感じられる展開も楽しめた。
でも、、真相はまだまだ、、って感じなんだよぁ。
色々な面で興味を引くストーリー、、
面白かったわ。
いやぁ、、、笑った。
声出して笑っちゃったよ。
このドラマでこんな風に楽しむとは思ってなかったよ。
面白かったなぁ、、あのハグ。
割って入ってくる羽男(中村倫也)の表情、、
笑ったわぁ。
石子(有村架純)のツッコミにもニヤニヤ。
その後の大庭(赤楚衛二)主導によるハグも良かった。
前回の感想では大庭に対する本音を書いてしまったけれど、
同じ職場で働いていたからこそのチーム感があって、
なんだかいいもんを見せてもらった感じがあるわ。
メインストーリーの方も面白く視聴。
5話で田中哲司さんがチラ見えした時から、
こりゃあ大庭は田中哲司さんに巻き込まれるんだな、、
ということは予想できたのだが、
その巻き込まれっぷりや、
自ら巻き込まれていく感じや、
大庭の家族が絡んでくる展開は思いがけないものがあって、
興味を持って視聴できたよ。
ようやくいい感じになってきたのかな、、
などと思いきや、、
まだまだ、、なのねぇ。
過去を受け入れて、
綻びをひとつずつ直していこうと決める正樹(中島裕翔)。
彼の元に届く「過去からは逃れられない」という言葉。
ねちねちねちっと嫌なことが付き纏う感じが
このドラマらしくていいね。
いつまでたっても悩ましげな正樹が
とっても気の毒ではあるけれど。
でも悩ましげな正樹、いいんだよなぁ。
愛菜美(比嘉愛未)と正樹、
冴(吉川愛)と正樹、、
二組のハグの違いが印象的。
愛菜美の姿に切なさを感じて、
冴の「今の録音しとけば良かった」に愛らしさを感じたわ。
面白い修羅場だったな。
どちらかというと感情表現が穏やかなドラマだと思っていたため、
思いがけない感情の爆発を見せられた感覚があったわ。
皐月(杉咲花)、悠磨(森山未來)、陸(藤原季節)、、
普段は穏やかな面々が見せる思いがけない一面は
かなり興味深いものだったわ。
中でも印象的だったのは皐月。
修羅場の口火を切り、
修羅場を先導し、
悠磨と陸を刺激する皐月。
カッコよかったよ。
泣きながら、つっかえながらも
思いの丈をぶつける皐月の強さを見守ったよ。
感情が溢れ出し、冷静さを失い、
戸惑い、混乱し、、
それでもそれぞれが想いを言葉にしていく、、
その3人の姿に引き込まれたよ。
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ひとつのエピソードを視点を変えて描いたり、
異なるキャラの立場から同じ時間を描いていくスタイルは好みなので、
今回の構成を楽しみながら視聴。
案件エピソードだけをじっくり描いても
面白いものができそうなのに、、
などと、
案件エピソードの薄さに残念な気持ちもあるのだが、
構成による面白みはあったし、
小梅(波瑠)と玄之介(間宮祥太朗)の気持ちが
通じ合っていく過程を味わえたし、
竜之介(吉野北人)の当て馬感も良かったし、
(「小梅マウントとってくんなよ!」がツボ)
それなりの満足感はあったわ。
ラブラブじゃないか。
互いに思い合ってるんだな、、ということは、
今までのストーリーから十分感じてはいたけれど、
思っていた以上の仲の良さっぷりを
ここにきてひとまとめに見せられた気がして
そんなことを思ってしまったわ。
それにしても、、
手紙があって良かったわねぇ。
辛くて切ない状況ではあるけれど、
あのように摘木星砂(松岡茉優)の想いに触れたことは、
悠日(仲野太賀)にとって救いとなるのではないか、、
そうであってほしい、、そんな風に思ったよ。
悠日、星砂とヘビ女、鹿浜(林遣都)、、
それぞれの想いや感情が絡み合う、
興味深いエピソードだったわ。
どうやら次回から最終章となるらしいこのドラマ。
どうなっていくのかしらねぇ。
奇妙な三角関係の行方も、
事件の真相も、気になる。
このドラマ、回を重ねるごとに好きになる。
初回の感想でもそのようなドラマになりそうだとは書いたけど、
思っていた以上に愛着が湧いてしまっているわ。
石子(有村架純)と羽男(中村倫也)コンビの関係性が
回を重なるごとに良くなっているのがいいんだよなぁ。
雰囲気も掛け合いもいい感じ、、
二人を観ているだけで楽しめる。
そして、大きな声では言えないが、、
でも書いてしまうけど、、
やはり大庭が職場に存在しないほうが楽しめるんだよなぁ。
より石子と羽男を楽しめる。
高まる石子と羽男への愛着に嬉しさを感じつつも、
あと数回でそれが失われてしまう寂しさを感じてしまうわ。
石子と潮(さだまさし)の関係と
案件を重ねて描いた今回のストーリーでは、
石子が見せる涙にグッとくる。
親子、夫婦、、人情エピソードに
痛快さもしっかり合わさるストーリーを楽しんだよ。
今頃になってキャラの背景を新たに描くの??
などと思いきや、、
何やら動き出した模様。
やはりハーミットは、、、ってことかしらねぇ。
自分の想いに正直になることが、
周りの人たちを振り回したり、傷つけていく、、
辛く悲しい恋物語の王道といった感じの今回。
その王道っぷりを楽しんだよ。
最も印象的だったのは愛菜美(比嘉愛未)。
6話の感想でも触れたけど、
愛菜美って魅力的なんだよなぁ。
愛菜美の様々な面を見せてくれるため、
主人公の恋路を邪魔するヒールだけではない味わいがある。
雄介(佐藤隆太)や慎太郎(高橋優斗)、莉子(畑芽育)ら、
メインの二人の周辺人物のキャラも一面的じゃないところがいいよね。