お客さんが正月休みに伊勢方面へ旅行に行った時の話。
旅館の建物は立派で喜んだけど、お風呂に入るとあちこちバラバラに桶が置いてあったとか。
私 「なんで桶をバラバラに置いてたん?」
お客「雨漏りを受けてたみたいやわ。天井を見たら年季の入った雨漏りのシミがあったで」
ママ「お風呂やったら床はタイルやから(雨受けの)桶なんかいらんやん」
お客「いや、脱衣場やねん」
私 「脱衣場かいな。脱衣場だけに工事が、だつい(雑い)とか…」
お客「朝食も最悪やったわ」
ママ「どんなメニュー?」
お客「アジの干物と味噌汁、それとエビやったわ」
私 「ええやん、伊勢やから伊勢エビが出たのんと違うのん?」
お客「朝から伊勢エビ出ると思うか。朝から出たら吉兆みたいに残り物を使い回ししてると勘ぐるわ」
私 「桜エビか?お造りで出たりして」
お客「桜エビなんかお造りに出けへんわ。無頭エビの煮付けや」
私 「それやったらエエやん」
お客「それが煮付けもご飯も冷たかってん。それと、朝のコーヒーも最悪やったわ」
ママ「なんで?」
お客「いかにも昨日の夜の残りを温めて出した感じやった。酸味がきつかったわ」
私 「すっぱい感じは酸化したからや。さんかすることに意義がある」
ママ「オリンピックと違う!」
お客「ラウンジも高かったわ。3人で2時間半で3万5千円とられた。誰も席につくわけでもないのに…」
私 「そんなに高(タコ)とるからリピーターが無いし、赤字で雨漏りの修理が出けへんのんと違うか」
お客「ホンマやわ。それにしてもあの時は腹が立ったで」
私 「でも、今となってはエエ思い出と違うか。あちこちで話のネタにできたから元とれたやろ」
一句:旅先の さめたご飯に 興ざめや
旅館の建物は立派で喜んだけど、お風呂に入るとあちこちバラバラに桶が置いてあったとか。
私 「なんで桶をバラバラに置いてたん?」
お客「雨漏りを受けてたみたいやわ。天井を見たら年季の入った雨漏りのシミがあったで」
ママ「お風呂やったら床はタイルやから(雨受けの)桶なんかいらんやん」
お客「いや、脱衣場やねん」
私 「脱衣場かいな。脱衣場だけに工事が、だつい(雑い)とか…」
お客「朝食も最悪やったわ」
ママ「どんなメニュー?」
お客「アジの干物と味噌汁、それとエビやったわ」
私 「ええやん、伊勢やから伊勢エビが出たのんと違うのん?」
お客「朝から伊勢エビ出ると思うか。朝から出たら吉兆みたいに残り物を使い回ししてると勘ぐるわ」
私 「桜エビか?お造りで出たりして」
お客「桜エビなんかお造りに出けへんわ。無頭エビの煮付けや」
私 「それやったらエエやん」
お客「それが煮付けもご飯も冷たかってん。それと、朝のコーヒーも最悪やったわ」
ママ「なんで?」
お客「いかにも昨日の夜の残りを温めて出した感じやった。酸味がきつかったわ」
私 「すっぱい感じは酸化したからや。さんかすることに意義がある」
ママ「オリンピックと違う!」
お客「ラウンジも高かったわ。3人で2時間半で3万5千円とられた。誰も席につくわけでもないのに…」
私 「そんなに高(タコ)とるからリピーターが無いし、赤字で雨漏りの修理が出けへんのんと違うか」
お客「ホンマやわ。それにしてもあの時は腹が立ったで」
私 「でも、今となってはエエ思い出と違うか。あちこちで話のネタにできたから元とれたやろ」
一句:旅先の さめたご飯に 興ざめや