四国から堺に移ってきて10年になる女性客が来た。彼女はすっかり地元に根付いているが言葉遣いだけは愛媛弁があまり抜けていない。タクシーに乗った時の愚痴をこぼした。
お客「私がタクシーに乗ると時々遠回りされるんで」
私 「なんで?」
お客「堺に来て何年もなるけん、いつも通るコースは私は知っとるでしょ」
私 「あっそうか。方言で喋ると地元と違うと思い、道を知らん思て遠回りするんか」
お客「そうで、ここを真っ直ぐとか、そこを曲がってとか指示をせんとダメなんよ」
私 「同じ目的地へ行くのに、そのたんびに値段が違(チゴ)たら腹立つわなあ」
お客「ホンマよ、タクシーの運転手も暇じゃけんセコイ事するねぇ」
私 「特に零細のタクシー会社の運転手は厳しいからなあ」
お客「大きなタクシー会社を選ばんといけんてや(いけません)」
私 「そうそう、タクシー会社を(選択)せんたくしーや」
一句:地方者は カモだと思い 遠回り
お客「私がタクシーに乗ると時々遠回りされるんで」
私 「なんで?」
お客「堺に来て何年もなるけん、いつも通るコースは私は知っとるでしょ」
私 「あっそうか。方言で喋ると地元と違うと思い、道を知らん思て遠回りするんか」
お客「そうで、ここを真っ直ぐとか、そこを曲がってとか指示をせんとダメなんよ」
私 「同じ目的地へ行くのに、そのたんびに値段が違(チゴ)たら腹立つわなあ」
お客「ホンマよ、タクシーの運転手も暇じゃけんセコイ事するねぇ」
私 「特に零細のタクシー会社の運転手は厳しいからなあ」
お客「大きなタクシー会社を選ばんといけんてや(いけません)」
私 「そうそう、タクシー会社を(選択)せんたくしーや」
一句:地方者は カモだと思い 遠回り