タイガースファンのお客さんと阪神の最強助っ人ベスト10の話をした。1位はみんなが知っているあの人ですが、2位以下は誰がランクインしているのでしょうか。10人の他にもチームに貢献したした外しがたい外国人を4人加えて14位までを紹介します。
また、阪神の歴代外国人選手のデータと主な助っ人の似顔絵を掲載したHPを作成しました。こちらもどうぞ⇒http://www.ainet21.com//tig-n.suketto.htm
14位 トレイ・ムーア (2002–2003)
48試合、293回、20勝17敗、210奪三振、防御率3.72
<評価>
センス抜群のバッティングで有名な投手外国人です。
2003年は日本シリーズ7戦目で3回5失点と打ち込まれ、敗戦投手となり日本一を逃しています。
それもあってか同年阪神を退団しています。
13位 セシル・フィルダー (1989)
106試合、116安打点、打率.302、38本塁打、81打点、0盗塁
<評価>
1年目にいきなり活躍を見せた大型スラッガータイプの外国人です。
1年目からOPS1.031の好成績も、契約面が折り合いがつかず1年で退団し、デトロイトタイガースに入団します。
メジャー移籍後も活躍を見せ、デトロイトタイガース初年度は51本のホームランを放っています。
12位 マウロ・ゴメス (2014–2016)
425試合、420安打点、打率.270、65本塁打、260打点、3盗塁
<評価>
2014年に阪神にやってきた勝負強い助っ人外国人です。
初年度にOPS.861の活躍を見せ、長期にわたって活躍するかと思いきや次年度から
徐々に成績が下がり、2016年オフに自由契約となっています。
11位 クレイグ・ブラゼル (2009–2012)
443試合、433安打点、打率.280、91本塁打、278打点、1盗塁
<評価>
2010年の強力打線の一角を担った外国人です。
ホームランを打つ技術はかなり高いものの、選球眼が悪いため四球を選ぶことが出来ない点と、
守備があまりよくないことがネックになり退団しています。
10位 アンディ・シーツ (2005–2007)
412試合、463安打点、打率.283、47本塁打、214打点、1盗塁
<評価>
2005年優勝に大きく貢献した巧打・好守の野手です。
引退後もスカウトとしてマット・マートンを推薦するなど、現在も阪神タイガースに貢献しています。
9位 ジョージ・アリアス (2002–2004)
367試合、357安打点、打率.265、95本塁打、273打点、8盗塁
<評価>
2003年優勝に大きく貢献した野手の助っ人外国人です。
かなり強い2003年は38本のホームランを打ちながら6番(後半から5番)を打ち、
試合を決定付ける一打を打ちまくっていました。
文句なしの活躍でしたが、高年俸(3億円)と、タイロン・ウッズの獲得を目指す球団の意向もあり、2004年に阪神を退団しました。
8位 マット・キーオ (1987–1990)
107試合、678回1/3、45勝44敗、398奪三振、防御率3.73
<評価>
87~90年に在籍していた先発投手です。
ストレートとカーブを武器に、3年連続2桁勝利もマークしました。
暗黒時代の阪神の数少ない希望でしたが、1990年に足を故障し7勝止まりとなり自由契約となりました。
7位 マイク・ラインバック (1976–1980)
565試合、598安打点、打率.296、94本塁打、324打点、28盗塁
<評価>
1970年代に活躍した助っ人外国人です。
高い打率と20本前後のホームランを放つ、中距離タイプの打者です。
ランディ・バース活躍以前は阪神の中で最も人気のある助っ人外国人です。
6位 マット・マートン (2010–2015)
832試合、1020安打点、打率.3107、7本塁打、417打点、27盗塁
<評価>
秋山に抜かれるまでシーズン214安打のNPB記録を持っていた巧打力のある外国人です。
毎年200本近いヒットをマークし、長年阪神打線において貢献してきました。
しかし、高打率なものの四球が選べず、長打力も低く、また守備も悪いという点があり
2015年シーズン終了後に自由契約となっています。
2016年からはシカゴ・カブスで川崎宗則とチームメイトになっています。
5位 ランディ・メッセンジャー (2010–2019)
263試合、1606回1/3、98勝84敗1H、1475奪三振、防御率3.13
<評価>
2017年現在も在籍している、タフな先発ピッチャーです。
長い回を投げられるスタミナと、奪三振能力が抜群に高く、毎年2番手~3番手で安定した活躍を見せます。
入団初年度は中継ぎでしたが思うような結果は残せず、2年目に先発に転向してその才能が開花しています。
4位 トーマス・オマリー (1991–1994)
490試合、548安打点、打率.318、74本塁打、304打点、6盗塁
<評価>
「オマリーで、オマ!」で有名な、現在もCMに出演する阪神ファンの間では有名な外国人です。
引退後は阪神のスカウトに任命されましたが、つれてくる外国人がことごとく
外ればかりで、スカウトとしてはダメ外国人であることで知られています。
3位 ジェフ・ウイリアムス (2003–2009)
371試合、371回2/3、16勝17敗47S141H、418奪三振、防御率2.20
<評価>
JFKの一角を担う、阪神史上最強のセットアッパーです。
歴代でも最強クラスのスライダーと、MAX156kmのストレートで、
相手ファンに絶望感を与えるピッチャーでした。
2005年は防御率0.96とほとんど打たれないピッチングを見せています。
2位 ジーン・バッキー (1962–1968)
239試合、1541回1/3、100勝73敗、799奪三振、防御率2.31
<評価>
阪神史上最強の先発ピッチャーです。
入団から7年間で100勝をマークし、特に1964年は1シーズンで29勝をマークする圧倒的な活躍を見せています。
王・長嶋時代に活躍したピッチャーです。
1位 ランディ・バース (1983–1988)
614試合、743安打点、打率.337、202本塁打、486打点、5盗塁
<評価>
阪神史上最強の助っ人外国人です。
いや、阪神史上どころか最大瞬間風速はNPB助っ人外国人史上最強とも言えるでしょう。
このバースが残した.389の高打率はNPB記録でいまだ抜かれていません。
今もなお、阪神の外国人が活躍すると「バースの再来」と言われ、バースの名は阪神ファンの中で
語り継がれています。
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