スティーブ・ジョブズ

　先日、深夜テレビで『キングコングのあるコトないコト』を見たのだが、iPodやMacのアップル創始者・故スティーブ・ジョブズ氏が愛車のベンツをナンバープレート付けずに乗り回していたとか。
　お客さんにその事を話をすると、「陸運局に裏から手を回して特別扱いをして貰った」「ナンバープレートが交付されたが番号が気にいらないので付けない」「資産家のプライバシーを守るため」「ジョブスの車だと分かったら盗まれるので」など色々な説が飛び出した。
　ネットで調べるとカリフォルニア州陸運局には「リースの車なら半年間、ライセンスプレート付けなくていい」という抜け穴があり、「ひとに後をつけられるのが嫌だからナンバープレートを付けない」と常に思っていたジョブズ氏はそれに気づき、半年置きに愛車のベンツを新しいベンツに乗り換える契約をリース会社と結んでいたとか。
　また、ジョブズ氏はギネス ブックに「世界で最も低い有給最高財務責任者」として掲載されていて、年俸が1ドルだったとか。
　「えっ、まさか」と思うかも知れないが、からくりはジョブス氏はアップルの550万株とディズニーの株を1億3800万株も持っているから年俸が1ドルでも問題が無かったわけだ。
　いずれにしても、私たち凡人には考えもつかない雲の上の存在である。いや今は、本当の意味で雲の上の存在になってしまった。

　一句：ジョブズさん　散財しても　大ジョウブす
　謎かけ：スティーブ・ジョブスとかけけ、ドアを押しても開かないのを気付いたと解く。どちらも(アップル・あ、pull)や～