NASA、木星の衛星エウロパ「驚くべき」発表を予告
【写真】木星 ─ ガスが渦巻く太陽系最大の惑星
エウロパは、氷で覆われた表面の下に海があるのではないかと多くの専門家が考えており、そこに何らかの生命が存在する可能性さえある。
NASAはエウロパについてこれまでに「地殻下に生命にとって好条件となり得る液体水の海が存在することを示す有力な証拠がある」と発表している。
今回のNASAの発表は、グリニッジ標準時(GMT)の26日午後6時(日本時間27日午前3時)からの記者会見で行われる
安売り」の清涼飲料水の自動販売機が全国に広がる中、大阪市福島区の「1本10円」の格安自動販売機が盛況だ。安くなければモノが売れないデフレ時代を象徴する10円自販機。衝撃的な価格に安売りのパワースポットとして“観光名所”となっている。
大阪市中央卸売市場(同市福島区)から東へ約150メートル。卸売業者が立ち並ぶ一角に「10円自販機」がある。「何の飲み物が出るのかお楽しみ!」「1本どうダス」の文言が目に飛び込んできた。10円玉を入れ、購入ボタンを押してみると、名の知れた大手メーカーの缶コーヒーが出てきた。再び投入し、違うボタンを押すと、缶ジュース、ペットボトルのお茶が出てきた。
自分が飲みたいものが出てくるとは限らないが、これも大阪人の遊び心か。近くに営業で訪れると必ず立ち寄るという会社員の男性(34)は「小遣いも増えないし、10円は助かる。何か得した気分になる」と、冷えた缶コーヒーを飲み干した。
この自販機を管理しているのは食品卸売会社「大阪地卵(じらん)」(同区)。格安の理由は「ワケあり」にある。同社の釜坂晃司社長(56)によると、10円自販機を設置したのは約4年半前。同社は缶のデザイン変更などで旧型になった商品などを大量に仕入れ、大阪市内などに約400台の格安自販機で販売している。大量に仕入れ賞味期限が迫るなどした商品は、10円自販機でバーゲンセールする。利益は度外視で、激安商品で集客を狙う戦略だった。
10円自販機はネットなどで人気は広がり、1日2回の補充作業をしてもすぐに売り切れる。月に3万本売れる。10円自販機の商品の補充が追いつかないときは、通常の商品で対応する。釜坂社長は「売れば売るほど赤字です。ただ、安さはインパクトになる。中途半端では生き残れない。10円は死ぬ気の覚悟の発想です」。
安くなければモノが売れないデフレ時代の象徴とも言える10円自販機。消費者の節約志向は強まり、4~5月の実質GDPでは、個人消費が前期比0・2%増と足踏みが続く。消費者の財布のひもは固く、モノの値下げの動きは広がっている。
釜坂社長は「中小企業は発想で勝つしかない。デフレはもう行き着くところまで行った。中小企業の体力でいつまでこのやり方を続けられるか。生き残るにはかなりの資本力が必要となる」。やめるか、続けるか。釜坂社長は悩んでいる。
いいですね~
(CNN) 米国立研究機関の科学者などからなる研究チームは23日までに、過去にたばこを吸っていた人の遺伝子には喫煙歴を示す痕跡が残り、一部は30年経っても消えないとの調査結果を発表した。こうした痕跡は循環器疾患やがんなど喫煙関連の病気の特定、治療法の開発に利用できる可能性もあるという。
学術誌「循環器系遺伝学」に20日掲載された論文によると、この研究は喫煙者と元喫煙者、非喫煙者の計約1万6000人の血液標本を対象に行われた。喫煙でDNA表面に変化が生じることを示す研究は既にあったが、今回の研究では影響を受ける遺伝子の種類の多さ、喫煙との相関の強さ、病気のリスクと関連する遺伝子を特定した点で成果があった。
研究を率いた米国立環境衛生科学研究所のステファニー・ロンドン博士によると、サンプル数の多さが成果につながったという。
こうした「痕跡」はDNA表面の化学変化の形を取り、「DNAメチル化」と呼ばれる。遺伝子が機能するかどうかに影響を及ぼすという。
研究チームはゲノム上でメチル化が起きる場所を探し、2600箇所以上で喫煙者と非喫煙者の間に相違があることを確認。その影響は人間の遺伝子の約3分の1に当たる7000以上の遺伝子に及ぶという。
大半のDNA上の変化は禁煙後5年以内に非喫煙者と同じ水準まで戻るが、一部の変化は30年経っても残る。2600箇所以上のうち185箇所で変化の持続が見られたという。
研究チームは、DNAがその人の喫煙歴を詳細に把握するためのツールとなり、心臓病や肺がんといった病気の危険因子を探る研究に役立つと考えている。ロンドン氏は「喫煙が何をもたらすかを理解すれば、それを防止できる可能性はある」と語る。
別の専門家は、喫煙に関連するメチル化の一部は、肺機能や高血圧、循環器系疾患、慢性閉塞肺疾患(COPD)、肺がんなどに関与する遺伝子で見られたと指摘。過去の喫煙による曝露(ばくろ)を特定する正確な新ツールが開発されれば、健康に及ぼす影響予測も改善できるとの見方を示した。
遺伝子にも残るんだ~
中国の世界遺産・万里の長城が大変なことになってしまいました。補修工事により、約8キロにわたる区間が白いコンクリートで“真っ平ら”になってしまったのです
これには中国国内で怒りの声が続出し、「爆破したほうがマシ」など過激な発言が飛び出すほどの事態に。また、中国国内にとどまらず、日本からも「ばかなんじゃないの」「これは『修復』じゃなくて『破壊』でしょ」「ああ、まったいらぺったんこだ」「ダメージジーンズを勝手に縫っちゃうお母さんと同じ発想」「レインボーロードみたい」と怒りやあきれの声があがっています。
あまりの雑な修復に、2012年にスペインで起きたキリストのフレスコ画修復を思い出したという意見も。確かに、近いものを感じます。
地球温暖化が進むと、今世紀末ごろの降雪量は減る一方、北海道や北陸の内陸部では大雪の頻度と規模が増える可能性が高い、とする研究成果を23日、気象庁気象研究所が発表した。大気中の水蒸気量が増え、冬型の気圧配置になると日本海上で雪雲の帯が発達しやすくなるのが理由という。
気象研が行った精密なシミュレーション実験によると、2080年から2100年ごろに気温が今より年平均約3度上昇した場合、日本列島全域で冬季の積算降雪量は減少。だが、10年に1度クラスの大雪に限ると、主に新潟、石川、富山各県の内陸部や長野・岐阜両県の一部、北海道の内陸部で、頻度と1日あたりの降雪量が増えることが判明した。
例えば、豪雪地帯で知られる新潟県津南町付近では、現在10年に1度規模の降雪が4~5年おきに発生する、との予測になったという。
温暖化した場合、日本海の海面温度が上昇し、水蒸気量が増加。ユーラシア大陸から吹く冷たい風が日本海で合流してできる空気の集まり「日本海寒帯気団収束帯」の勢力が強くなり、沿岸部で雨になるが、気温が低い地域で大雪になるという。北海道は、温暖化が進んでも冬季の気温が十分低いことも一因になる、という。