俳優のA氏といえば、今や映画にバラエティーにと引っ張りだこ。気さくな人柄と小気味良いトークが幅広い年齢層にウケている。
「独特なしゃべり方で話す、とっぴなエピソードが面白いと評判です。都市伝説にも通じるなど、好感度は高い。こだわったら、トコトンという性格でもある。趣味も多彩ですよ」(ワイドショー関係者)
そんなA氏が、業界では悪評紛々と聞けば、驚く読者も多いかもしれない。最近どうも様子がおかしいというのだ。出版関係者が言う。
「以前、ある本を出版したんですよ。かなり話題だったので『取材させてほしい』というマスコミからの問い合わせが相次ぎました。もちろん、売り上げにつながるので、出版社側はOK。A氏側にも承諾いただきました。ところが、取材当日になるとA氏がドタキャンするんです。それも一度や二度じゃない。理由?『そういう“気分”じゃないんだよね』と」
不穏な情報はまだある。実は、このA氏は先日、新宿で警察に任意同行を求められていたのだ。
「未明ごろでしょうが。Aがフラフラと挙動不審な様子だったので、警察が職務質問をしたのです。すると、ろれつが回らず、言語不明瞭でした。念のため、任意で同行を求められたらしい。もちろん、クスリを疑われたのですが、結果はシロ。睡眠薬とアルコールしか出なかったといいます」(全国紙の警察担当記者)
結果は問題なかったので、今でも何食わぬ顔でテレビに出演しているが、A氏が警察に検査されたという話は瞬く間に芸能界に広がった。というのも、A氏には根強くシャブ疑惑がささやかれているからだ。芸能プロ関係者がこう明かす。
「逮捕される事案だと、降板や撮り直しを余儀なくされますからね。すると、早急な対応を強いられる。もともとA氏にはそんな噂があったから、話が広がりました。緊張が走りましたよ。何もなくて良かったんですが、本当に勘弁してほしいですね」
A氏に疑惑があるのは、シャブ使用の噂だけではなく、その人脈に説得力がありすぎるからといわれている。
「まず、A氏が師とあおぐ芸能人のB氏は一度クスリ案件で逮捕されており、シャブ疑惑も依然としてあります。そして、B氏の盟友だった有名人のC氏は実際にシャブで逮捕されている。このような人脈ならば取り込まれても何ら不思議ではありませんよ」(同関係者)
今年のクスリ案件としては、田中聖が大麻取締法違反で逮捕されたものの、不起訴処分になったばかり。また、昨年11月に覚醒剤取締法違反で逮捕されたASKAも翌月には不起訴となった。確実に起訴に持ち込みたい警察は本腰を入れているといわれており、今後もA氏への関係者からの熱視線は続きそうだ。




