アムールヒョウ双子の赤ちゃん 旭山動物園、21年ぶり
【旭川】旭川市旭山動物園は17日、雌のアムールヒョウ「ルナ」(5歳)が12日から13日にかけて双子の赤ちゃんを産んだと発表した。同園は1991年に国内初のアムールヒョウの繁殖に成功し、今回は96年以来21年ぶり3度目。
【動画】アムールトラ赤ちゃん、かわいさ2倍 旭山動物園で公開
赤ちゃんは約18時間差で生まれ、2頭とも体長約25センチ、体重約600グラム、性別は不明。元気に母乳を飲んでいるという。父親は2005年から旭山で飼育されているキン(13歳)で、ルナは繁殖のため15年にロシアの動物園から来園した。
一般公開は11月以降の見込み。当面は、2頭が飼育されている産室内を見られるモニターを園内の「もうじゅう館」に設置し、様子を観察することができる。坂東元(げん)園長は「当園の開園50周年の節目にうれしいニュース。元気に育つのを見守ってほしい」と話す。
可愛いな~
釧路市動物園で6月に20年ぶりに生まれたレッサーパンダの赤ちゃんが、灰色の産毛から、胴体などが茶、耳と目の上は白、脚は黒い体毛に生え替わり、レッサーパンダらしい愛らしい姿になってきた。
札幌市円山動物園は27日から、大きな目とゆっくりした動きが特徴の小型のサル、スローロリスの赤ちゃんを公開する。生後1カ月で、時に親から離れて展示スペースを動き回り、愛くるしい姿を見せる。
赤ちゃんは6月22日、雄のムサシと雌のエリス(いずれも年齢不詳)の間に生まれた。
現在の体長は15センチほど。性別が分かるまで1年ほどかかるという。
あと3カ月ほどで離乳する。親の背中につかまったり、1匹で気の赴くままに木登りをしたりして過ごしている。同園の担当者は「赤ちゃんのかわいらしい動きを見てほしい」と話す。
赤ちゃんは6月28日に生まれ、母親のキン(5歳)が出産した箱の中で母乳で育てている。生後9日目に15センチだった体長は8月9日現在、2倍を超える36センチまで伸び体重は955グラム。すくすくと育っているという。性別はまだ不明。公開は秋ごろを予定している。
赤ちゃんが続々