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外来カミキリ

2018-06-09 08:01:13 | 日記

外来カミキリに農家苦慮 佐野、足利の桃など被害 幼虫食害で枯死の可能性も

 

 桃や梅、桜などに寄生し、食害で樹木を衰弱させる外来種の昆虫「クビアカツヤカミキリ」。昨年は佐野、足利両市の桃農家で被害を確認、今年は同市の民家の庭木からも幼虫が見つかるなど、影響が広がりつつある。しかし防除方法は確立しておらず、完全駆除は困難。今月半ば以降は幼虫が成虫へと羽化するピークを迎えるだけに、農家などは対応に苦慮している。

 「これがそうですよ」。5月下旬、佐野市吾妻地区の桃畑。JA佐野果樹部会長の小林靖明(こばやしやすあき)さん(64)が指さしたのは、「フラス」と呼ばれるクビアカツヤカミキリの幼虫のフンが混じった木くずだ。幼虫が食い入った樹木の穴や割れ目などから排出され、幼虫を発見する際の目印にもなる。

 フラスが見つかった桃の木の表皮を剥がすと、幼虫が形成層を食べ進めた形跡が確認された。桃の味や品質に影響はないが、形成層を食べ尽くされると水分などが木全体に届かず、いずれ枯死する可能性があるという。小林さんは「この木は冬に切り倒し、燃やすしかない」と肩を落とす。

 ▲殺虫剤でも不安▼

 幼虫退治には農薬として登録されているノズル式の殺虫剤が有効とされる。しかし、幼虫は木の中を奥まで食べ進めるため、数センチのノズルでは成分が直接届かず、確実に駆除できないのが実情。小林さんも「効いているか不安がある」と明かす。また木を一本ずつ確認するのは農家の負担だ。

 クビアカツヤカミキリは2012年に愛知県で発見されて以降、16年に足利市で県内初確認されるなど、生息域を急拡大。小林さんによると、佐野市吾妻地区では今年に入り、畑で15本以上の桃の木を伐採した農家も出るなど、果樹園への影響が広がりつつある。

 ▲自宅もチェックを▼

 また足利市では4月以降、民家のハナモモで幼虫1匹を確認するなど農家以外への影響も出始めた。同市環境政策課は「場所を選ばず住み着くので、(桃や梅、桜など)自宅の木もチェックし、見つけたら連絡してほしい」とし、市の広報誌で注意喚起を促している。

 影響が拡大する中で、防除方法はいまだ研究段階だ。県農業試験場病理昆虫研究室の福田充(ふくだたかし)室長は「(現状では)食い入った幼虫、成虫を完全駆除するのは困難」と指摘。その上で、農家だけでなく一般家庭に対しても、発見時に確実に駆除したり、成虫が木から出られないよう編み目の細かいネットを木に巻いたりするなどの地道な対策を推奨している。

 同試験場は今月から、佐野市で成虫を捕獲し、有効策の研究を進めている。他の樹木害虫への対応などこれまでの知見を生かし、駆除や産卵抑制の方法を探るという。

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急激に隆起

2018-06-09 07:56:23 | 日記

硫黄島、火山活動で急激に隆起…滑走路にひびも

  • 地面の急激な隆起が続く硫黄島(海上自衛隊提供)
    地面の急激な隆起が続く硫黄島(海上自衛隊提供)
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 太平洋戦争の激戦地・硫黄島(東京都小笠原村)が、火山活動によって急激な速さで隆起を続けている。

 島にある海上自衛隊の航空基地付近では、2017年の1年間だけで約1・2メートル隆起し、滑走路にひびが入るなどの影響が出ている。

 硫黄島は面積約22平方キロの火山島。火山活動は比較的活発で、数年に1度、小規模な水蒸気噴火が起きている。

 国土地理院によると、直近の隆起は2006年頃に始まり、11年頃から加速した。防災科学技術研究所によると、観測が始まった1976年から現在までに約10メートル隆起しているという。地下のマグマが上昇し、地盤を押し上げているとみられる。長期間にわたる隆起のペースとしては世界的にまれという。

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最接近

2018-06-09 07:52:55 | 日記

大型の台風5号:大東島に10日昼すぎ最接近 塩害の恐れも

8日未明、フィリピンの東で台風5号 (マリクシ)が発生した。9日午前3時現在、大型の台風5号は沖縄の南の海上を時速15キロで北に進んでいる。今後発達しながら大東島地方の南海上を北東に進むとみられ、9日昼前から沖縄本島地方が、同昼すぎから大東島地方が風速15メートル以上の強風となる見込み。10日昼すぎから夕方に大東島地方へ最接近する見通しで、進路次第では大東島地方が風速25メートル以上の暴風となる恐れがある。

 中心気圧は994ヘクトパスカル、最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートル。中心から南東側750キロと北西側440キロでは、風速15メートルの強い風が吹いている。

 沖縄地方の沿岸海域はうねりを伴い、大東島地方と沖縄本島地方は9日からしける。大東島地方は10日には大しけとなる見込み。波の高さは大東島地方で5~7メートル、沖縄本島地方で4メートル。沖縄気象台は大東島地方に、高波に警戒するよう呼び掛けている。

 同気象台によると、大東島地方の9日正午から10日正午までの24時間雨量は50ミリ程度と予想。ただ、「少雨状況が解消するまでには至らない」とみている。また風が強く、降水量が少ないと塩害が起きる可能性があるとして、大東島地方と沖縄本島地方に塩害の注意を呼び掛けた。

 台風の影響で、9日に予定していた「第25回金武漁協ハーリー大会」が延期となった。

 

台風5号の進路予想図(気象庁HPから) © Okinawa Times 台風5号の進路予想図(気象庁HPから)
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