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活断層の巣!!

2018-06-19 07:16:45 | 地震

大阪府北部M6.1 震源付近は「活断層の巣」死者3人 負傷者214人

断層
今回の地震の震源周辺には、活断層が複数存在する

 大阪府北部で18日朝に発生したM6.1の地震について、気象庁は2度目の会見を開き、「午後3時までに発生した震度1以上の余震は16回(速報値)」だと述べて、今後1週間程度は最大震度6弱程度の地震に注意するよう呼びかけている。消防庁によると、この地震の影響でこれまでに3人が死亡、大阪府や京都府、兵庫県など2府3県で計214人が負傷している。

 

 消防庁の最新のまとめによると、午後12時15分現在、大阪府では395カ所に避難所が設置され、846人が避難している。

 

 18日午前7時58分にM6.1の地震が発生して以来、午後3時までに観測された震度1以上の地震は計15回、このうち震度2は5回に上る。

 

 気象庁によると、今回の地震の震源周辺には、「有馬-高槻断層帯」が存在している。この断層帯は、高槻市の市街地北部から、神戸市北区の有馬温泉西方に伸びる長さ約55キロの断層で、過去には1596年9月に、京都や堺で1000人以上が死亡した慶長伏見地震(M7.5)が発生した記録があるのみだという。

 

 この活断層の▽北側には、丹波高地から京都盆地にかけて伸びる「三峠(みとけ)・京都西山断層帯」、▽西側には阪神淡路大震災を引き起こした「六甲・淡路島断層帯」が大阪府北西部から兵庫県西宮市を経て淡路島に伸びているほか、▽その南側には大阪平野を南北方向に伸びる「上町断層帯」、さらに▽奈良県との境界近くには「生駒断層帯」と全部で5つの活断層が分布しており、まさに「活断層の巣」だ。

 

 気象庁によると1995年1月以降、今回の地震の震源周辺では、ほぼ定常的な地震活動が観測されており、18日の地震はその南端付近に位置しているという。また、今回の地震から西南西に約60キロ離れた場所では、1995年1月の阪神淡路大震災の震源があり、このときに発生したM7.3の地震では、六甲・淡路島断層帯の一部で地表にズレが生じた。

 

 2016年の熊本地震では、M6.5の地震が発生した二日後に、隣接する別の活断層でより大きな地震が発生した事例もあることから、気象庁は「地震発生から1週間程度、同規模程度の大きな地震が発生するおそれがある」として、引き続き厳重な警戒を呼びかけている。

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地震を起こした震源断層は特定できず...

2018-06-19 07:11:35 | 地震

震源断層は特定できず 複雑な発生メカニズム

 大阪府北部で震度6弱の揺れを観測した地震の発生を受け政府の地震調査委員会は18日、臨時会合を開き今回の地震に関する評価をまとめ公表した。地震を起こした震源断層は特定できず、周辺の活断層帯と「関連した活動である可能性がある」との表現にとどまった。

 会見した平田直委員長は「(発生メカニズムが)非常に複雑で、どの断層に関連しているかを言うのは難しい」と述べた。

 今回の震源周辺は地震を起こすひずみがたまりやすい「ひずみ集中帯」に含まれ、近くには東西に延びる有馬-高槻断層帯のほか、上町、生駒の各断層帯が南北に延びている。

 このうち上町断層帯は震源から西に少し離れているが、地下の断層面は東側に向かって傾斜しており、震源周辺まで延びている可能性があると判断した。

 調査委は、今回の地震がいずれかの活断層帯に関係することは否定できないとしたが、どれか1つを特定するのは困難だという。今回のようにマグニチュード(M)6程度の規模では、断層が地表に明瞭に露出するとは考えにくい。

 調査委が地震のメカニズムを複数の手法で調べたところ、一致しなかった。余震のタイプも活動域の北側は逆断層型、南側は横ずれ断層型で異なっている。平田委員長は「地下にある震源断層のずれ動いた面が、途中で折れ曲がっている可能性がある」と推測する。

 臨時会合は当初予定より1時間ほど延びて3時間近くに及んだ。平田委員長は「候補となる活断層が多くて時間がかかった。注意深く議論した」と話した。

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警戒必要 

2018-06-19 06:42:35 | 地震

南海トラフ地震の前に発生する内陸地震に警戒必要 注目エリアは近畿、中部 専門家対策呼びかけ

東日本大震災から7年、南海トラフ巨大地震の発生が迫っているといわれる中、近畿や関東での内陸地震が懸念されている。「地震の見方」について、東北大学災害科学国際研究所の遠田晋次教授(地震地質学)に聞いた。

 地震は地域の特徴を踏まえて対策を考える必要があります。

 4月9日にマグニチュード(M)6・1の島根県西部地震が起きましたが、山口~出雲は地震帯があり、震度5~6の地震は頻繁に起きます。山陰は、大きな活断層は見つかってませんが、隠れた活断層(伏在断層)も考えられ、最大で平成12年の鳥取県西部地震(M7・3)規模の可能性はあります。中国から京都北部にかけては要警戒地域です。

 内陸地震のとらえ方として2つの見方を提示します。東日本で起こる内陸地震を東日本大震災以降に活発化した「ポスト東日本大震災」と、また、西日本で起こる内陸地震を南海トラフ地震に向け活発化している「プレ南海トラフ地震」ととらえる見方です。

 東日本は大震災の影響で内陸地震が各地で起きています。中でも首都直下地震は大震災以前の1・5~2倍のペースで発生しています。地震の統計では、小さな地震が増えると、大きな地震が起こりやすくなるという傾向があり、首都直下地震は要注意です.

また、地震を起こした活断層のひずみは解放されますが、逆に周囲の断層にしわ寄せがいき、地震を誘発します。阪神大震災後に京都、徳島、和歌山で地震が増えました。大阪の断層は計算上、ひずみはいったん弱まりましたが、阪神大震災から23年も経過したことで、ひずみは戻っているかもしれません。

 西日本の内陸地震は次の南海トラフ巨大地震に向けて活発化しているとみたほうがよいでしょう。経験上、南海トラフ地震の約40~50年ぐらい前から内陸で大地震が増える傾向があります。

 特に都市部は地盤が弱いところが多く、警戒感を高める必要があります。

 いつ地震が起きるのかという予知はできませんが、少なくとも近畿、中部は活断層密集地でありながら、近年大地震が起きておらず、要注意です。

 大地震の前には活断層近辺で地震活動が活発化する傾向があります。小規模の地震が起きている所に、日ごろから注意を払うことが大切です。私は、近畿では山崎断層、大阪北部、京都府南部、和歌山の地震に注目しています。耐震化を施すなど、突然の揺れからどう命を守るかを心がけてほしいと思います。

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一ヶ月前にこんなこんな予報が出ていたらしい・・・・・


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【大阪北部地震】

2018-06-19 06:34:58 | 地震

困惑する訪日客…スーツケース抱えて立ち往生

 大阪府北部地震は、訪日外国人客(インバウンド)の急増で沸く関西を直撃した。近畿一円で公共交通機関が止まり、空港や駅では困惑する外国人の姿が目立った。

 関西国際空港では、滑走路や施設に異常はなく、通常通り運航。ただ、大阪中心部と結ぶ南海電気鉄道とJR西日本の路線が運転を見合わせたほか、リムジンバスも地震直後から一時全路線で運休したため、スーツケースを抱えて立ち往生する外国人らがターミナルにあふれた。

 慣れない地震に動揺したり、正確な情報が知りたい訪日客に向け、南海電鉄は駅員が通訳アプリを備えた専用のタブレット端末で外国人を案内した。京都方面に向かう観光客が多い京阪電気鉄道は、英語版のフェイスブックで運行状況を知らせた。

 旅行の口コミ情報を掲載し、訪日客の閲覧が多いウェブサイト「トリップアドバイザー」では、「京都から東京に行って飛行機に乗らなくてはならないのだが、新幹線はいつ再開するのか」「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)に行きたいのだが、やっているのか」などの書き込みが相次いだ。

 これに対して、「落ち着いて。電話をむやみにかけないで。輸送機関はすぐに再開するはず」と呼びかける声が寄せられた。

 大阪観光局は旅行者向けに英語や中国語、韓国語などに24時間対応する多言語コールセンター「大阪コールセンター」を開設。スペイン語やポルトガル語なども一部の時間で対応している。

■ホテル、キャンセル相次ぐ

 普段は多くの観光客でにぎわう大阪市や京都市のホテルでは、地震の影響により、宿泊予約のキャンセルが出た。

 大阪市内のあるホテルでは、地震発生後、約50室分の宿泊予約が取り消された。さらに19日以降に入っていたアジア方面からの団体客で数件のキャンセルがあった。

 別の京都のホテルでは約50室分の宿泊、レストランで約150人分の予約がキャンセルされた。一方で「交通網の混乱で京都から動けない」との事情から、新たな宿泊予約も入った。

 地震が起きた18日は月曜日で、宿泊業界では閑散日にあたる。週末に比べて、勤務予定の人員が少ないうえ、鉄道の運休などにより出勤できない従業員が相次ぎ、サービスの一部を取りやめたホテルもあった。レストランのランチ時間帯の休業や、新規の宿泊予約の停止などを余儀なくされた。

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