カナダ上空に「青いオーロラ」出現!太陽風の影響が早くも?
北極圏や南極で見られるオーロラは通常、上空の大気に含まれる酸素などの粒子の影響で、緑色やピンク色をしていることで知られるが、カナダ上空では最近、風変わりな青いオーロラが出現している。太陽から噴き出したコロナガスが起こした太陽風によって、地球の磁場に乱れが起きている証拠だという。
珍しい青いオーロラが観測されたのは、カナダ西部アルバータ州のカルガリー郊外。ハーラン・トーマス(Harlan Thomas)さんは今月11日未明、黄金色に輝く地平線の上に青いオーロラが広がるのに気づき、あわててカメラを構えた。
オーロラは普通「緑」と「ピンク」
ハザードラボでは13日、太陽の黒点周辺で大量のプラズマが放出される爆発現象(コロナ質量放出=CME)が発生したことから、数日以内に太陽風が地球の磁気圏に到達する可能性があると報じたばかり。
しかし、11日に観測されたオーロラの原因は今月6日にあいついだCクラスの太陽フレアが原因と見られており、このときの太陽風が日本時間の11日未明に到来。磁気圏の乱れを引き起こし、青いオーロラを生み出したという。
情報通信研究機構(NICT)の宇宙天気予報センターなどによると、14日現在、太陽風の速度は秒速540キロと速く、磁気圏の活動も非常に活発になっているという。 あす(15日)からあさってにかけては、13日のCMEによる影響が到来する可能性があることから、新たに磁気嵐が起こる見通しだ。