天皇即位記念「1万円金貨と500円玉」を発行
新しい天皇陛下の即位を記念して、財務省は今年10月、純金製の1万円金貨と500円銅貨を発行する。発行枚数は金貨が5万枚、銅貨が500万枚を予定している。
発表によると、1万円金貨は直径28ミリ、重さ20グラムの純金製で、表面には「鳳凰と瑞雲」、裏面には菊花紋章と天皇と皇后のシンボルマーク(お印)である梓(あずさ)の木とハマナスの花をあしらってある。
一方、500円玉のほうは直径26.5ミリで、偽造防止用に中心部分とそのまわりをリング状に取り囲む金属が異なる特殊な製法(バイカラー・クラッド技術)で作られたもの。表面は皇位継承のための即位の礼に使われる「高御座(たかみくら)」という玉座をモチーフにし、裏面は金貨と同じデザイン。
1万円金貨の販売価格は税込14万555円で、今年7月11日から通信販売の申し込みを開始し、10月以降の商品発送になる。500円玉のほうは、今年10月から金融機関の窓口で額面価格による引き換えを行う予定だ。お忘れなく。