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大型台風5号

2019-07-19 07:34:24 | 日記

大型台風5号 石垣島に接近中「西〜東日本でも大雨のおそれ」

台風
台風5号の進路予測(気象庁)

 

 気象庁によると、18日午前9時現在、大型の台風5号は石垣島に向かって北上を続けている。このため沖縄地方ではあさって20日にかけて海は大しけ、西日本から東日本でも大雨が降るおそれがあるため、気象庁が注意を呼びかけている。

 

 台風5号の9時現在の中心気圧は990ヘクトパスカル、最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルで、中心から半径650キロ以内では風速15メートル以上の強風が吹いている。

 

 台風の中心は今夜9時には石垣島の北に達する見通しで、24時間後のあす朝には東シナ海に抜けると予想される。

梅雨前線と台風

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台風5号の進行方向には梅雨前線が控えている(気象庁の天気図)

 

 来週21日には朝鮮半島付近に到達すると予想されるが、台風の進行方向には、梅雨前線が西日本から東北南部にかけて停滞を続ける見込みで、西日本から東日本では大雨が降り続く可能性が高まっている。

 

 沖縄地方では台風の接近に伴って、20日にかけて大気の状態が非常に不安定となり、非常に激しい雷雨のおそれがある。また西日本から東日本でも、大雨が予想されることから、引き続き最新情報に注意してほしい。

 

過去の台風との進路比較

過去
過去の台風との進路比較。9219は1992年台風19号、9413は1994年13号(防災科学技術研究所)

 

 あす朝までの24時間に予想される雨量は、多いところで、▽沖縄地方200ミリ、▽北陸地方120ミリ、▽東海地方100ミリ、▽中国地方90ミリ。その後、20日朝までの24時間では、▽沖縄・北陸・東海地方100〜200ミリ、▽中国地方100〜150ミリ、▽近畿地方50〜100ミリ。

 

 一方、防災科学技術研究所は、今回の台風5号の進路について、1992年の19号と1994年の台風13号と似ていると分析。このうち、1992年の19号は朝鮮半島を経て、日本海で温帯低気圧に変わった後に、北海道を通過し、各地で負傷者8人を出したと報告されている。