ジャニーズで「スキャンダル続出」のウラ
ジャニーズ事務所が大プッシュしている「Hey! Say! JUMP」のスキャンダルが続発しており、「ジャニーズ凋落」が危惧されていると「デイリーニュースオンライン」が報じた。「週刊女性」によってメンバーの伊野尾慧がシンガポールの高級ホテルでセクシー女優の明日花キララと「密会」していたと報じられ、「東京スポーツ」では「超人気グループ」として、メンバーによる「少女妊娠騒動」に関係していると疑われ、さらに、メンバーの中島裕翔と女優・吉田羊の熱愛騒動もあり、スキャンダルまみれのイメージが定着。一時期はドラマでもバラエティでもジャニーズタレントばかりだったが、「『ジャニーズは視聴率が取れる』という時代は過去のものになり、局側がペコペコしなければいけない状況ではない」と芸能関係者が解説。ジャニーズによる「男性アイドル市場独占」は完全に崩れている。
ジャニーズ事務所の実権はジャニー喜多川社長(84)ではなく、姉のメリー喜多川副社長(89)が握っていることがSMAP解散騒動であらわになったが、メリー氏は12月に迎える90歳の誕生日を機に「引退」するといわれている。ジャニー氏も高齢のため、来年早々にもメリー氏の娘であるジュリー氏が新社長に就任するのが規定路線だ。
だが、この社長交代には大きな不安要素があるという。
「メリー氏はテレビ局が自分の意向に沿わないことをしたなら『それならウチのタレントは出しません』が決まり文句。その剛腕ぶりによって局を従わせ、業界内の影響力は絶大でした。しかし、娘のジュリー氏は業界内であまり手腕が評価されておらず、母親の威光に頼っていた部分が大きい。局が恐れているのはあくまでメリー氏でしたから、ジュリー体制に完全移行すれば今まで平身低頭だった局サイドも態度を変えてくるでしょう」(テレビ局関係者)
また、くしくもメリー氏の誕生日と時期が重なったSMAP解散も影響力低下に拍車をかけそうだ。
「SMAPが解散に追い込まれたことについては、メンバーに同情的で事務所のやり方に反発しているスタッフが多い。局サイドとしても視聴率を取ってくれるのは事務所ではなくメンバーであり、ジャニーズなら誰でもいいというわけではない。年末のSMAP解散と来年に予想されている社長交代をきっかけに業界内のパワーバランスが激変する可能性が高い」(前同)
ジャニーズに詳しい芸能記者からは「SMAP解散と社長交代がジャニーズ事務所の命取りになる」という声も漏れている。ついに「ジャニーズ帝国」の牙城が崩れるのか、年末からの動きが大きく影響しそうだ。
時代は変わる