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大型ハリケーン「ハービー」

2017-08-30 08:14:26 | 日記

ハリケーン、3万人超避難へ=今後も大雨、被害拡大懸念

大型ハリケーン「ハービー」の米テキサス州上陸に伴う大雨で、連邦緊急事態管理庁(FEMA)は28日、3万人以上が一時避難の必要があると発表した。当局は28日も被害の確認や救助活動を継続。ハービーは既に熱帯低気圧に変わったが、今後も数日間にわたって雨が降り続く見通しで、被害拡大への懸念が強まっている。

〔写真特集〕米テキサスで大洪水~ハリケーン「ハービー」が熱帯低気圧に~

 米メディアによると、これまでに2人の死亡が確認された。死者5人との報道もある。トランプ大統領は29日、テキサス州を訪問する。
 洪水に見舞われた全米第4の都市ヒューストンでは自宅などに取り残された住民の救助が続いている。ヒューストンでは250本以上の道路が冠水し、通行できなくなった。当局はヘリコプターや500そう以上のボートを出動させ、これまでに2000人以上を救助。一方、避難者は約5500人に上っている。道路が通行できないため、当局は住民に外出を控えるよう呼び掛け、住民は屋根や高層階に避難し、救助を待った。
 テキサス州沿岸部に集中する製油施設は、ハービーで一部が操業停止を余儀なくされた。また、道路冠水の影響で移動が困難になっており、週明けの企業活動や物流への影響も懸念される。
 気象当局によると、ハービーは28日、テキサス州からいったんメキシコ湾に抜け、再び同州に上陸する見通し。週後半まで同州やルイジアナ州で大雨が降ると予測されている。トランプ大統領はルイジアナ州での非常事態を宣言した。

こんなにひどい状況なのになぜ、ニュースが少ないのでしょ~

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殺し合いの衝撃的結末とは!?

2017-08-30 08:05:01 | 日記

北朝鮮のミサイル発射→2017年に第三次世界大戦勃発はノストラダムスが予言していた!! 「27年続く」殺し合いの衝撃的結末とは!?

 

 中世ヨーロッパに登場した希代の大予言者・ノストラダムの予言集に“2017年予言”があったことが報告されている。その予言によればなんと、2017年中に第三次世界大戦が勃発するというのだ。今月29日にも北朝鮮のミサイルが日本上空を通過するなど、東アジアを取り巻く安全保障情勢がますます不安定化する中、果たしてこの予言は的中してしまうのだろうか?


北朝鮮による2度のミサイル攻撃で第三次世界大戦勃発?

 ノストラダムス研究家で作家のアショク・K・シャーマ氏によると、ノストラダムスの予言集の中に2017年に起きる出来事を暗示している詩がいくつかあるという。

ww3thisyear1.JPG
Express」の記事より

 まずは今年1月に発足したアメリカ・トランプ政権の登場だ。ノストラダムスの詩にはよく「トランペット」という言葉が登場するのだが、これこそがまさにトランプ大統領を指しているという。

 トランペット(トランプ)は大きな仲たがいで揺れ動いている。ある合意が破棄される。顔が天国を見上げる。血塗られた口は血の海で泳ぐだろう。牛乳とハチミツで清められた顔が地面に横たわる。

英訳文:The trumpet shakes with great discord. An agreement broken: lifting the face to heaven: the bloody mouth will swim with blood; the face anointed with milk and honey lies on the ground.

 これは今、バランスを失いかけて揺れ動くトランプ政権と国際情勢を暗示した詩であるという。そして欧米、とりわけアメリカが弱体化していることを指摘しているというのだ。続いて戦争に関するものの中で最も重要な詩が下記だ。

 2回打ち上げて2回落とすと、東は西を弱めるだろう。海で繰り広げられたいくつかの戦闘の後、その敵は肝心な場面で失敗するだろう。

英訳文:Twice put up and twice cast down, the East will also weaken the West. Its adversary after several battles chased by sea will fail at time of need.

 シャーマ氏はこの詩が示しているのは、現在の世界情勢の地政学的状況であるという。東が西を弱めているというのは、アジア勢力が欧米を弱体化させていることであり、おそらく2回の攻撃がさらに欧米の軍事力を損なうものになるというのだ。

 これはつまり、北朝鮮ミサイル攻撃や、中国海軍の南シナ海における軍事衝突などを示唆し、これが年内の第三次世界大戦勃発につながると考えられるという。しかしながら予言を締めくくる言葉は「肝心な場面で失敗する」とあり、シャーマ氏によれば中国の海洋進出の野望が挫折に終わることを示しているということだ。また英紙「Express」の記事によれば、年内にも始まるこの第三次世界大戦は、なんと27年間も続くというのだ。

 北朝鮮によるICBM(大陸間弾道弾)と思われる一連のミサイル発射実験はなおやむ気配はなく、グアム沿岸にも落下させると北朝鮮側が豪語しているのはご存じの通りだ。これに対してアメリカのトランプ大統領は事が起きれば炎と憤怒(fire and fury)で応じることを表明している。

 なんとも不気味な予言だが、現在の緊張が高まる国際情勢に鑑みれば見当外れなものではないことも明らかだろう。しかしながら、詩の解釈そのものが適切なものであるのかどうか、異論や議論の余地はじゅうぶんにあることも事実だ。

2017年ロンドンテロ事件も予言

 第三次世界大戦だけではない。ノストラダムスの2017年予言には、すでに的中したロンドンテロをはじめ、世界情勢のターニングポイントといえるものにもなるような予言も残されているという。まずは6月のロンドンテロの予言が下記だ。

 偉大な男は、雷鳴によってその日に打ち倒されるだろう。嘆願書の持参人によって予告された邪悪な行為だ。見込みによれば別件は夜に起きる。ランス(フランス)とロンドンでの闘争と、トスカーナ(イタリア)での疫病だ。

英訳文:The great man will be struck down in the day by a thunderbolt. An evil deed, foretold by the bearer of a petition. According to the prediction another falls at night time. Conflict at Reims, London, and pestilence in Tuscany.

「ロンドンでの闘争」というのは確かに6月のロンドンでのテロを彷彿させる。不気味なのはフランス・ランスとイタリア・トスカーナの地名があがっている点だ。そして疫病(pestilence)という言葉も気になる。今後年末までの間に、双方の地域で何か悪いことが起きないことを願いたいものだ。

 そしてこうした人災だけでなく、ノストラダムスの2017年予言には深刻な気象変動を指し示すものもあるという。

 これから40年間虹は見られなくなり、これから40年間毎日見られる光景が出現する。乾燥した大地はさらに干上がり、時折大洪水に見舞われる。

英訳文:For forty years the rainbow will not be seen. For forty years it will be seen every day. The dry earth grow more parched, and there will be great floods when it is seen.

ww3thisyear4.JPG

 画像は「YouTube」より

 この詩はまさに2017年から本格化する気象変動を指し示しているという。日本各地でもこれまでには見られなかった局地的豪雨や雷、ひょうなどが相次いでいるが、それもそのはず、この予言によれば今年を境に地球の気象は完全に変わってしまったことになるのだ。

 何かと不気味で絶望的なものばかりのノストラダムス2017年予言だが、もちろんどう解釈するかは人それぞれだろう。早いもので今年もあと4カ月あまりとなったが、いろんな意味で気を引き締めて残りの日々を過ごすことが求められているのかもしれない。

今のうちに好きなものたくさん食べておきます。心残りのないように

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『エゼキエル書』とは?

2017-08-30 07:47:56 | 日記

2500年前の“ユダヤ最高の預言書”が北朝鮮のミサイル発射を予言していた! ユダヤ教指導者も断言「コリアが世界を滅ぼす!」

 29日早朝、北朝鮮が発射したミサイル1発が北海道上空を通過、北太平洋上に落下した。これに対し、安倍首相は、「政府としてはミサイル発射直後からミサイルの動きを完全に把握」していたとコメント。撃墜対応はされなかった。現在まで、船舶や飛行機などへの被害は確認されていない。北朝鮮は、26日にも短距離ミサイル3発を発射、挑発行為を繰り返している。

 打ち上げるごとに精度が高まる北朝鮮のミサイル。北朝鮮はアメリカに対して、「軍事的な圧力や制裁を加えるならば対抗する」と強気の姿勢を見せてトランプ政権を挑発した。北朝鮮のミサイルはすでにアメリカも射程圏内におさめているため、もはや彼らに怖いものはない。今、北朝鮮は本格的に戦争をおっぱじめる気でいるのかもしれない。

 そして、今回ご紹介するのが、この状況を“2500年以上”も前に予言していた『エゼキエル書』である。旧約聖書には、『イザヤ書』、『エレミヤ書』、『エゼキエル書』という3大預言書があるが、なかでも『エゼキエル書』には、ユダヤ最高の秘密預言が収められていると言われている。それでは、『エゼキエル書』に記された大預言を具体的に見ていこう。


■『エゼキエル書』とは?

【戦慄】2500年前のユダヤ最高の預言書が北朝鮮のミサイル発射を予言していた! ユダヤ教指導者も断言「コリアが世界を滅ぼす!」の画像2
エゼキエルの幻視「Wikipedia」より引用

 紀元前6世紀頃のユダヤ人の預言者エゼキエルの預言がまとめられたものである。エゼキエルは、ソロモン王の死後、イスラエルが南北に分かれて以降に生まれた。北王国イスラエルは、アッシリアによって、前722年に滅ぼされた。その後、小国である南王国ユダは周辺大国の争いに巻き込まれたのである。

 このように、エゼキエルは「ユダヤ人の試練の時代」といわれる「バビロン捕囚期」に活躍した預言者であり、今日までイスラエル再建を預言した1人として「ユダヤ最高の預言者」として称えられている。

 前597年、王国ユダに住んでいたエゼキエルはイスラエルの民と共に、バビロンに捕囚された。祭司の子であったエゼキエルは、自身も祭司を務めており、それなりの地位も与えられていたという。エゼキエルは、バビロニア国内のテルアビブ(捕囚の地)に移住させられて住居を構えていた。

 捕囚となって約5年後、エゼキエルはケバル川のほとりで啓示を受ける。エゼキエルが見た神からの啓示、それはまさに地球外生命体とのコンタクトのように神秘的なものであった……。彼の見たビジョンは次のようなものである。

・一陣の風が北から吹き抜けたかと思うと光り輝く雲と炎の中に光り輝く。
・4つの人間のような姿をした生き物があらわれた。
・4つの生き物はいずれも、4つの顔と、4つの翼を持ち、その足はまっすぐに伸びていた。
・4つの顔の配置は、正面が人間のような顔、右に獅子の顔、左に牛の顔、後ろにワシの顔となっており、稲妻のように飛び回っていた。
・4つの生き物の傍らには、輝く車輪がり、一緒に飛んでいた。

 このビジョンを読み解いたNASA(米航空宇宙局)の科学者であったジョーゼフ・ブラムリッチは、「エゼキエルが見た物は別惑星から来た宇宙船UFO」、「4つの生き物」の正体は「4本脚を持つ宇宙船」と解釈しているが、当のエゼキエルは、この不思議なビジョンを、「神が見せた幻である」と表現。

「神はイスラエルの民が偶像崇拝(異教の神)に溺れ、すっかり堕落している様子を怒っている」と伝えた。そして、神はエゼキエルに「私に変わって彼らに警告しなさい」と命令したのだった。その時、30歳だったエゼキエルは、人々に神の声を伝える預言者としての道を歩むことを決意したのである。

 さらに、エゼキエルは神よりイスラエル滅亡の預言を受ける。神は、「民の背信行為を怒り嘆き民に罰を与える」とも預言していたのだ。そしてその預言通り、前586年、エルサレムは新バビロニアによって陥落。ユダ王国最後の王ゼデキヤは、バビロン軍に捉えられ目の前で王子を殺害され、自らも両目をえぐられてしまったのであった。こうしてユダ王国は滅亡したのである……。

恐るべき最高機密預言

 滅亡したユダ王国。しかし、エゼキエルは「滅びた後、イスラエルは再建する」と預言しているが、再建の前に人々は試練を受けなければならないとも預言していた。

『エゼキエル書』のなかでも最も重要な預言とされるのが、38章に描かれている世界の終末預言である。

「ゴグがイスラエルの地に攻め入る日に、私の憤りは激しく燃え上がる。必ずその日に、イスラエルの地に大地震は起きる。海の魚、空の鳥、野の獣、地の上を這うすべてのもの、および地上のすべての人間は震え上がる。山々は裂け、がけは崩れ、城壁はことごとく崩壊する。私はすべての山の上で、ゴグに向かって剣を呼び寄せる。人はおのおの、剣をその兄弟に向ける。私は疫病と流血によって彼らを裁く。私は彼とその軍勢、また、彼と共にいる多くの民の上に豪雨、雹、火、硫黄を注ぐ」(38章18~22)

 このイスラエルの地に攻め入る「ゴグ」とは、神に逆らう勢力であり、強力な軍隊ともされ、「ゴグ」が人類を破滅に導く最終戦争の鍵となることが示唆されている。


■ゴグの正体は北朝鮮!?

 では一体「ゴグ」とは何なのか?

 何と今から23年前に、イスラエルの宗教指導者レヴィ・サーディア・ナチマーニー師が、北朝鮮による最終戦争が引き起こされることを予言していたのである。ナチマーニー師は、過去に1967年の第三次中東戦争と 1973年の第四次中東戦争を的中させたことからその予言には非常に信憑性があるのだ。ナチマーニー師は、1994年に他界しているが、You Tubeで彼が残した言葉を今でも聞くことができる。

「コリア!」と叫ぶナチマーニー師

【戦慄】2500年前のユダヤ最高の預言書が北朝鮮のミサイル発射を予言していた! ユダヤ教指導者も断言「コリアが世界を滅ぼす!」の画像3

画像は「YouTube」より引用

【戦慄】2500年前のユダヤ最高の預言書が北朝鮮のミサイル発射を予言していた! ユダヤ教指導者も断言「コリアが世界を滅ぼす!」の画像4

画像は「YouTube」より引用

 ナチマーニー師は亡くなる1カ月前の演説において、イスラエルの未来の脅威は、ペルシア(イラン)でも、バビロン(イラク)でも、カダフィ(リビア)でもなく、「コリアだ!」とハッキリ述べている。さらに「ソウルがイスラエルにやって来る」と言っているのだ。1994年の北朝鮮は今のような世界的な脅威ではなかった。にもかかわらず、ナチマーニー師はその危険性をズバリ予言していたのだ。

 つまり、『エゼキエル書』にある最終予言「エルサレムに攻め入る逆神勢力ゴグ」とはナチマーニー師の予言する「北朝鮮」ということになる。これについて、ユダヤ教の終末論を研究しているイスラエルのブロガー、ドヴ・バル・レイブ氏は、ナチマーニー師の予言について「北朝鮮が韓国の首都ソウルを核攻撃し、征服。北朝鮮の配下にあるソウルがイスラエルを攻撃する」と読み解いたのである。

■世界は北朝鮮に支配される!?

 今後、北朝鮮が、世界で信者が最も多いキリスト教の聖地エルサレムを破壊し、完全なる金正恩独裁体制を確立して世界征服を目論んでいる可能性は否定できない。ちなみに、エゼキエルが神の啓示で見たUFOを「4本脚を持つ宇宙船」として考えた想像図がさまざまな人によって描かれている。

【戦慄】2500年前のユダヤ最高の預言書が北朝鮮のミサイル発射を予言していた! ユダヤ教指導者も断言「コリアが世界を滅ぼす!」の画像5

画像は「ATS」より引用

 

 北朝鮮がエルサレムに攻め入る時こそ、エゼキエルが見たUFOが現れて、人類は未知との遭遇を果たすのかもしれない。

怖~い

 

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日本上空を通過

2017-08-29 08:50:02 | 日記

北朝鮮が弾道ミサイルを発射 日本上空を通過 菅官房長官「これまでにない深刻かつ重大な脅威」

8月15日、北朝鮮の労働新聞が掲載した、朝鮮人民軍戦略軍司令部を視察する金正恩朝鮮労働党委員長(中央)の写真(コリアメディア提供・共同)8月15日、北朝鮮の労働新聞が掲載した、朝鮮人民軍戦略軍司令部を視察する金正恩朝鮮労働党委員長(中央)
政府は29日午前、全国瞬時警報システム(Jアラート)で、北朝鮮のミサイルが日本列島の上空を通過したもようだと速報した。

 政府関係者によると、同日午前5時58分頃、北朝鮮の西岸から北東に向けてミサイル1発が発射され、6時6分頃に北海道の上空を通過、6時12分に襟裳岬の東方約1180キロの太平洋上に落下したとみられる。

 今のところ、落下物などによる被害は確認されていない。自衛隊法に基づく破壊措置は実施しなかった。

 Jアラートの警戒情報が出されたのは北海道、青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島、茨城、栃木、群馬、新潟、長野の12道県。

 「ミサイル通過。ミサイル通過。先程、この地域の上空をミサイルが通過した模様です。不審な物を発見した場合には、決して近寄らず直ちに警察や消防などに連絡して下さい」とした。

 政府は首相官邸対策室に、関係省庁の担当者をメンバーとする緊急参集チームを招集した。安倍晋三首相は記者団に対し、「北朝鮮の弾道ミサイルがわが国の上空を通過した模様だ。直ちに情報収集と分析を行う。国民の生命をしっかり守っていくために、万全を期す」と述べた。

北朝鮮が弾道ミサイルを発射 日本上空を通過 菅官房長官「これまでにない深刻かつ重大な脅威」

また菅義偉官房長官は同日の臨時記者会見で「これまでにない深刻かつ重大な脅威だ」と述べた。

 ミサイル発射の情報を受け、JR東日本は東北、上陸、北陸の各新幹線とミサイル発射情報の対象となった地域の在来線の全線で安全確認のため一時運転を見合わせた。

 日本航空と全日空にると、空の便は国内線、国際線とも運行への影響はないという。

緊急アラートで目が覚めました。

恐ろしい・・・・・・

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長期生存もたらす未来

2017-08-29 08:42:24 | 日記

FDAが「がんは慢性疾患」と宣言!? がん免疫療法が長期生存もたらす未来がそこに……

 
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がん免疫療法が人類に勝利をもたらす!?

 近年、がん免疫療法への関心が高い。なかでも、効果が明らかな「免疫チェックポイント阻害薬」(オプジーボ、キイトルーダなど)がその注目を集めている。

 そのような中、7月27~29日に『第15回日本臨床腫瘍学術集会』が開催された。がん治療の最新知見が集まるこの学会に参加した、昭和大学臨床免疫腫瘍学講座の角田卓也教授は次のように語る。

 「がん免疫療法、特に免疫チェックポイント阻害剤への理解が浸透してきていると感じました。最初の保険適用から2年、がん治療の分野に大きなインパクトを与えているのは間違いありません」

 「劇的な効果をもたらす症例も経験し、従来の抗がん剤と違う特有の副作用に戸惑っていた腫瘍内科医も慣れてきた印象をもちました。免疫チェックポイント阻害剤のもつ<真の有用性>の報告が待たれます」

 30年以上、がん免疫療法を研究してきた角田教授は、「がん治療のパラダイムシフトが始まっています。<死に至る病>だったがんが、糖尿病や高血圧のような慢性疾患になるのです」と断言する。

 一方で、「どのような患者さんに有用なのか――という決め手には欠けており、今後の研究に期待したい」という。

ほかの薬剤との併用でさらに大きな効果が

 免疫チェックポイント阻害剤の臨床効果をさらにアップする試みは、すでにスタートしている。ほかの薬剤との併用療法の臨床試験も始まっている。今後はその成果に期待が寄せられているのだ。

 「米国で進行中の臨床試験の報告では、頭頚部がんにおいて、免疫チェックポイント阻害剤だけでは奏効率20%程度が、IDO阻害剤(腫瘍局所の免疫抑制状態を改善する酵素阻害剤)との併用で40%まで上昇していることが紹介されました」

 免疫チェックポイント阻害剤は、今年9月には胃がんにも保険適用される可能性が高い。今や免疫療法抜きでは、がん治療を語ることができなくなっている。角田教授は、長期生存を達成できるがん免疫療法はがん患者の大きな福音だという。

 「がん免疫療法は、世界で800以上の臨床試験が進められている。私たち医療従事者は、患者さんのために常に新しい情報、知識を収集していく必要がある」

FDAが「がんに勝利」宣言をする日

 がん免疫療法は、年内には「CAR-T療法」が米国食品医薬品局(FDA)で承認され、2018~2019年には欧州医薬品庁(EMA)、医薬品医療機器総合機構(PMDA)で承認の見込みだという。

 角田教授によれば「2020年には、免疫チェックポイント阻害剤の保険適用の対象となるがん患者さんが全がんの9割を超えるでしょう。複合免疫療法も国際共同治験が進行しており、FDA、EMA、PMDAで承認されるはず。外科手術の前からがん免疫療法を取り入れることで治療成績もさらに向上することが見込めます」という。

 そして、「25年には長期生存者が50%を超え、さらに将来、半数以上のがん種で、進行がん(ステージIV)でも長期生存者が8割を超え、FDAが<がんはもはや死に至る病ではない。慢性疾患に分類される>と宣言する日が来るでしょう」と期待を寄せた。

がん免疫療法が<がん難民>を救う!?

 一方で、同じがん免疫療法として、改めて注視されているのが「ペプチドワクチン療法」だ。患者の立場で情報を発出している「市民のためのがん治療の会」の代表である會田昭一郎氏は、<がんとの共存>についてこう話す。

 「3大療法に行き詰まった<がん難民>に対して、『市民のためのがんペプチドワクチンの会』を立ち上げて勉強会や研究支援活動を行ってきた。いま脚光を浴びている免疫チックポイント阻害剤にも、高額な薬価、重篤な副作用、奏効率などの課題はある」

 「神奈川県立がんセンターは2014年、がんワクチンセンターを設立し、がんワクチン療法の臨床効果を科学的に証明するために治験(臨床試験)・先進医療を実施している。(http://kcch.kanagawa-pho.jp/outpatient/vaccine.html)

 「患者にとっては、がんが消えるか消えないかは二の次で、普通の生活ができれば、がんとの共存は許せる問題ではないでしょうか」

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